狭山湖(山口貯水池)車椅子散策ガイド バリアフリー情報

狭山湖(山口貯水池)

埼玉県所沢市他にまたがる多摩湖と狭山湖は、昭和初期に造られた人造湖です。周辺には西武球場や西武園があり、また林や里山が残るエリアは「トトロの森」として整備が進みました。

美しい湖面の風景が楽しめる多摩湖と狭山湖ですが、未舗装路、段差路、アップダウンが激しい地形などに阻まれて、車椅子でアクセス可能なルートは限定的です。

車椅子利用者が、景観を楽しめる地点に簡単にアクセスできるのは、車を利用した狭山湖ルートです。現地の状況を紹介します。

狭山湖(山口貯水池)

狭山湖沿いには第1と第2の2つの有料駐車場が整備されています。どちらにも身障者用駐車スペースが用意されています。駐車料金の障がい者減免制度はありません。

北岸の第1駐車場からは、未舗装路面が続き、また途中には車椅子が通行できない幅の柵があるので、現在は車椅子で狭山湖に向かうことができません。管理事務所に近い、所沢市狭山湖第2駐車場の利用が便利です。

狭山湖(山口貯水池)

狭山湖第2駐車場から歩行者通路を通り、車道に出ます。狭山湖に向かうには、この道路を横断しなくてはなりません。歩道は未整備で、交通量が多いカーブの地点です。信号も横断歩道もないので、車が途切れた時に車椅子で横断しなくてはなりません。また一部路面が荒れてデコボコがあります。この危険な横断が最大の問題です。

狭山湖(山口貯水池)

狭山湖側の園地内は、舗装散策路が整備されています。その入口に、車椅子でカーブを回るタイプの車止めがあります。一般的な車椅子なら通過できますが、大型の車椅子で小回りが利かないタイプの場合、苦戦するかもしれません。

狭山湖(山口貯水池)

管理事務所の横を通る園地内散策路を進みます。ある程度進むと、狭山湖がちらちら見えるようになります。堤体に向かい進むと、徐々に狭山湖が現れます。

狭山湖(山口貯水池)

若干の坂道を上がると堤体の上に出ます。

狭山湖(山口貯水池)

ここから狭山湖を象徴する森と湖面と第一給水塔の風景を楽しむことができます。

狭山湖(山口貯水池)

堤体の上はフラットな舗装路面です。その気になれば、見える限りの先まで車椅子で移動できます。

狭山湖(山口貯水池)

園地内の公衆トイレには、バリアフリートイレが1つ用意されています。トイレとしては、あくまで公衆トイレの品質です。

狭山湖(山口貯水池)

横断歩道のない道を渡る危険はありますが、このルートであれば車椅子で狭山湖の景観を楽しむことができます。

多摩湖畔の狭山丘陵にある「東大和市郷土博物館」の情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

(本稿は2021年3月に執筆しました)