スポーツの神 亀戸香取神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

スポーツの神 亀戸香取神社

創建は665年。東京都江東区に鎮座する「スポーツ振興の神」です。現社殿は1988年に造替。拝殿は階段の上なので、車椅子では段の下からの参拝になります。車椅子からみた、境内全体のバリアフリー状況を紹介します。

スポーツの神 亀戸香取神社

蔵前橋通りから始まる参道は、飲食店などが並ぶ「勝運商店街」です。舗装された車道と歩道はバリアフリー改修済みで、段差が解消されています。車椅子で通行しやすい路面の参道商店街です。

スポーツの神 亀戸香取神社

参道から鳥居をくぐり境内に入ります。境内の参道は舗装路ですが、中央部は石畳風のゴツゴツした路面です。車椅子では参道の端を通行します。ただし社殿近くになると、端の舗装路がなくなります。

スポーツの神 亀戸香取神社

最後はゴツゴツした路面を通行しなくてはなりません。

スポーツの神 亀戸香取神社

境内の入口にトイレがあり、バリアフリートイレが1つ用意されています。

スポーツの神 亀戸香取神社

明治通り側にも境内への出入口があります。ここからの舗装参道は、中央部がデコボコの少ない路面です。

スポーツの神 亀戸香取神社

参道を進むと左手に手水舎があります。手水舎は段差やデコボコを乗り越えるか、あるいは砂利路面を進むか、いずれにせよ車椅子での利用はかなり苦戦します。その横に建つ「亀戸大根之碑」の周囲は砂利路面です。車椅子で接近するのは苦労します。

スポーツの神 亀戸香取神社

社殿手前の明治通り側に、4つのお末社が建ち並ぶエリアがあります。この一帯はやや深い砂利路面で、舗装路は間隔がある石畳です。車椅子での移動そして参拝は苦戦します。

スポーツの神 亀戸香取神社

触れるとパワーを授かり健康になる「勝石」。石まで参道から舗装路が続きます。しかし舗装路面から勝石までは、微妙な距離があり、車椅子から手を伸ばして届くかどうか、ギリギリです。

スポーツの神 亀戸香取神社

社殿の手前に「大国神」と「恵比寿神」が鎮座します。2003年に復元された井戸から沸く水を、ご神体に掛けてお参りします。自分の痛いところを洗い清めると、ご神徳を授かります。ちなみにこの境内の井戸が亀戸の地名の由来になった、とも伝承されています。

スポーツの神 亀戸香取神社

舗装路面を通り、二体の正面には車椅子で問題なく移動できます。ただし柄杓で水をすくい、ご神体を浄める場所は二体の裏側です。裏側は未舗装でデコボコがある砂利路面です。しかも車椅子から手を伸ばさないと、柄杓に届きません。一般的な車椅子利用者にとっては、自分の痛いところを洗い清めることはかなり困難です。

スポーツの神 亀戸香取神社

手水舎、社殿、水掛神、お末社、いずれもバリアポイントが多く、亀戸香取神社は作法通りの車椅子参拝は困難です。しかし少々無理をすれば、境内を車椅子で移動することはできます。そしてひょっとすると、一流アスリートの祈願やサインを見学することができます。

近隣に亀戸の文化を世界に発信する拠点「亀戸梅屋敷」があります。別稿で掲載しているので、ぜひご覧ください。

(本稿は2020年11月に執筆しました)