鶴岡市立加茂水族館 くらげドリーム館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

山形県鶴岡市の海岸沿いにある「かもすい」の愛称で知られる水族館です。2フロア構造の施設ですが移動ルートはスロープ路。車椅子で観覧できるバリアフリーな水族館です。来館者用の無料駐車場があり、多数の身障者用駐車スペースが設けられています。

鶴岡市立加茂水族館

駐車場からスロープを上がり2Fの加茂水族館エントランスに進みます。

鶴岡市立加茂水族館

エントランス前から荒埼灯台を見上げることができます。灯台方面への散策路は階段なので、車椅子では行けません。

鶴岡市立加茂水族館

加茂水族館は2014年にリニューアルオープンしました。エントランスは自動ドアです。入館料金は障がい者減免制度があり、本人は半額以下、介助者1名は無料に減免されます。

鶴岡市立加茂水族館

最初に日本海の風景が楽しめる観覧ルートです。入口からスロープを下りながら館内を観覧し、最後はエレベーターで1Fから2Fへ戻ります。

鶴岡市立加茂水族館

くらげの展示室は「クラネタリウム」。約80種の世界のくらげが展示されています。

鶴岡市立加茂水族館

空いていれば車椅子で問題なく観覧できるバリアフリーな展示室です。

鶴岡市立加茂水族館

1Fの「ひれあし」広場には車椅子観覧席が設けられています。

鶴岡市立加茂水族館

バリアフリートイレは合計で3か所用意されています。下の写真は1Fのバリアフリートイレ。変形ですがスペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、ユニバーサルベッドが備えられています。

鶴岡市立加茂水族館

ユニバーサルベッドは中型で、小柄な方は利用できます。

鶴岡市立加茂水族館

鶴岡市立加茂水族館は車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。

(本稿は2025年7月に執筆しました)

鶴岡市「スイデンテラス」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

蒲郡市 竹島水族館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

全国でも1、2位を争う「建物の古さ」で有名な蒲郡市竹島水族館は、車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。アクセスは車が便利。水族館エントランスの近くに身障者用駐車スペースが設けられています。

蒲郡市竹島水族館

竹島水族館の入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。屋外の窓口で入館手続きを行い、館内に入ります。

竹島水族館はワンフロア構造で、館内に気になる段差はありません。車椅子で展示を鑑賞できます。

蒲郡市竹島水族館

入口の近くに貸出用の車椅子が3台用意されていました。

蒲郡市竹島水族館

小さな水槽が並ぶコーナーも車椅子で観覧できます。水槽の高さは車椅子目線です。

蒲郡市竹島水族館

水族館のイメージ通りの綺麗に装飾された水槽も、ちゃんとあります。

蒲郡市竹島水族館

タカアシガニにタッチできる水槽は、車椅子から手を伸ばして触ることができました。

蒲郡市竹島水族館

全体として車椅子から観覧しやすい展示が多い水族館です。解説の面白さは評判通りです。

蒲郡市竹島水族館

アシカショーが開催されるプールは、車椅子用の観覧席はありませんが、プールの周囲から車椅子で観覧できます。

蒲郡市竹島水族館

近い距離からアシカショーを観覧できるのが魅力です。階段席の下側は、アシカのジャンプで水がかかることがあるそうです。

蒲郡市竹島水族館

館内にバリアフリートイレがあります。やや狭い個室ですが、一般的なサイズの車椅子は入ります。

蒲郡市竹島水族館

館内からの出口は手動ドアです。車椅子では介助者がいると助かります。

蒲郡市竹島水族館

蒲郡市竹島水族館は車椅子で観覧できる楽しいミニ水族館です。

(本稿は2023年7月に執筆しました)

幸田町にある「道の駅 ‎筆柿の里・幸田」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

かすみがうら市水族館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城県かすみがうら市、霞ヶ浦に面した歩崎公園内にある小さな水族館です。2018年と2020年にリニューアルを実施。霞ヶ浦の生き物が工夫された展示で紹介されています。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

かすみがうら市水族館

アクセスは車が便利。歩崎公園の無料駐車場を利用します。収容台数は約100台。水族館に近い場所に、身障者用駐車スペースが2台分設定されています。

かすみがうら市水族館

駐車場から水族館へは、ほぼフラットな舗装路面を移動します。

水族館内にバリアフリートイレはありません。駐車場横の公衆トイレのバリアフリートイレを利用してください。

かすみがうら市水族館

トイレ棟の横から、少しデコボコがありますが、車椅子での通行に大きな問題のない通路を進みます。

かすみがうら市水族館

噴水やアートがある池の横を通ります。

かすみがうら市水族館

「帆引き船発祥の地」と刻まれたモニュメントが建っています。

かすみがうら市水族館

それらを眺めながら、水族館入口に到着します。入口横では、ナマズの親子が出迎えてくれます。

かすみがうら市水族館

入口の手前に受付があります。かすみがうら市水族館は有料の施設ですが、入館料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳等を提示して減免措置を受けてください。

かすみがうら市水族館

水族館内は、スペースに余裕はありませんが、車椅子で通行できない決定的な段差はありません。唯一車椅子で苦戦するのは、館内出入口の手動ドア。介助者がいると助かる構造です。

かすみがうら市水族館

展示の概要です。狭いスペースですが、様々なタイプの水槽があり、霞ヶ浦の生き物が展示されています。

かすみがうら市水族館

一般的な水族館では鰯が泳ぐ水槽には、オイカワが泳ぎます。

かすみがうら市水族館

この水槽はタッチプールです。

かすみがうら市水族館

水族館で一番の大型水槽は、ニジマスが泳ぎます。

かすみがうら市水族館

ほとんどの水槽は、車椅子から見やすい高さにあります。

かすみがうら市水族館

大きな水槽と小さな水槽が並ぶ通路は、緩い傾斜路です。

かすみがうら市水族館

かすみがうら市水族館が行っている展示の工夫を紹介します。展示される生き物には「学生証」があり、「生徒の特徴」が解説されています。

かすみがうら市水族館

水槽に拡大鏡を取り付けた展示。

かすみがうら市水族館

オオサンショウウオの水槽には「半裂という名前が、まず怖い」という面白POPが掲示されています。公開給餌も行われます。

かすみがうら市水族館

赤くライトアップされた亀。

かすみがうら市水族館

エサやり体験のPRを背負ったケヅメリクガメが「超散歩」しています。

かすみがうら市水族館

歩崎エリアを模したジオラマ水槽です。お城のような建物は近隣にある「かすみがうら歴史博物館」。この博物館は、入館料は障がい者減免制度により無料に減免されますが、4F構造でエレベーターがない施設です。

かすみがうら市水族館

3つのとんがり屋根がシンボルのミニ水族館。リニューアルして綺麗になりました。

かすみがうら市水族館

工夫した展示で霞ヶ浦の生き物を紹介しています。かすみがうら市水族館は、車椅子で利用できる施設です。

かすみがうら市の人気サツマイモ専門店「焼き芋かいつか かすみがうら本店」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年8月に執筆しました)