花園フォレスト 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県深谷市、関越花園インターの近くにある「花園フォレスト」は、車椅子で利用できる商業施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

ヨーロッパの邸宅をイメージした建物と薔薇園がある、スイーツのテーマパークです。安くて美味しいパンやお菓子の販売、コスパの高さで人気のバイキングレストラン、そして蕎麦屋と豆腐屋があります。買い物と飲食を楽しむ「薔薇とスイーツのシャトー」です。開業は2008年。施設全体、バリアフリー仕様です。

アクセスは車が便利です。観光バスを何台も収容する広い無料駐車場が用意されています。身障者用駐車区画は2台分用意されています。

駐車場から施設入口まで、薔薇に囲まれたアプローチを通行します。この間に屋根はありません。小さな段差箇所はありますが、路面に大きなデコボコはなく、車椅子で移動可能です。

花園フォレスト 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

メイン棟への出入口はフラット構造で自動ドアです。車椅子での出入りに問題はありません。館内に1つバリアフリートイレが用意されています。

館内の各売場、レストランは、フラットなバリアフリー仕様です。1Fだけのワンフロア構成で、通路幅は余裕があります。車椅子での移動に問題はありません。

人気のパンコーナーは、自由にパンをとって自分でラップをします。このコーナーは一般的な車椅子で利用するとやや高い位置に商品があります。

パンコーナー以外は、車椅子での利用に大きな問題はありません。全般的に、車椅子から商品が手にとりやすい陳列です。

花園フォレスト 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

人気の施設なので、店内は混雑します。状況によっては、車椅子の移動が難しいほどの客の滞留箇所が出現します。

独立棟の蕎麦屋は、座敷席とカウンター席の他に、テーブル席がありますが、テーブルと椅子は狭く、車椅子から一般席に移動できない人は、利用し難いかもしせれません。

花園インターの近くにある「花園フォレスト」は、安くて美味しいグルメを車椅子で楽しめるバリアフリー施設です。

なお姉妹店の上里カンターレのバリアフリー状況は、別稿「太陽とスイーツのリゾート上里カンターレ 車椅子買物ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

(本稿は2020年1月に加筆修正しました)

関越自動車道 寄居 星の王子さまPA バリアフリー情報

※2021年3月末で、「星の王子さまPA」事業は終了しました。以後改修工事のため、当面の間は自動販売機のみの営業となります。以下は「星の王子さまPA」が営業していた2019年の状況です。

埼玉県深谷市の関越上り線PAは「星の王子さまPA」です。車椅子からみた各施設の状況を紹介します。

星の王子さまPA 

日本初のテーマ型PAです。関越自動車道のこの区間が開通した1980年から供用された寄居PAが、30年の供用を経て、2010年に「星の王子さまPA」になりました。星の王子さまの作者が育った「南仏プロバンス地方」の雰囲気を演出した施設です。

南仏プロバンス地方

東日本高速道路の発表では「通常のPAの数倍の投資がかかるため、簡単にコンセプトを変えられない」「投資回収計画期間は17年」となっています。また「今後も3年に一つは、テーマ型PAを開発したい」とされ、その後に東北自動車道路の羽生PA上りが「鬼平犯科帳」モチーフのテーマ型PA「鬼平江戸処」になりました。

日本初のテーマ型PAです

PAの一般駐車場の出口よりに屋根付きで3台分用意されています。

障害者用駐車スペースの状況

身障者用駐車区画からはスロープを上り施設へ向かいます。

障害者用駐車スペースの状況

この間はすべて屋根があるので雨天でも濡れずに利用できます。

障害者用駐車スペースの状況

バリアフリートイレは1つです。ウォシュレット付き便器、ユニバーサルベッドが備えられています。

障害者用トイレの状況

絶対的なスペースが狭いため、店内の通路幅には余裕がありません。混雑すると車椅子での店内移動は苦戦します。店内では星の王子さまオリジナルグッズが販売されています。

飲食店のバリアフリー状況

レストランは店内のスペースが狭く、通路幅に余裕がないので、車椅子での食事は席を選びます。

飲食店のバリアフリー状況

むしろスロープを下りた地点にある、軽食コーナーのほうが、店内のスペースは少し余裕があります。

飲食店のバリアフリー状況

「大人はみんな、子どもだった。でも、そのことを覚えている人はほとんどいない。」星の王子さまでの名セリフの一つです。

星の王子さまからのメッセージ

「星の王子さまPA」には30カ所に、このような星の王子さまからのメッセージが埋め込まれています。

星の王子さまからのメッセージ

星の王子さまPAは日本初のテーマ型PA。施設全般スペースに余裕はありませんが、車椅子で利用できます。

(本稿は2019年9月の取材に基づいています)

埼玉県 道の駅はなぞの 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県深谷市。花園インター近くにある「道の駅はなぞの」は、とても人気のある施設ですが、設備は古さと新しさが同居しています。車椅子から見た現地のバリアフリー状況を紹介します。

周辺の国道140号沿いはロードサイドショップが立ち並ぶ商業エリア。隣接する「JA花園直売所」と併せると駐車場は600台以上の収容がありますが、週末はすぐに満車になり駐車スペースの確保に苦戦します。身障者用駐車スペースは、「道の駅はなぞの本館」前ではなく、24時間利用可の外トイレの先に9台分用意されます。

道の駅はなぞの

「道の駅はなぞの」は1998年に開業しました。そして2017年に大規模な改装を実施してグランドリニューアルオープン。「道の駅はなぞの本館」の内部は大きく変わりました。隣にJA系農産物直売所があるので、農産物の扱いはありません。深谷の名品が並び、地元人気パン屋が出店、深谷市のキャラクター「ふっかちゃん」のミュージアムなどがあります。

道の駅はなぞの

「道の駅はなぞの本館」は2F構造でエレベーターがあります。また館内のバリアフリートイレは1Fにあります。ややスペースは狭い個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

道の駅はなぞの

フロア内はフラット構造で、ショップの通路幅は広くはありませんが車椅子通行は可能。ただし混雑すると、車椅子での移動は苦戦します。

道の駅はなぞの

館内には「深谷小前田屋台まつり」で使用される屋台が展示されています。1Fと2Fの両フロアから見学できます。

道の駅はなぞの

2017年にグランドリニューアルしましたが、元々は1998年の施設なので、最近の道の駅とは施設の設計が違います。「道の駅はなぞの本館」の横にある独立棟の「休憩所」と「外トイレ」は開業当初のメイン施設です。

道の駅はなぞの

施設内のバリアフリー動線は「休憩所」を中心に設計されています。身障者用駐車区画や第一駐車場からは、「休憩所」を目指して移動してください。車道と施設内歩道は段差があるので、車椅子で直線的に「道の駅はなぞの本館」を目指すと段差にあたります。また第二駐車場から、あるいは隣のJA直売所からのルートは、道を選ばないと車道と歩道を区分けする段差にあたります。施設敷地内の「花時計公園」への移動も同様です。車椅子では段差回避箇所を選んで通行してください。また「道の駅はなぞの本館」1Fの「休憩所」側の出入口は、車椅子では乗り越えることが難しい段差があります。

道の駅はなぞの

2017年の大規模な改装は、「道の駅はなぞの本館」ショップ内のリニューアルが中心で、施設敷地内の段差構造は、1998年の開業当初からほとんど変わっていません。改装された箇所がバリアフリーな「道の駅はなぞの」は、設備的に古さと新しさが同居する道の駅です。

道の駅はなぞの

隣接する「JA花園直売所」が地元の人に人気で、集客力があります。周辺は地域一番のロードサイド商業集積エリア。「道の駅はなぞの」の駐車場は混みます。車椅子利用者は、なるべく混雑のピークをずらした利用をお薦めします。

(本稿は2018年11月の取材に基づいています)