※2021年3月末で、「星の王子さまPA」事業は終了しました。以後改修工事のため、当面の間は自動販売機のみの営業となります。以下は「星の王子さまPA」が営業していた2019年の状況です。
埼玉県深谷市の関越上り線PAは「星の王子さまPA」です。車椅子からみた各施設の状況を紹介します。

日本初のテーマ型PAです。関越自動車道のこの区間が開通した1980年から供用された寄居PAが、30年の供用を経て、2010年に「星の王子さまPA」になりました。星の王子さまの作者が育った「南仏プロバンス地方」の雰囲気を演出した施設です。

東日本高速道路の発表では「通常のPAの数倍の投資がかかるため、簡単にコンセプトを変えられない」「投資回収計画期間は17年」となっています。また「今後も3年に一つは、テーマ型PAを開発したい」とされ、その後に東北自動車道路の羽生PA上りが「鬼平犯科帳」モチーフのテーマ型PA「鬼平江戸処」になりました。

PAの一般駐車場の出口よりに屋根付きで3台分用意されています。

身障者用駐車区画からはスロープを上り施設へ向かいます。

この間はすべて屋根があるので雨天でも濡れずに利用できます。

バリアフリートイレは1つです。ウォシュレット付き便器、ユニバーサルベッドが備えられています。

絶対的なスペースが狭いため、店内の通路幅には余裕がありません。混雑すると車椅子での店内移動は苦戦します。店内では星の王子さまオリジナルグッズが販売されています。

レストランは店内のスペースが狭く、通路幅に余裕がないので、車椅子での食事は席を選びます。

むしろスロープを下りた地点にある、軽食コーナーのほうが、店内のスペースは少し余裕があります。

「大人はみんな、子どもだった。でも、そのことを覚えている人はほとんどいない。」星の王子さまでの名セリフの一つです。

「星の王子さまPA」には30カ所に、このような星の王子さまからのメッセージが埋め込まれています。

星の王子さまPAは日本初のテーマ型PA。施設全般スペースに余裕はありませんが、車椅子で利用できます。
(本稿は2019年9月の取材に基づいています)