河口湖 富士大石ハナテラス 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

河口湖と富士山の絶景で名高い「大石公園」の隣接地にある観光施設で、9軒のショップ&レストランが営業しています。9軒のお店は、河口湖畔の厳しい景観基準に沿うために、店舗間にゆとりがある低層8棟に分散して配置しています。

富士大石ハナテラス

住所は山梨県富士河口湖町。河口湖の北岸、湖北ビューライン沿いに第一駐車場が用意されています。見る限り、身障者用駐車スペースの設定はありません。

富士大石ハナテラス

宿泊施設があった場所を再開発して、2017年に開業しました。施設内の路面の多くは小さなデコボコがある石畳風で、車椅子に軽い衝撃がきます。また敷地は緩やかな傾斜地でほとんどのお店の入口は段差構造ですが、1店舗を除いて決定的な段差を回避するスロープが設置されています。

富士大石ハナテラス

車椅子で利用できないお店は、B棟2Fの飲食店です。エレベーターはなく階段を利用します。

富士大石ハナテラス

バリアフリートイレは、湖北ビューラインから側道に入る第二駐車場のトイレ棟にあります。

富士大石ハナテラス

トイレ棟の中央部にバリアフリートイレが1つ用意されています。

富士大石ハナテラス

スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられていて、暖房が効いた暖かなトイレです。

富士大石ハナテラス

施設内のバリアフリー状況です。第一駐車場から施設へ2か所出入口があり、フラットに移動できます。

富士大石ハナテラス

ただし施設内の路面は小さなデコボコがある石畳風です。

富士大石ハナテラス

敷地内に清らかな水が流れています。川を渡る橋の箇所は、多少の傾斜と小さな段差があります。

富士大石ハナテラス

橋を渡った先にある桔梗屋直営カフェの出入口は段差のない構造です。

富士大石ハナテラス

ソフトクリームカフェのエントランスは段差構造で、左側に迂回してスロープを利用します。

富士大石ハナテラス

葡萄カフェのエントランスは段差構造で、店舗の入口は裏側です。

富士大石ハナテラス

お店に行くには、短いながらも急なスロープを上がります。

富士大石ハナテラス

B棟1Fのアクセサリーショップは低い位置にあります。下の写真は店舗側からみた段差回避スロープです。

富士大石ハナテラス

傾斜地であり、デコボコがある路面で、基本的には段差構造箇所が多い施設ですが、富士大石ハナテラスは、綺麗なバリアフリートイレがあり、1店舗を除き車椅子で利用できます。

(本稿は2022年2月に執筆しました)

奥多摩湖畔のバリアフリー施設 奥多摩水と緑のふれあい館 車椅子利用ガイド

東京の水瓶である小河内ダム、奥多摩湖畔にある東京都水道局のPR施設です。開館は1998年。奥多摩の歴史民俗、水道に関する情報、そしてお土産店とレストランがある無料施設です。

奥多摩水と緑のふれあい館

奥多摩湖畔には複数の無料駐車場がありますが、水と緑のふれあい館の横が、ダム展望塔など奥多摩湖の観光スポットに最も近い駐車場です。したがって観光シーズンは混みます。

奥多摩水と緑のふれあい館

空いていれば、水と緑のふれあい館に近い場所に、身障者用駐車スペースが3台分。

奥多摩水と緑のふれあい館

もう一か所に2台分用意されています。

奥多摩水と緑のふれあい館

ここに駐車できれば車椅子でのアクセスは問題ありません。

奥多摩水と緑のふれあい館

水と緑のふれあい館の前にあるオブジェは、館には関係なく、自転車ロードレースを記念して設置されたものでした。

奥多摩水と緑のふれあい館

水と緑のふれあい館の出入口は、フラットな構造の自動ドアです。

奥多摩水と緑のふれあい館

バリアフリートイレは1Fにあります。やや狭いスペースの個室で、ウォシュレット付き便器とオストメイト装置が備えられています。

奥多摩水と緑のふれあい館

館内は円形に近い構造で、中央部のエントランスホールは「ふれあい広場水のホール」です。1Fには3つの展示室があります。

奥多摩水と緑のふれあい館

展示室の入口もフラットな構造です。車椅子で問題なく見学できます。

奥多摩水と緑のふれあい館

奥多摩の民俗と歴史を紹介するコーナー。

奥多摩水と緑のふれあい館

奥多摩の獅子舞です。

奥多摩水と緑のふれあい館

人形浄瑠璃の紹介などもあります。

奥多摩水と緑のふれあい館

水と緑のふれあい館は、中2階に展示室が2室、そして2階にショップとレストランがある構造です。いずれも室内には段差がなく車椅子で利用できます。健常者は1Fから中2階へは階段で上がり、中2階と2階は螺旋スロープで移動する構造です。

奥多摩水と緑のふれあい館

車椅子利用者は1Fと中2階をエレベーターで移動します。

奥多摩水と緑のふれあい館

中2階のエレベーター乗降場所から、螺旋スロープを下がったり上がったりして、中2階と2階を移動します。

奥多摩水と緑のふれあい館

見た目の印象よりは、車椅子が動く螺旋スロープです。ショップは「わざび」など奥多摩土産が中心の品ぞろえ。パノラマレストラン「カタクリの花」は、奥多摩湖を眺望する景観で、ジビエ料理、各種定食、ダムカレー、うどん蕎麦などがいただけます。

奥多摩水と緑のふれあい館

中2階の展示室も、フラットな構造です。

奥多摩水と緑のふれあい館

今回の取材ではタイミングが悪く、3Dシアターの内部構造を実際には確認できませんでした。スタッフの話では、フラットな床に可動式の椅子が配置されているので、車椅子で問題なく鑑賞できるそうです。

奥多摩水と緑のふれあい館

中2階と2階は螺旋スロープで移動しますが、奥多摩水と緑のふれあい館は車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

別稿で「奥多摩周遊道路 山のふるさと村」の詳しいバリアフリー情報を掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年1月に執筆しました)

奥多摩周遊道路 山のふるさと村 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都奥多摩町から檜原村へと続くドライブルート「奥多摩周遊道路」には、車椅子で休憩ができる施設が2か所あります。その内、奥多摩町にあるのが「東京都立奥多摩湖畔公園山のふるさと村」、「山ふる」の愛称で呼ばれる都の施設です。

山のふるさと村には、レストランと展示情報室がある「ビジターセンター」、木工教室など開催される「クラフトセンター」、そしてキャンプ場があります。車椅子で休憩に利用できるビジターセンターとクラフトセンターを中心に、現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお檜原村にある檜原都民の森については、別稿「奥多摩周遊道路 檜原都民の森 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

山のふるさと村

奥多摩周遊道路から山のふるさと村へ行く側道に入ります。キャンプ場の駐車場は別にありますが、側道の終点にビジターセンターとクラフトセンターの共通駐車場があります。身障者用駐車スペースはビジターセンター前に1台分用意されています。

山のふるさと村

ビジターセンターは2フロア構造の施設で、駐車場の高さのフロアがビジターセンター、下のフロアにレストランがあります。ビジターセンターへは身障者用駐車スペースからフラットに移動できます。出入口に段差はありません。

山のふるさと村

ビジターセンターには、自然を紹介した展示や、各種のパンフレットや資料が置かれています。奥多摩の自然に詳しい専門職員が常駐しているので、自然情報や施設案内、周辺案内などを聞くことができます。今回は奥多摩湖周辺に住むアナグマの生態について教えていただけました。

山のふるさと村

センター内にある薪ストーブが暖かい。松ぼっくりや木の実などを拾ってくると、ストーブの中で炭を作る実験をしていただけるそうです。

山のふるさと村

レストランに移動します。屋内に階段がない構造で、屋外から下のフロアに移動します。車椅子ルートを案内するサインが設置されています。

山のふるさと村

スロープの入口にも車椅子のサインがあります。

山のふるさと村

緩やかなスロープを下りると、トイレがある半地下の高さにでます。

山のふるさと村

ビジターセンターのトイレは外側から利用するタイプで、中央部がバリアフリートイレです。今回取材時は、故障で使用できませんでした。

山のふるさと村

レストランへは、もう一つスロープを下ります。このスロープも緩やかな傾斜です。

山のふるさと村

レストラン「ごはんCaféやませみ」の入口は手動ドアですが段差はありません。

山のふるさと村

店内はフラットでスペースに余裕があります。可動式のテーブル席を選べれば、車椅子で利用できます。

山のふるさと村

食券制やセルフサービスではなく、本格的なレストランです。美味しい定食、単品、バーガーやカレー、ケーキやドリンクなど多彩なメニューが用意されています。内装も素敵なレストランです。

山のふるさと村

レストランの前庭にはベンチシートが置かれ、水車小屋、太陽光発電施設などがあります。この先は奥多摩湖畔です。

山のふるさと村

次にクラフトセンターを紹介します。この中に綺麗なバリアフリートイレがあります。

山のふるさと村

ビジターセンターとクラフトセンターの間には、車椅子対応型の水飲みがあります。

山のふるさと村

クラフトセンターの正面は階段です。車椅子では横側からの迂回ルートが案内されています。

山のふるさと村

迂回ルートの入口にも車椅子のサインが掲示されています。

山のふるさと村

車椅子ルート上の小さな段差箇所には、段差解消スロープが設置されています。

山のふるさと村

クラフトセンターの出入口は段差の無い構造です。

山のふるさと村

クラフトセンターのエントランスロビーは、フラットな構造でスペースに余裕があります。

山のふるさと村

ロビーの奥に館内トイレがあります。

フラットな構造

バリアフリートイレはスペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置、ユニバーサルベッドが備えられています。

フラットな構造

山のふるさと村は、奥多摩周遊道路ドライブの休憩に、車椅子で利用できる施設です。

(本稿は2022年1月に執筆しました)