千葉県船橋市の「ふなばし三番瀬海浜公園」は、車椅子利用への配慮がある施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

都心から一番近い潮干狩り場として有名な公園です。車椅子での潮干狩りは無理がありますが、バリアフリーな施設がある海浜公園です。

管理事務所棟の中には車椅子で利用できる「環境学習館」があります。

芝生広場、噴水広場などがあり、フラットな舗装散策路が整備されています。

海を臨む展望デッキはエレベーターがあり、車椅子で利用できます。

アクセスは車が便利です。来園者用の有料駐車場があります。身障者用駐車区画は、管理事務所棟の近くに2台分用意されています。

駐車料金は障がい者減免制度があり、無料に減免されます。一回の利用につき一律料金制で、駐車場入庫の際に駐車料金を支払います。
入庫時にいったん駐車料金を支払い領収書を発行します。領収書と障害者手帳等を管理事務所の受付に提示して、現金還付を受ける運用です。

車椅子で「ふなばし三番瀬海浜公園」に出かけたら、是非利用したいのはバリアフリーな展望デッキです。ふなばし三番瀬海浜公園東京湾最奥部の1,800haにわたる水深5m以下の浅瀬「三番瀬」と、「関東の富士見百景」に選ばれた風景を楽しむことができます。10月と2月には、気象条件に恵まれればダイヤモンド富士が観られます。

展望デッキは3フロア構造です。エレベーターが1基あり、2F・3Fの両展望デッキを車椅子で利用できます。

3Fのデッキは何もない広々した空間です。フラット構造で、車椅子で問題なく利用できます。

2Fデッキは屋内部と屋外部があります。エレベーターを下りると屋内部に出ます。ここには車椅子で利用しやすい可動式フリーテーブル席が用意されています。

屋外部に出ると、固定テーブル席が配置されています。このテーブルは車椅子の足が入らないタイプです。

展望デッキのエレベーターは、両サイドに開閉扉があるタイプで、1Fと2F・3Fは反対側の扉が開きます。したがって1Fから乗って、2Fまたは3Fで降りる場合、車椅子の向きを変えずに直線的に乗降できます。

環境学習館は2フロア構造で、車椅子で問題なく見学ができるバリアフリー施設です。対象は小学生で、子供向きの展示内容です。館内にバリアフリートイレが用意されています。

「環境学習館」の入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。学習館入口の受付で障害者手帳等を提示して減免措置を受けます。

「ふなばし三番瀬海浜公園」は、車椅子で展望デッキからの眺望が楽しめる公園です。

(本稿は2019年11月の取材に基づいています)