小田原フラワーガーデン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

神奈川県小田原市にある観光施設です。「神奈川県立おだわら諏訪の原公園」という、全体で65ヘクタールの広大な公園に隣接しています。

フラワーガーデンの約半分が「渓流の梅林」で、遊歩道が整備され、多少のアップダウンはありますが、車椅子で観梅が楽しめます。他には「ハナショウブ池」「アジサイの小道」「クロッカスの丘」「バラ園」などがあります。

小田原フラワーガーデン

屋外エリアは無料です。トロピカルドーム温室は有料ですが、入場料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。

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アクセスは車が便利です。来園者用の無料駐車場が用意されています。

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身障者用駐車区画は計6台分用意されています。4台分は一般駐車区画の一部に、2台分は出口近くロータリーの円周部に設定されています。

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一般的な散策コースは、駐車場から屋外のフラワーガーデンエリアを廻り、トロピカルドーム温室へと進みます。

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フラワーガーデンエリアの散策路は舗装路です。多少のアップダウンはありますが、車椅子で散策できます。

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散策路は幅に余裕があるので、梅まつり期間に混雑していても、車椅子の散策に困ることはほとんどありません。

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一本一本の樹木に、品種や特徴などの解説が掲示されています。

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フラワーガーデンエリアのトイレ棟に、バリアフリートイレが用意されています。

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バリアフリートイレはもう一か所、トロピカルドーム温室の1Fに外側から利用する構造で用意されています。

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渓流沿いの散策路が続きます。

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途中にはウッドデッキの箇所もあります。車椅子で通行可能です。

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フラワーガーデンエリアからトロピカルドーム温室へ向かう箇所は、段差解消スロープを利用します。

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なだらかな傾斜のスロープなので、車椅子で通行可能です。

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トロピカルドーム温室のエントランスに向かいます。段差は無い構造です。

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屋外から利用する構造の休憩室が用意されています。中には可動式のテーブル席が配置されています。

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トロピカルドーム温室の出入口は、フラットな構造の自動ドアです。

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ドームの出入口もフラットな自動ドアです。

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大きな温室ではありませんが、トロピカルな雰囲気を楽しめます。

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熱帯性植物が植栽されています。

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ドーム内の周回コースには段差箇所があります。ここを通行しなくても、車椅子からドーム内を鑑賞できます。

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ドーム内から見上げると、高くて広いガラスドームです。

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頭上にもお花が咲いています。

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トロピカルドーム温室は建物としては2フロア構造で、エレベーターがあります。2Fにはドーム内のテラス、多目的室、一般トイレなどがあります。

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車椅子で散策できるバリアフリーな梅園はあまりありません。小田原フラワーガーデンは、梅を中心に車椅子で四季のお花を楽しめる、バリアフリーな観光施設です。

五百羅漢像で有名な神奈川県小田原市の「玉宝寺」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年2月に書き直しました)