静岡 ゆい桜えび館 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

桜えびの産地として名高い静岡市清水区由比にある、買い物と食事が楽しめるお店です。アクセスは車が便利、店舗前や周辺に来店者用無料駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースの設定はありませんが、車椅子で乗降しやすい駐車区画を選べば問題なく利用できます。

ゆい桜えび館

削りぶし直売所棟とゆい桜えび館の2棟で構成される施設です。桜えびの漁業シーズンには「桜えび直売所」が開設されるようです。

ゆい桜えび館

バリアフリートイレは削りぶし直売所棟にあります。建物の外側から利用するトイレです。

ゆい桜えび館

スペースは一般的なサイズの個室で、シンプルな設備のトイレです。

ゆい桜えび館

削りぶし直売所の出入口は2か所あり、どちらも自動ドアで段差解消されています。

ゆい桜えび館

館内に削りぶし製造工場があり、ガラス越しに削りぶしの生産ラインが見学できます。

ゆい桜えび館

機械から削りぶしが出てくる様子を見学できます。この削りぶしやその他お土産品が店内で販売されています。

ゆい桜えび館

店内はフラット構造で通路は車椅子で通行できる幅が確保されています。削りぶし直売所は車椅子で工場見学と買い物ができるお店です。

ゆい桜えび館はお土産品の売店と、そばとうどんのグルメ店です。出入口に10㎝程の段差があり、段差解消箇所はありません。この段差を乗り越えることが出来れば車椅子で利用できます。

ゆい桜えび館

売店はフラットでスペースに余裕があります。食事処はスペースが狭いお店ですが、決定的な段差などはありません。席は可動式テーブルがあります。車椅子で利用しやすい席を選べれば食事ができます。手打ち蕎麦、桜えびのかきあげ、工場で製造された削りぶしのトッピングなどが自慢のお店です。

ゆい桜えび館は新しい施設ではありませんが、バリアフリートイレがある車椅子で利用できるお店です。

ゆい桜えび館

隣町の「田子の浦漁協食堂と直売所」の情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年10月に執筆しました)

甘楽町 めんたいパーク群馬 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

2022年、群馬県甘楽町にオープンした「めんたいパーク群馬」は、明太子のかねふくが運営する工場見学、直売店、フードコートが併設された明太子の製造工場です。めんたいパーク群馬の開業で、めんたいパークは全国で6店舗になりました。

アクセスは上州新屋駅から徒歩6分の案内。合計で普通車230台を収容する無料駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースはエントランスの近くに設けられています。

めんたいパーク群馬

めんたいパーク群馬のエントランスは段差の上です。車椅子は段差回避スロープを通り入口に進みます。傾斜は緩やかなスロープです。

めんたいパーク群馬

出入口は2か所の自動ドアです。建物の屋根に乗っているのは「タラピヨ」ちゃんです。遠くからよく見えます。

めんたいパーク群馬

2枚の自動ドアを通り館内に入ります。めんたいパーク群馬は車椅子で問題なく入退館できます。

めんたいパーク群馬

1Fは直売店、フードコート、そして工場見学コースでもある「つぶつぶランド」があります。つぶつぶランドの入口に、氷川きよしさんが立っています。

めんたいパーク群馬

新しいめんたいパークほど、つぶつぶランドは進化します。めんたいパーク群馬は、映えるスポットの連続です。

めんたいパーク群馬

博士帽をかぶるキャラクターは「タラコン博士」です。

めんたいパーク群馬

科学的な説明展示もビジュアルが進化しています。

めんたいパーク群馬

つぶつぶランドの全てを車椅子で見学できます。

めんたいパーク群馬

最後は迫力の「めんたいレシピ」で締めています。

めんたいパーク群馬

2Fはキッズランドと休憩スペースです。エレベーターで移動します。

めんたいパーク群馬

エレベーターの内装は特別仕様です。

めんたいパーク群馬

2Fのメイン施設は無料で遊べるキッズランドです。しかしそれだけではありません。

めんたいパーク群馬

トリックアート的な記念撮影スポットがあります。車椅子で撮影できます。

めんたいパーク群馬

休憩スペースは車椅子で利用できる可動式テーブル席です。近くに無料のお茶セルフサービス器が設置されています。

めんたいパーク群馬

1Fと2Fをつなぐ階段の上に巨大なキャラクターが浮かんでいます。

めんたいパーク群馬

壁面の装飾も見て楽しめます。

めんたいパーク群馬

バリアフリートイレは1Fと2Fにあります。下の写真は2Fのバリアフリートイレです。イラストつきの引き戸ドアを開けます。

めんたいパーク群馬

スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

めんたいパーク群馬

6店舗目のめんたいパーク群馬は、これまでのノウハウが投入された、現時点で最新のめんたいパークです。車椅子で買い物、食事、休憩、記念撮影ができるバリアフリーな施設です。

「めんたいパーク伊豆」「めんたいパーク大洗」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年7月に執筆しました)

埼玉の醬油蔵 金笛しょうゆパーク 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

創業は寛政元年、埼玉県川島町の老舗醤油蔵「笛木醤油」の工場が「金笛しょうゆパーク」として公開されています。しょうゆ蔵のレストラン、直売店、公園があり、工場見学ができる施設です。トイレは一般トイレのみで、バリアフリートイレはありません。

金笛しょうゆパーク

工場見学は無料で所要時間は約20分。土日は10時30分から15時30まで、30分間隔で全11回開催されます。見学コースには階段路があるので、車椅子ではすべてを見学することはできません。他の参加者が階段を上がっている間は、階段の下で待つ見学になります。予約優先ですが当日受付も可能です。しょうゆ蔵レストランの隣の棟が受付と集合場所です。

金笛しょうゆパーク

しょうゆ蔵のレストランと直売店は、同じ蔵の1Fに並んであり、車椅子で利用できます。直売店側の出入口は段差が解消されている引き戸です。大きなお店ではありませんが、数多くの金笛商品が並んでいます。テイクアウトの「しょうゆソフト」が人気です。

金笛しょうゆパーク

レストラン側の出入口も段差解消されている引き戸です。店内は可動式テーブル席があるので車椅子で利用できます。しょうゆ味でいただく「木桶うどん」などが人気メニューです。

金笛しょうゆパーク

アクセスは車が便利です。身障者用駐車スペースは一般駐車場とは別に、工場の手前に2台分用意されています。直売所がある蔵の前から敷地内に入ります。

金笛しょうゆパーク

上手に停めれば後部スペースも余裕がある幅広い駐車スペースです。

金笛しょうゆパーク

後ろには巨大な木桶が置かれています。

金笛しょうゆパーク

木桶の後ろ側は「もぐもぐ広場」で、フリーテーブル席が配置されています。未舗装路面ですが車椅子で利用できないことはありません。

金笛しょうゆパーク

身障者用駐車スペース側から「もぐもぐ広場」へは、極端なデコボコ路を通ることなく移動できます。

金笛しょうゆパーク

敷地の入口付近、直売所がある蔵の反対側に、バウムクーヘン工場「木桶バウム工房」と「金笛ミニ・ミュージアム」があります。木桶バウム工房は段差の上ですが、見学は外の通路からなので、車椅子でバウムクーヘン製造を見ることができます。

金笛しょうゆパーク

金笛ミニ・ミュージアムは、金笛ブランド商品のショーケースです。

金笛しょうゆパーク

本社事務所の裏側が公園スペースです。「ケンケンパ」の路面を通行して公園に向かいます。

金笛しょうゆパーク

ハンモックなどがあるのは「のんびり広場」。自由に利用できます。

金笛しょうゆパーク

その隣が「わんぱく広場」です。芝生路面ですが大きなデコボコはないので、車椅子で入ることができます。

金笛しょうゆパーク

実際に使用されていた木桶が遊具として置かれています。

金笛しょうゆパーク

木桶の横には八重桜が植栽されています。

金笛しょうゆパーク

ツリーハウスも木桶です。

金笛しょうゆパーク

木桶の一部を材料にしたと思われるブランコがあります。

金笛しょうゆパーク

金笛しょうゆパークの敷地内は、ほぼ全域車椅子で散策できます。

金笛しょうゆパーク

バリアフリートイレがなく、工場見学は一部階段路がありますが、レストランと直売店は車椅子で利用できます。金笛しょうゆパークは、歴史ある醤油蔵を見学しながら車椅子で散策ができる施設です。

(本稿は2022年4月に執筆しました)