札幌の観光名所である「北海道庁赤れんが庁舎」が、2019年9月末に閉館し、大規模リニューアル工事を実施します。
北海道庁が定めたコンセプトの一つは「あらゆる人が楽しめる場」にすること。重要文化財としての価値を損なわない範囲でのバリアフリー化が行われます。
現時点で公表されている「基本方針」からバリアフリー化の概要を紹介します。
庁舎はB1から2Fまで3フロア構造。そして屋上部に八角棟とバルコニーがあります。
1Fエントランスの階段には昇降機を設置。そして館内にエレベーターを新設しB1から2Fをつなぎます。
屋上バルコニーを開放して眺望を楽しめるスペースにする計画ですが、屋上部へのエレベーター設置計画はありません。
また前庭部の再整備も計画されています。
バリアフリー化の詳細については、まだこれから検討が加えられる模様です。
総工費は78億円。2022年春の完成を目指しています。
≪生きるちから舎バリアフリーニュース 2019年7月9日付≫