山梨県甲州市勝沼町の「ぶどうの国文化館」は、勝沼のブドウ栽培の歴史を紹介する資料館です。古い施設ですが車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「ぶどうの国文化館」は、隣接する勝沼図書館とともに1996年に開館した入場無料の資料館です。

一見すると古くて車椅子での見学に問題がありそうですが、バリアフリーな施設です。
「ぶどうの国文化館」来館者用の無料駐車場がありますが、そこには身障者用駐車区画はありません。大型バス用の駐車場が入口の近くで、一般駐車場は坂を下った先になります。

隣接する勝沼図書館の入口の近くに1台分身障者用駐車区画があります。

一般駐車場から車椅子でアクセスしても、大きな問題がある距離ではなく、坂も緩やかな傾斜路です。
建物エントランスは段差構造に見えますが、スロープがあります。車椅子での入館に大きな問題はありません。

入場無料ですが簡単な記帳をします。入口にある台帳に、名前と人数を記入します。すぐ目の前に円形の展示室があります。

入口の横の展示スペースは、勝沼ワインのブランド紹介コーナーです。

円形展示室の入口にあるのは、僧「行基」が日川の川辺で祈願している様子を模した人形です。

この祈願満願の日に、ブドウを手にした薬師如来現れて・・・・、そしてこの地にブドウが栽培されるようになったという「行基」伝説の説明があります。

その横には「雨宮勘解由伝説」の人形。裏には「藤切り祭り」の人形と、人形の展示が並びます。以下、写真を多用して現地の雰囲気をお伝えします。






階段を降りた先には、明治期の勝沼ぶどう物語の展示があります。ここも写真を多用して状況をお伝えします。




ここも階段しか見えないので、車椅子では無理な展示スペースかと思いますが、ちょっと先にスロープがあります。

また設備は古いながらも、館内にはバリアフリートイレが用意されています。

展示内容は概ね以上です。サッと見ると5分。じっくり見て15分ほどの内容です。勝沼にブドウ栽培が広まった経緯や苦労が解説された真面目な資料館です。フランスにワイン造りの勉強に留学した青年達の努力も紹介されています。
勝沼といえばワイナリー巡りが観光の中心ですが、ワイナリーばかりではなく、「ぶどうの国文化館」にお立ち寄りください。車椅子で見学できる資料館です。
別稿でお薦めできるバリアフリーなワイナリー「マンズワイン勝沼ワイナリー」の情報を掲載しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2019年10月の取材に基づいています)