那珂川町馬頭広重美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

那珂川町馬頭広重美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

栃木県生まれの実業家が、大正から昭和初期にかけて収集した「青木コレクション」の公開と、地域活性化を目的に2000年に開館した美術館です。隈研吾氏の設計による和の建築美も魅力です。車椅子からみた「那珂川町馬頭広重美術館」のバリアフリー状況を紹介します。

那珂川町馬頭広重美術館 

○障害者用駐車区画の選択

アクセスは車が便利です。美術館を中心に複数の公共施設があるエリアで、「那珂川町馬頭郷土資料館」は隣接しています。

那珂川町馬頭広重美術館 

美術館の前に広い無料駐車場があり、障害者用駐車区画が用意されています。そのすぐ近くには、独立トイレ棟があり障害者用トイレがあります。

那珂川町馬頭広重美術館 

トイレ棟の前からなだらかな傾斜路を上がり、車椅子で美術館に向かうことができます。

那珂川町馬頭広重美術館 

もう一カ所、郷土資料館の前にも障害者用駐車区画があります。ここへは、美術館前駐車場からはアクセスできません。その隣の道路、郷土資料館につながる道からアクセスします。

那珂川町馬頭広重美術館 

郷土資料館前の障害者用駐車区画からは、竹林の横のフラットな路面を通行して美術館のエントランスに移動できます。

那珂川町馬頭広重美術館 

○美術館の外観

美術館のデザインは広重の代表作「東海道五十三次 庄野 白雨」がモチーフです。地元産の八溝杉のルーバーで全体が覆われた特徴的な外観です。

那珂川町馬頭広重美術館 

美術館本棟とカフェとショップが入る別棟が杉の屋根でつながります。その中央部の通路は「広重街道」です。エントランス周辺は全く段差の無いフラット構造で、問題なく車椅子で移動できます。

那珂川町馬頭広重美術館 

○美術館内のバリアフリー状況

アプローチからエントランスへ、そして館内に入ります。受付があるので入館手続きを行います。馬頭広重美術館の観覧料は障害者減免制度があり、本人と介助者1名が半額に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。

那珂川町馬頭広重美術館 

受付の横はミュージアムショップ。その奥に障害者用トイレが1つ用意されています。広さ、設備とも一般的なトイレで、ユニバーサルベッドはありません。

展示室は2室あります。いずれもフラットでスペースに余裕があり、問題なく車椅子で観覧できます。

常設展はありません。2020年度は年間で、企画展と特別展を合わせて7本が開催される予定です。

那珂川町馬頭広重美術館 

○オープンギャラリーから借景を楽しむ

展示室を出ると、大きなガラス窓があるオープンギャラリーがあります。

那珂川町馬頭広重美術館 

ここから庭や森の景観を楽しめます。

那珂川町馬頭広重美術館 

エントランスには、建物と隈研吾氏の紹介展示があります。

那珂川町馬頭広重美術館 

○那珂川町馬頭郷土資料館のバリアフリー状況

隣接する郷土資料館は入館無料の施設です。入口までは舗装路通り、美術館から車椅子で移動できます。

那珂川町馬頭広重美術館 

資料館の出入口は大きな手動ドアです。

那珂川町馬頭広重美術館 

資料館は2フロア構造ですが、エレベーターはありません。1F の展示室は車椅子で見学可能です。

館内1Fのトイレには障害者用はありません。

那珂川町馬頭広重美術館 

栃木県那珂川町の馬頭広重美術館は、作品と建物、そして窓越しの借景が車椅子で楽しめるバリアフリー美術館です。

(本稿は2020年9月に執筆しました)