石川県志賀(しか)町のホテル「いこいの村能登半島」には、4名で利用できる広いバリアフリールームが2室あります。
広さは65㎡超。ゆったりしたスペースの4ベッドルームです。車椅子の人がいる家族旅行などに快適なバリアフリールームです。
ホテル施設全体もバリアフリー仕様です。レストラン、コンベンションルーム、結婚式場、会議室などがあります。
施設全般をチェックしましたが、現在一般的に考えられるバリアフリー対策は備えられています。
大浴場も段差は少なく、必要な箇所に手すりが設置されています。露天風呂にも手すりはありますが、さすがに足の悪い人は利用が難しい造形です。

宿泊施設にバリアフリールームがあるのは当たり前になってきましたが、ほとんどはツインルームです。一般的な価格のホテルで、ファミリータイプのバリアフリールームは希少です。
車椅子利用者を含むグループ旅行を楽しみたい人に、お薦めできるホテルです。
輪島市白米町の棚田「白米千枚田」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2017年5月の取材に基づいています)