長野県千曲市にある長野県の歴史と民俗を紹介する資料館です。常設展示室と企画展示室があり有料公開されています。他に古文書の保存管理、資料の閲覧、各種講演会を開催するなど、長野の歴史に関する様々な事業を行っています。
科野(しなの)の里歴史公園内に建つ施設です。

同じ公園内にある「森将軍塚古墳館」のバリアフリー状況については、別稿「科野の里歴史公園 森将軍塚古墳館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を参照して下さい。

車でのアクセスが便利で、更埴ICから車で5分の案内です。来館者用無料駐車場があり、身障者用駐車スペースが用意されています。

駐車場から車椅子で段差迂回スロープを通り、エントランスに進みます。

スロープの角度は緩やかです。

長野県立歴史館は大きな建物です。2フロア構造で裏庭が屋外展示場になっています。

とても広いエントランスホールがあり、1Fに受付があります。長野県立歴史館は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けてください。

バリアフリートイレは1Fに2か所、2Fに1か所あります。下の写真は1Fのバリアフリートイレです。スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

展示室は2Fです。かごのサイズが大きいエレベーターを利用して2Fへ上がります。構造的に企画展示室が先にあります。今回取材時は企画展「2022年 至宝の名品」が開催されていました。企画展示室はバリアフリー仕様で、車椅子で見学できます。

企画展示室の奥に常設展示室があります。常設展示室は大きな施設で、原始から近現代までの長野の歴史を展示紹介しています。

長野にはナウマンゾウが生息していました。

縄文のムラの再現展示があります。床面は土路面に演出されていますが、車椅子で移動可能です。

次に弥生時代と古墳時代の長野が紹介されます。

鎌倉時代の善光寺門前が再現されています。

段差解消スロープがあり、車椅子で土間に入ることができます。

近代の製紙工場の再現展示です。富岡製糸場を模した工場が長野で稼働していました。

常設展示室を退室すると、車椅子マークが掲示された自動ドアがあります。ここから外の下りスロープを利用して、屋外展示「歴史のこみち」を上から観ながら1Fへ下りることができます。

もちろん同じエレベーターを利用して1Fへ戻ることもできます。1Fから屋外展示に出る箇所のドアは手動ドアで、屋外展示内の散策路は少々デコボコがあります。

長野県立歴史館の地下から、古墳時代の中頃のムラが発掘されました。科野の里歴史公園内の隣接地に、発掘されたムラの家、物置小屋、倉庫などを復元した施設があります。

復元施設とその先にある森将軍塚古墳館方面へのルートは、途中まではバリアフリー舗装されています。

しかし途中からデコボコがある路面になります。車椅子では車両に気を付けて車道を通行したほうが快適です。または森将軍塚古墳館前に駐車場があるので、長野県立歴史館から100ⅿほどの距離ですが、車で移動することをお薦めします。

常設展の展示は本格的です。長野県立歴史館は車椅子で観覧できるバリアフリーな資料館です。
(本稿は2022年5月に執筆しました)