しょうけい館(戦傷病者史料館)車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都千代田区九段下にある「戦傷病者等が体験した戦中・戦後の労苦を後世に語り継ぐ施設として平成18年3月に開館した国の施設」です。2023年に移転し、現在ではビルの2Fと3Fで無料公開されています。アクセスは九段下駅から徒歩3分の案内。来館者用駐車場はありません。

しょうけい館

ビルに入りエレベーターで2Fへ上がります。

しょうけい館

無料施設ですが2Fの受付で入館券を発券していただきます。2Fは企画展示室とシアター、そして図書室と情報検索端末があります。余裕のあるスペースではありませんが、フラットな構造なので車椅子で観覧できます。

常設展示室は3Fです。エレベーターで3Fへ上がり、自動改札のような入場ゲートの入館券を入れて入室します。このゲートの幅は狭く、車椅子は通りません。ゲートの横に手動扉があるので、自分で開けて入退室してください。常設展示室内はバリアフリー仕様。車椅子で問題なく観覧できます。

しょうけい館

バリアフリートイレは3Fにあります。とてもスペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

しょうけい館

そしてオストメイト装置も備えられています。綺麗なトイレです。

しょうけい館

しょうけい館は車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。

(本稿は2025年10月に執筆しました)

九段下にある「昭和館」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

ふかや花園プレミアム・アウトレット 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県深谷市に2022年開業した「ふかや花園プレミアム・アウトレット」。新しい施設なので車椅子で利用できるバリアフリーなアウトレットです。

他のプレミアム・アウトレットと同じく店舗の出入口は手動ドアで、ドアの下に小さな段差がある構造ですが、多くの店舗はドアを開放して、段差解消スロープを設置しています。また横断歩道と歩道の段差が解消されているなど、車椅子での利用に大きな問題はありません。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

車椅子での利用上、知っていると役立つ情報を2つ紹介します。身障者用駐車スペースが集中的に設置されているのは「P2」です。車でアクセスした場合は、P2駐車場に進んでください。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

P2駐車場から道路を横断してアウトレットに向かいます。移動ルート上に気になる段差はありません。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

アウトレット内にトイレは7か所あり、すべてにバリアフリートイレが用意されています。これらのトイレ使用状況をリアルタイムで案内する掲示板が設置されています。トイレ掲示板を参照して、利用するトイレを選択してください。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

ふかや花園プレミアム・アウトレットはバリアフリー施設。身障者用駐車スペースは、P2に設けられています。

(本稿は2025年10月に執筆しました)

隣接する「深谷テラスパーク」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

豊洲セイルパーク商業ゾーン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都江東区豊洲駅近くに、2025年夏に開業した施設です。複合型ビルで1Fと2Fが商業フロア。飲食店、スーパー、CVSなどが営業しています。多くのお店は段差なく車椅子で利用できます。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

新しい施設なのでバリアフリー仕様。1Fと2Fともにフラットでスペースに余裕があります。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

駐車場があります。2025年夏時点、スーパーの利用で駐車サービスがあると案内されています。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

建物中央部に芝生広場があり、自由に利用できます。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

芝生広場にエレベーターがあり、2Fデッキと結ばれています。このデッキは豊洲セイルパーク2Fと、道路をわたる歩道橋に連絡しています。地域をつなぐバリアフリールートです。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

芝生広場は屋根があり、名称は「大屋根広場」です。小雨程度なら遊べます。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

屋根は2Fよりも高さがあり、吹き抜けのような構造です。明るく開放的な空間が広がります。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

バリアフリートイレは1Fと2F両フロアにあります。下の写真は2Fのトイレ。一般的なサイズの個室で、ウォームレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

豊洲セイルパーク商業ゾーン

豊洲セイルパーク商業ゾーンは、開放的な広場があるバリアフリー施設です。

(本稿は2025年9月に執筆しました)

隣接する「ららぽーと豊洲」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。