渡良瀬遊水地 わたらせ自然館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

ラムサール条約登録地の渡良瀬遊水地。そのインフォメーションセンター「わたらせ自然館」は、群馬県板倉市にある車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

アクセスは車が便利です。無料駐車場が施設に隣接して用意されます。駐車場は未舗装で区画線はなく、路面はフラットですが大粒の砂や小石が敷かれています。駐車場内の車椅子での移動は振動が激しくくるので、なるべく移動距離が少ない場所を選び駐車してください。

駐車場を出ると、エントランスから館内まで、車椅子での利用に問題の無いフラット構造です。

エントランスはスロープ

エントランスはスロープがあります。入口は自動ドア。館内にはバリアフリートイレの用意があります。

エントランスはスロープ

大谷石造りの米蔵を改築した施設です。建物外観も見学する価値があります。

エントランスはスロープ

館内はパンフレットなどが置かれるラウンジ、企画展やイベントが開催される多目的室、そして展示室の構成です。

今回取材時「多目的室」は閉室でしたが、館内はすべて車椅子で利用出来るフラットな構造です。

エントランスはスロープ「渡良瀬遊水地」を解説する展示室を見学しました。展示室の中央に渡良瀬遊水地の全貌を紹介する大きなジオラマがあります。

ジオラマと詳しい解説

そして壁面には遊水地に関する各種の詳しい解説を展示。いずれも車椅子での見学は可能です。

ジオラマと詳しい解説

展示室の奥は、渡良瀬遊水地の生き物ではなく、世界各国から採集された昆虫や蝶の標本が展示されます。

「わたらせ自然館」は車椅子で利用できる施設です。「渡良瀬遊水地」に出かける前に、事前学習と休憩に利用できる無料施設です。

渡良瀬遊水地に面したスーパー堤防上にある「道の駅かぞわたらせ」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2019年6月の取材に基づいています)

群馬県立館林美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

2001年に開館した群馬県立館林美術館は、多々良沼公園の整備と一体となって設計されました。北に多々良川、南東に湿地、南西に水田があり、そこに修景池と盛土を施した「水面に浮かび上がる島」が建築デザインのコンセプト。美しい美術館です。

群馬県立館林美術館

館林美術館は、群馬県立美術館としては高崎の近代美術館に次いで2館目の美術館です。独自色を打ち出すために、親しみやすく、かつ当時の相場としてはコスパがよかった「フランソワ・ポンポン」の作品と資料がコレクションの中心になりました。

群馬県立館林美術館

別館「彫刻家のアトリエ」は、ポンポンの故郷であるフランスのブルゴーニュ地方の農家の納屋をイメージして設計されています。

群馬県立館林美術館

別館内のアトリエは1933年、ポンポンの死後直後に撮影されたアトリエの写真をもとに、蒐集したオリジナル資料と再制作した模刻品などで再現されています。

群馬県立館林美術館

車椅子からみた、美術館の主な施設のバリアフリー状況を紹介します。

群馬県立館林美術館

多々良駅から徒歩20分の案内。アクセスは車が便利です。多々良沼公園利用者用と一体化した、来館者用の大きな無料駐車場が用意されています。

身障者用駐車スペースは一般駐車場とは違う場所、タクシー乗り場と共用で、美術館エントランスの横にあります。一般駐車場の先、一般車両は進入禁止エリアに車を進めます。

群馬県立館林美術館

エントランスの近くに5台分の身障者用駐車区画が設定されています。スペースに余裕があるので、さらに数台を駐車可能です。

群馬県立館林美術館

身障者用駐車スペースからなだらかなスロープを通り、エントランスへ向かいます。

群馬県立館林美術館

一般駐車場を利用した来館者も、最後はこのスロープからエントランスに向かいます。駐車場から池の横の通路を通りスロープに近づきます。

群馬県立館林美術館

通路からスロープに合流します。

群馬県立館林美術館

正面がエントランスで、右側の建物は展示室1です。

群馬県立館林美術館

エントランス周辺のバリアフリー状況です。今回取材時は「フランソワ・ポンポン展」が開催されていました。事前予約は不要で、美術館入口で検温と手指消毒を行い、簡単な記帳をして入館します。

群馬県立館林美術館

美術館のエントランスホールは広い空間で、受付があります。群馬県立館林美術館の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳等を提示して、無料観覧券を発券していただきます。

群馬県立館林美術館

バリアフリートイレは、美術館内にある4か所トイレの内、受付に近い場所にあるトイレ2か所にあります。別館とレストランのトイレにはありません。

下の写真は展示室2に近いバリアフリートイレです。スペースはやや狭い個室ですが、車椅子は入ります。ウォシュレット付き便器が備えられています。

群馬県立館林美術館

館内に段差は無く、すべての展示室は車椅子で観覧できます。展示室1は南向きの大きなガラス面がある半独立構造で、フランソワ・ポンポンの作品など、彫刻作品を中心に展示されます。美しい外観が魅力です。

群馬県立館林美術館

展示室1への屋内アプローチです。入口で観覧券を提示して入室します。

群馬県立館林美術館

ガラス張りのギャラリーに沿って、展示室2から4が連続して配置されています。車椅子での観覧に問題はありません。展示室4は、企画展によっては、窓から風景を観ることができる構造です。

群馬県立館林美術館

展示室4の先から自動ドアを出て、別館「彫刻家のアトリエ」へ向かいます。外に出ると、美術館の建物を背景にした美しい公園エリアが広がります。

群馬県立館林美術館

彫刻家のアトリエの出入口は、重い木製の手動ドアです。今回取材時は、そこに常駐しているスタッフが、車椅子をみてドアを開閉してくれました。

群馬県立館林美術館

館内にワークショップと再現されたアトリエがあります。アトリエは車椅子で見学できます。

群馬県立館林美術館

彫刻家のアトリエの外観と周囲の風景が見事です。ややラフな舗装路ですが、森の中に散策路があります。

群馬県立館林美術館

彫刻家のアトリエの外壁は、石灰岩の乱積漆喰仕上げです。

群馬県立館林美術館

屋根はフランス瓦。森の中に佇む彫刻家のアトリエを車椅子から観ることができます。

群馬県立館林美術館

弧を描くギャラリーは200ⅿ。エントランス方面、身障者用駐車スペース側に、ミュージアムショップとレストランがあります。

ギャラリーを利用しているので、空間としては幅があまりありません。少し混雑していると、ミュージアムショップ内の車椅子での移動は苦戦します。ミュージアムショップにはフランソワ・ポンポンの作品などオリジナル商品が数多く販売されています。

レストラン「エミール」は、2021年1月にグランドオープンしました。館林の人気店「城内食堂」の姉妹店です。ワッフルプレートなどが人気メニュー。今回取材時はティータイムで、ウェイティングがかかっていました。

群馬県立館林美術館

窓からの風景が美しいお洒落なレストランです。

車椅子で行く群馬県立館林美術館 バリアフリー情報

群馬県立館林美術館は、美しい景観と、親しみやすい近代美術、現代美術を楽しめる、バリアフリーな美術館です。

「館林つつじまつり」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

(本稿は2021年11月に書き直しました)

館林東武トレジャーガーデン 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

※東武トレジャーガーデンは2021年6月に閉園しました。以下は営業時に状況です。

バラの庭園を中心にしたフラワーガーデン「東武トレジャーガーデン」は、段差箇所には迂回スロープが整備され、車椅子で利用出来る施設になりました。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

東武トレジャーガーデンは、夏季と冬季は閉園します。またその時期の開花状況により入園料金が変動します。開園日と入園料金をHPなどでチェックして下さい。

またウェディングパーティーなどで、園内のレストランが貸切営業になることがあります。

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

有料の時代もありましたが、現在駐車場は無料です。ガーデン入口近くに身障者用駐車区画が数台分用意されていますが、区画のサイズは一般車用と同じです。広い乗降スペースが必要な方は、利用しやすい場所を探して駐車して下さい。

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

ガーデンの入口は段差構造ですが、迂回スロープがあります。傾斜角度は標準レベルで一般的な車椅子利用者なら移動可能です。入園料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が半額に減免されます。

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

入園手続きをして園内に入ると、すぐに下りの段差があります。段差回避ルートは右側です。車椅子では受付棟の裏側を廻るようにしてガーデン内に入ります。

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

園内はほぼ全域を車椅子でまわることができます。傾斜が強い箇所はありません。ところどころに、浅いくぼみがある路面箇所はあります。

ネモフィラガーデン側にある低い展望台だけは、階段構造のため車椅子で上ることは出来ません。

積極的に広報されていませんが、諸般の事情により2019年春の芝桜はありませんでした。2020年以後の予定は不明です。

車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

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車椅子で行く館林 東武トレジャーガーデン バリアフリー情報

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レストラン、キッチンカーフードコート、売店へ、段差解消箇所を通り車椅子で行くことができます。売店内の通路はやや狭く、混雑していると車椅子での店内移動は苦戦します。

「聖ペテロ&パウロ教会」の入口は階段。ここも車椅子では段差迂回スロープで上ります。教会内は自由に通行できますが、通路が狭く車椅子での通行は難しい幅です。車椅子では、教会入口から内部を見学することになります。

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園内の2か所にトイレがあり、それぞれバリアフリートイレが用意されています。

例年5月のゴールデンウィークが混雑のピークになります。周辺道路が渋滞し、駐車場が満車になることもあります。車椅子利用者は、混雑ピークをずらした利用をお薦めします。

(本稿は2019年4月の取材に基づいています)