秩父錦 酒造りの森 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「酒造りの森」は、埼玉県秩父市にある銘酒「秩父錦」の観光酒蔵で、観光物産館と酒蔵資料館がある施設です。

秩父錦酒造りの森

アクセスは車が便利です。普通車30台、大型車10台を収容する駐車場があります。酒蔵資料館は有料の施設で、秩父錦醸造蔵の2Fにあります。

秩父錦酒造りの森

2Fへは階段のみ。資料館は車椅子では見学できません。

秩父錦酒造りの森

観光物産館の横のトイレ棟にバリアフリートイレがあります。スペースに余裕がある個室で、設備はシンプルなトイレです。

秩父錦酒造りの森

観光物産館の入口は階段ですが、段差迂回スロープが設置されています。

秩父錦酒造りの森

観光物産館では試飲ができます。秩父錦は創業1749年創業の秩父を代表する銘酒。品評会で数多くの賞に輝いています。店内はフラットな構造で通路幅は余裕があります。

秩父錦酒造りの森

秩父錦の酒造りの森は、資料館の見学はできませんが、観光物産館は車椅子で買い物ができるバリアフリーショップです。

(本稿は2022年3月に執筆しました)

前橋市総社歴史資料館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

群馬県前橋市総社町にある資料館です。「蛇穴山古墳」と「宝塔山古墳」に囲まれた地に、酒蔵をイメージした2建て木造公共施設として、2016年に開館しました。

5世紀から7世紀の総社古墳群、白鳳時代の山王廃寺、江戸時代の藩主秋元氏と天狗岩用水開発など、総社地区の歴史と文化を紹介する入館無料の資料館です。

前橋市総社歴史資料館

公民館などと共用の広い駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースは公民館の入口近くにありますが、歴史資料館を利用する場合は、身障者用駐車スペースに拘らずに、車椅子で乗降しやすい近くの駐車スペースを利用してください。

前橋市総社歴史資料館

駐車場の隣接地にあるのは「蛇穴山古墳」です。7世紀の古墳で南向きに石室があります。

前橋市総社歴史資料館

前橋市総社歴史資料館のエントランス前には、段差迂回スロープが設置されています。出入口は自動ドアで、エントランス周辺はフラットな構造です。手指消毒、検温、簡単な記帳をして入館します。

前橋市総社歴史資料館

館内1Fにバリアフリートイレがあります。スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

前橋市総社歴史資料館

1Fの展示室の手前は休憩コーナーで、可動式のテーブル席が配置されています。「蛇穴山古墳」と埴輪を見ながら休憩できます。

前橋市総社歴史資料館

館内入口からフラットな木材の床が伸びます。天井も木材を使用しています。廊下の壁面から、古墳の展示が始まります。

前橋市総社歴史資料館

1Fの展示室はすべて車椅子で観覧できます。山王廃寺は大正時代初めに、塔の心柱を支える基礎が偶然発見された古代の寺院です。

前橋市総社歴史資料館

天狗岩用水は新田開発などを目的として、江戸時代初期に3年の歳月をかけて通水した灌漑用水です。その作業の様子が、独特なキャラクターで紹介されています。

前橋市総社歴史資料館

土木作業の辛さが伝わる表情がユニークです。

前橋市総社歴史資料館

この灌漑用水のおかげで、総社は豊かな土地になりました。開発作業は苦労したものの、藩主の秋元氏は領民に愛されたと説明されています。

前橋市総社歴史資料館

2Fの展示室では、昔の農業や養蚕に用いられた道具、鍋などの民具が展示されています。

前橋市総社歴史資料館

2F展示室は小規模で一部屋だけです。

前橋市総社歴史資料館

2Fへは通常は階段を利用します。エレベーターはありません。

前橋市総社歴史資料館

階段を利用できない方は、椅子型の昇降機が用意されています。車椅子で乗降できるタイプではありません。

前橋市総社歴史資料館

前橋市総社歴史資料館の1Fは、まだ新しくて綺麗な展示室です。そこで古墳時代からの総社の歴史を学ぶことができます。2Fは車椅子での観覧は出来ません。

昭和3年に建築された登録有形文化財「昭和庁舎」がある群馬県庁を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年2月に執筆しました)

群馬の史跡 上野国分寺館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

741年に発せられた聖武天皇の詔により全国で創建された国分寺と国分尼寺。現在の群馬県、当時の上野(こうずけ)国の国分寺が建てられた場所が史跡として公開されています。

現地に復元されているのは「七重塔の基壇」、「講堂の基壇」と塀である「築垣」です。「築垣」は舗装路から見学できますが、「七重塔の基壇」と「講堂の基壇」は未舗装路面にあり車椅子での見学は苦戦します。

そして上野国分寺を紹介するガイダンス施設「上野国分寺館」が無料公開されています。車椅子で見学ができる上野国分寺館を中心に現地のバリアフリー状況を紹介します。

上野国分寺館

史跡は前橋市と高崎市にまたがる場所にあり、徒歩圏に駅はありません。来場者用の無料駐車場「天平の道駐車場」が整備されています。史跡に近い場所の身障者用駐車スペースが2台分用意されています。

上野国分寺館

駐車場からほぼフラットな舗装路を進みます。復元された「築垣」が正面に見えてきます。

上野国分寺館

ガイダンス施設「上野国分寺館」へのルート上に、上り坂があります。角度はある坂ですが距離は短いので、元気な介助者がいれば車椅子で通行できます。駐車場から上野国分寺館までは200ⅿ程度の距離です。

上野国分寺館

上野国分寺館は、天平風外観デザインのワンフロア構造の施設です。段差解消スロープが設置されています。

上野国分寺館

入口は自動ドアです。現在はコロナ対策で出口は別に指定されていますが、この出口は段差があるので、車椅子では入口から退館します。

上野国分寺館

検温、手指消毒、簡単な記帳をして入館します。目を引くのは七重塔20分の1模型。仏典が保管された建物で、約60mの高さがありました。15階建てのビルに相当する建築物で、全国の国分寺の中でも最大級の規模であったと推定されています。

上野国分寺館

国分寺全体のジオラマ展示もあります。往時の姿がよく分かります。

上野国分寺館

館内の個室トイレはスペースに余裕があり、車椅子でも利用可能な仕様になっています。設備はシンプルなトイレです。

上野国分寺館

ガイダンス施設「上野国分寺館」の見学だけを目的にする場合は、車で直接アクセスできます。わかり難い道ですが、生活道路を通り、上野国分寺館まで車で来ることができます。

上野国分寺館

上野国分寺館の横に、おそらくは常駐スタッフ用に2台分の駐車区画があります。ここが仮に満車でも、短時間駐車しても迷惑にならないスペースはあります。

上野国分寺館

史跡上野国分寺跡の屋外復元施設の見学は、車椅子では無理のない範囲に限られますが、ガイダンス施設「上野国分寺館」は車椅子で観覧できます。

群馬の歴史と文化を学べる施設「群馬県立歴史博物館」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年2月に執筆しました)