鳥海山鉾立展望台 十六羅漢岩 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

山形県と秋田県の県境を走る「鳥海ブルーライン」の展望スポットが「鉾立展望台」です。2か所ある展望台まで車椅子で行くのは大変ですが、「稲倉山荘」などがある駐車場からでも、雄大な風景を楽しむことができます。

鳥海山鉾立展望台

駐車場は高低差がある3か所に分かれ、合計で約250台を収容するという案内です。どの駐車場からでも景観を楽しめます。下の写真は最も高い位置にある駐車場の駐車区画です。

鳥海山鉾立展望台

車の中からでも夕日が落ちる山と海の風景を眺望することが出来ました。

鳥海山鉾立展望台

鳥海ブルーラインへの山形県側の入口にある観光スポットが十六羅漢岩です。海岸沿いの名勝です。

鳥海山鉾立展望台

十六羅漢岩への散策路は段差構造でバリアフリーではありません。車椅子での移動は困難です。

鳥海山鉾立展望台

ただし十六羅漢岩への散策路の入口にあるドライブイン「サンセット十六羅漢」は、可動式テーブル席がある車椅子で利用できるお店です。夕日ラーメンが人気です。

鳥海山鉾立展望台

駐車場には身障者用駐車スペースが設けられています。

鳥海山鉾立展望台

鳥海ブルーラインは、制約はありますが車椅子で楽しめるドライブコースです。

(本稿は2025年7月に執筆しました)

山形県「鶴岡市立加茂水族館」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

日光霧降高原つつじヶ丘と六方沢 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

栃木県日光市の霧降高原にあるヤマツツジの群生地「つつじヶ丘」は、車椅子でハイキングコースの散策は出来ませんが、駐車場周辺のヤマツツジは車椅子で楽しむことができます。車で向かうと「山のレストラン」や蕎麦屋さんがある一帯に最初の駐車場があります。この駐車場の周辺もヤマツツジの群生地です。

日光霧降高原つつじヶ丘

更にその奥へと続く少し狭い道を進むと「霧降高原つつじトンネル」の入口がある駐車場まで車で行けます。ここが車椅子観光で行ける終点地です。この先は未舗装デコボコ路のハイキングコースになります。

日光霧降高原つつじヶ丘

ハイキングコースは霧降ノ滝や「隠れ三滝」まで続いています。現地には案内板が掲示されています。

日光霧降高原つつじヶ丘

霧降高原つつじヶ丘まで車で来たなら、近くにある霧降高原道路のほぼ中央に位置する六方沢への立ち寄りもお薦めです。六方沢橋は標高1434mにかかる逆ローゼ型アーチ橋。その近くに無料駐車場が設けられています。

日光霧降高原つつじヶ丘

駐車スペースから小さな段差を乗り越えて、駐車場の歩道に上がります。

六方沢展望台

つつじヶ丘寄りの駐車場の名称は六方沢展望台。車椅子で絶景が楽しめます。

六方沢展望台

日光霧降高原つつじヶ丘と六方沢は、車でアクセスすれば車椅子で駐車場周辺の景観が楽しめる観光スポットです。

(本稿は2025年6月に執筆しました)

「霧降高原キスゲ平園地」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

須崎半島爪木崎 下田温泉水仙まつり 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

静岡県下田市の景勝地「爪木崎」は、300万本の水仙が自生する群生地で、例年12月20日から1月31日まで水仙まつりが開催されます。アクセスは車が便利。水仙まつり会場への入園は無料ですが、駐車場は有料で障がい者減免制度はありません。駐車場のスタッフに車椅子利用を申告すると、一般駐車場とは別に坂の下にある水仙まつり会場横の駐車場を案内していただけました。狭い道路を下り駐車場に進みます。

下田温泉水仙まつり

駐車場は未舗装の砂利路面です。駐車場の横から水仙まつり会場へと続く舗装路が整備されているので、車椅子利用者はなるべく舗装路に近い場所に駐車することをお薦めします。

下田温泉水仙まつり

舗装路を通り水仙まつり会場に進みます。短い区間ではありますが、ほぼフラットな舗装路だけを通り、みさき水仙を楽しめます。今回取材時はアロエの花も咲いていました。

下田温泉水仙まつり

舗装路の終点は池之段(いけんだ)の浜。未舗装になりますが固い路面の芝生なので、無理のない範囲に限られますが、ある程度海沿いを車椅子で散策できます。車椅子で爪木崎の美しい風景を楽しめます。

下田温泉水仙まつり

下田温泉水仙まつりは、車でアクセスすれば車椅子で散策が楽しめます。

(本稿は2025年1月に執筆しました)

下田市の「八幡山宝福寺」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。