群馬の産直 館林農産物直売所ぽんぽこ 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

群馬県館林市にある「JA邑楽館林 農産物直売所 ぽんぽこ」は、2008年に開業した大型店舗。開業後は全国からJA関係者が視察に訪れ、その後各地で建設された大型産直ショップのモデルとなった直売所の一つです。

100台以上を収容する広い来店者用駐車場があり、身障者用駐車スペースが用意されています。

館林農産物直売所ぽんぽこ

身障者用駐車スペースは4台分あります。

館林農産物直売所ぽんぽこ

駐車場と店舗エントランスの間が施設内の車道なので、車に注意して店舗に向かいます。

館林農産物直売所ぽんぽこ

施設内の路面は段差のないバリアフリー構造。2008年の施設としては、先駆的な設計です。

農産物直売所ぽんぽこ

バリアフリートイレは、直売所棟と屋根つながりのトイレ棟内にあります。スペースはやや狭い個室ですが、普通サイズの車椅子は入ります。ウォシュレット付き便器が備えられています。

農産物直売所ぽんぽこ

農産物直売所店舗の出入口は2か所で、フラットな床面の自動ドアです。

農産物直売所ぽんぽこ

園芸品売り場が別にあります。出入口付近は木工品の売り場です。

農産物直売所ぽんぽこ

直売所の店内通路は車椅子が通行できる幅を確保。レジ周りのスペースも余裕があり、車椅子で買い物ができます。野菜・果物コーナーが中心で、総菜と切り花コーナーにも多くのスペースをつかっています。他に肉、魚、豆腐、味噌コーナーなどがあり、様々なジャンルの地元の美味しいものと出会えます。車椅子での買い物をお薦めできる、品数豊富でボリューム感のある充実した農産物直売所です。

関東圏にあるバリアフリーな農産物直売所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年11月に加筆修正しました)

群馬の名刹 大光院 呑龍様 車椅子お参りガイド バリアフリー情報

群馬県太田市金山町にある、徳川家康の命で1613年に創建された浄土宗の大寺院です。開山にあたり芝増上寺から呑龍上人が迎えられました。当時は捨て子や子供の間引きなどの非道が横行していた時代。呑龍上人は捨て子や貧しい人々の子供を、弟子という名目で寺に受け入れ、寺の費用で養育しました。このため「子育て呑龍」と尊敬され、現在でも安産・子育祈願の名刹として信仰されています。

大光院 呑龍様

車椅子でお参りをして確認した、現地のバリアフリー状況です。

アクセスは車が便利です。境内の横に参拝者用の未舗装路面駐車場があります。路面はかなり荒れています。駐車区画は線引きされていません。車椅子利用者は、なるべく出入口に近い、デコボコの少ない場所に車を停めることをお薦めします。

大光院 呑龍様

駐車場から舗装路を通り境内に向かいます。ここは車椅子で問題なく移動できます。

大光院 呑龍様

その途中の公園エリアに公衆トイレがあり、バリアフリートイレが用意されています。

大光院 呑龍様

開山堂がみえる地点までくると、その先は未舗装路面の境内。車椅子では通行が辛い、砂利路面の境内です。なるべく砂利が薄い場所を選び、境内の奥へ車椅子で何とか移動できました。

大光院 呑龍様

山門からの参道は、フラットですが車椅子に衝撃がくるゴツゴツの石畳です。

大光院 呑龍様

参道の途中に手水舎があります。段差構造のため車椅子で近づくのは困難です。苦し気な表情の4人が水桶を支えています。

大光院 呑龍様

手水舎の中に、立派な記号が掲げられています。

大光院 呑龍様

ゴツゴツ参道は本堂まで一直線に続きます。

大光院 呑龍様

本堂と開山堂は、趣のある渡り廊下でつながっています。一般参拝客は渡ることができません。

呑龍上人が祀られる開山堂へも、ゴツゴツ参道が伸びています。無理をして車椅子で進めば、段の下からになりますが、開山堂にお参りができます。

大光院 呑龍様

境内にある大迫力の「臥龍松」。砂利路面を無理して進めば、車椅子で近づけます。

大光院 呑龍様

大きな梵鐘と銀杏の大木。ここにも頑張れば車椅子で近づけます。

大光院 呑龍様

境内はバリアフリーではありませんが、大光院、呑龍様の開山堂は、少し無理をすれば車椅子でお参りが出来ないことはありません。

太田市郊外にある日本百名城「金山城」を紹介する無料公開施設「金山城跡ガイダンス施設」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年10月に執筆しました)

日本百名城 金山城跡ガイダンス施設 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県太田市郊外にある日本百名城「金山城」を紹介する無料公開施設です。金山城は部分的に復元されていいますが、段差、アップダウン、長距離移動などの問題があり、車椅子での見学、散策は無理のない範囲に限られます。「太田市立史跡金山城跡ガイダンス施設」は、車椅子で見学ができるバリアフリー仕様。設計は隈研吾氏です。

太田駅から徒歩40分の案内。金山城の中腹に建てらえた施設で、アクセスは車が便利です。

ガイダンス施設前の駐車場は普通車用10台、身障者用1台の駐車区画があります。収容台数が少ないので、今回取材時は駐車場の空き待ちが発生していました。徒歩圏に市営の無料駐車場が複数ありますが、そこからのルートはアップダウンがきついので、車椅子利用者は施設前駐車場の利用をお薦めします。

金山城跡ガイダンス施設

施設は傾斜地に建つ2フロア構造です。

金山城跡ガイダンス施設

1Fから2Fへの外壁はこのようなデザイン。

金山城跡ガイダンス施設

駐車場からは1Fエントランスから館内に入ります。ガイダンス施設は2F。健常者はこの階段で2Fへ上がります。

金山城跡ガイダンス施設

バリアフリートイレは1Fと2Fにそれぞれあります。下の写真は1Fのトイレ。スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイトが備えられています。ユニバーサルベッドはありません。

金山城跡ガイダンス施設

車椅子利用者は1基あるエレベーターで2Fへ上がります。かごは一般的なサイズで、普通の車椅子は余裕で入ります。

金山城跡ガイダンス施設

2Fはフラット構造。館内の天井もデザインされています。

金山城跡ガイダンス施設

山の中腹の傾斜地であることを利用して、2F部に中庭があります。

金山城跡ガイダンス施設

2Fにもエントランスがあります。エントランスそのものはバリアフリー仕様ですが、ここから出ると階段路か山道に進みます。金山城跡ハイキングの途中に立ち寄る場合は、便利な出入口です。

金山城跡ガイダンス施設

ガイダンス施設の入口です。内部はフラットでバリアフリーな展示室です。室内展示は写真撮影が禁止されています。

金山城跡ガイダンス施設

展示内容は、金山城の歴史解説、出土品、重要な歴史上の出来事を再現したジオラマなど。車椅子で見にくい気になる展示はありません。

展示室を出ると金山城の2つの模型があります。これは「大手虎口模型」。城の防御ラインです。

金山城跡ガイダンス施設

もう一つは「物見台・馬場下通路模型」。地形を活用した守りの要所です。

金山城跡ガイダンス施設

2Fのガイダンス施設とは反対側は、「太田市金山地域交流センター」として市民に利用されています。

金山城跡ガイダンス施設

金山城跡それ自体の見学散策は、車椅子では限定的な範囲に限られますが、金山城跡ガイダンス施設はバリアフリー仕様です。

新田義貞で名高い新田氏の荘園を開設する「新田荘資歴史料館」と「歴史公園」の情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年10月に執筆しました)