鎌倉大仏殿高徳院 車椅子お参りガイド バリアフリー情報

鎌倉の大仏様は車椅子でお参りが出来ます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

境内は各所に段差や砂利路面がありますが、難所には車椅子用の迂回ルートが整備されています。

バリアフリー概況

拝観料は障害者手帳の提示で本人が無料に減免されます。境内の公衆トイレにはバリアフリートイレが用意されます。

バリアフリー概況

身障者用駐車場は高徳院入口にあります。

障害者用駐車場の利用方法

2025年12月時点では、駐車場は予約制です。今後、運用方法等が変更になるかもしれません。身障者用駐車場の利用については、最新情報を確認してください。

障害者用駐車場の利用方法

参道の入り口は段差がありますが、左側がスロープに改装されています。

参道入口から券売所まで

段差箇所には必ずスロープが設置されています。

参道入口から券売所まで

「仁王門」は段差がなく車椅子で通行可能です。

参道入口から券売所まで

そのまま直進すると左手に「券売所」があります。ここで障害者手帳等を提示して拝観手続きを行います。

参道入口から券売所まで

「券売所」から先の一般ルートは、右折して大仏様の正面に出ます。このルートは砂利道と階段を通るので車椅子では通行できません。

券売所から大仏様まで

「券売所」から直進するのがバリアフリールートです。

券売所から大仏様まで

やや路面は荒れていますが、慎重に移動すれば車椅子で通行可能です。

券売所から大仏様まで

その先、大仏様に向かう階段の左手がスロープに改修されています。傾斜角度がある斜面なので、自走の方も介助者がいると助かるスロープです。

券売所から大仏様まで

大仏様の周りはフラットな舗装路面、車椅子でのお参りは可能です。

大仏様の拝観

大仏様の中は段差構造で車椅子では入ることは出来ません。

大仏様の拝観

大仏様のまわりには売店、休憩スペース、「藁草履」などがあります。

売店と藁草履

一段高い構造ですが、数か所段差解消箇所があるので車椅子での利用は可能です。

売店と藁草履

売店と藁草履

大仏様の裏側に「観月堂」とトイレがあります。「観月堂」へは段差やデコボコがあるルートを通ります。車椅子で近づくには相当無理をします。トイレまでは舗装通路が整備されています。

観月堂とトイレ

スロープを上った場所にバリアフリートイレが1つ用意されています。

観月堂とトイレ

帰りのルートは行きと同じです。車椅子で通行できない決定的な段差箇所は、すべて迂回ルートが用意されています。鎌倉の大仏様は車椅子でお参りが出来ます。

小町通りなど鎌倉駅周辺のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2019年5月の取材に基づいています。また2025年12月に一部加筆修正しました。)

深川不動堂 車椅子お参りガイド バリアフリー情報

成田山新勝寺の東京別院である深川不動堂は、車椅子でお参りが出来るお不動様です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

深川不動堂の境内には参拝者用の駐車場はありません。一般的なアクセスルートは、永代通りから参道である「人情深川ご利益通り」を通り境内に向かいます。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

深川らしい美味しいお店が並ぶ参道で、フラットな舗装路面です。車椅子で通行できます。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

参道を進むと段差がある境内への正面入口があります。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

左手にまわるとすぐに段差解消ルートがあり、緩やかなスロープを上り車椅子で境内へ入ります。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

境内に入ると「深川龍神」や「お札納め所」そして「総合受付所」などがあります。本堂がある「内仏殿」内へは、通常は階段を上がるルートです。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

車椅子利用者は専用入口を利用します。「総合受付所」などでお寺のスタッフに車椅子参拝すると声をかけて下さい。順路や手順を案内していただけます。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

車椅子専用入口は総合案内所の横にあります。引き戸を開けて内側へ入ります。この先は土足禁止です。雑巾があるので車椅子を拭いて館内へ上がります。介助者は靴を脱ぎます。靴は備え付けの靴袋に入れて持ち運びます。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

内仏殿内の宗教的なゾーンは撮影禁止です。車椅子ルートは入口から「祈りの回廊」を通ります。「祈りの回廊」とは、1万体の小さなクリスタル不動尊像が並ぶ幻想的な回廊で、ご本尊様の真下をくぐる宗教的な空間です。

回廊は狭い傾斜路で、車椅子同士のすれ違いは難しい幅です。また一般の参拝者のルートと逆走します。譲り合いながら回廊を車椅子で上ります。「祈りの回廊」を抜けると内仏殿1Fへ出ます。

御護摩修行が行われる「本堂」は1Fからお参りします。半地下構造で健常者は1Fから階段を下ります。車椅子では階段を下りずに1Fから御護摩修行に参加します。修業中は座ることがルール。1Fの両サイドに車椅子で参加しやすいスペースがあります。1Fには他に「おねがい不動尊」と「十二支守本尊」が鎮座します。車椅子でのお参りは可能です。

バリアフリートイレは1Fにあります。館内にはエレベーターが1系統2基あり、車椅子で上下階移動が可能です。

車椅子でお参り 深川不動堂 バリアフリー情報

2Fは「四国八十八カ所巡拝所」「七福神」「阿弥陀如来像」「位牌堂」「一仏礼拝所」「不動明王坐像」。すべて車椅子でお参り出来ます。他に「写経道場」があります。

3Fは寺務所で立ち入れません。

4Fは「風神雷神図」があるドーム空間と、天井画「大日如来蓮池図」がある「宝蔵大日堂」があります。どちらも車椅子での見学、お参りは可能です。

B1は「多目的ホール」。写経大会や写仏会が定期開催されます。またその時々の企画展が開催されることもあります。「多目的ホール」はフラットな構造で車椅子での利用は可能です。

以上、B1から4Fまで各階にエレベーターで移動することが出来ます。

内仏殿から外に段差なく移動出来るルートは「祈りの回廊」だけです。帰りも1Fから「祈りの回廊」を通り、車椅子専用出入口に向かいます。

300年を超える歴史がある不動堂は、車椅子でお参りが出来ます。御護摩修行への参加も可能です。

隣接する「富岡八幡宮」の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年6月に加筆修正しました)

岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワー 車椅子観光バリアフリー情報

岐阜市の中心部周辺にある主な観光スポットのバリアフリー状況を紹介します。

(1)岐阜公園全体

(2)岐阜市歴史博物館

(3)岐阜大仏

(4)みんなの森 ぎふメディアコスモス

(5)岐阜シティタワー43展望台

(1)岐阜公園全体

岐阜城の麓に広がる岐阜公園。複数の有料駐車場が点在しています。その中で「大宮町駐車場」は大型バスと障がい者専用の駐車場です。駐車料金は無料に減免されます。右折入場は出来ないので注意して下さい。

「大宮町駐車場」のスタッフに障害者手帳を提示して車椅子利用を申告してください。障がい者用の利用証が渡されます。それをダッシュボードのみえるところに置きます。駐車場は広く、駐車区画はゆとりのあるサイズです。駐車場の脇にはバリアフリートイレがある公衆トイレが設置されています。

出庫時は利用証を返すと、スタッフが手動でゲートを開けてくれます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

駐車場から博物館方面にかけては、四季折々の景観を楽しめる車椅子で散策できる庭園です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

一部路面が荒れている箇所があるので、注意して車椅子で移動してください。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

また一部のルートは車椅子で通行できない段差などがあります。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜公園内から「ぎふ金華山ロープ―ウェー」で山頂の岐阜城へ行くことが出来ます。ロープ―ウェーは料金の障がい者減免制度がありますが、バリアフリー設備ではありません。車椅子利用の場合、スタッフが車椅子を担ぎあげて階段を上がります。

岐阜城も段差構造で車椅子での見学はできません。

また公園内にある「名和昆虫博物館」は、2Fへは階段のみの構造です。

(2)岐阜市歴史博物館

岐阜公園内にある「岐阜市歴史博物館」はバリアフリー施設です。2階建て構造で、1Fは特別展示室、2Fが常設展示室。エレベーターが1基あり、バリアフリートイレは1Fと2Fにそれぞれ用意されます。

観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。

data:text/mce-internal,content,%3Cimg%20class%3D%22alignnone%20size-medium%20wp-image-4550%22%20src%3D%22https%3A//ikiru-chikara.org/wp-content/uploads/2019/05/IMG_20190414_093205_R-300x225.jpg%22%20alt%3D%22%u8ECA%u6905%u5B50%u3067%u884C%u304F%u5C90%u961C%u516C%u5712%u30FB%u5C90%u961C%u5927%u4ECF%u30FB%u307F%u3093%u306A%u306E%u68EE%u30FB%u5C90%u961C%u30BF%u30EF%u30FC%u306E%u30D0%u30EA%u30A2%u30D5%u30EA%u30FC%u60C5%u5831%22%20width%3D%22300%22%20height%3D%22225%22%20/%3E

1Fでは年に数回特別展、企画展が開催されます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

特別展示室内はフラットな構造で、車椅子での利用に大きな問題はありません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

2F常設展は、岐阜の古代から現代までの歴史や伝統工芸品を展示解説します。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

フラットで展示スペースに余裕があるので車椅子での見学に大きな問題はありません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜といえば信長。「戦国ワンダーランド」のコーナーは特に力が入っています。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

(3)岐阜大仏

岐阜公園の隣に建つ「正法寺」の「大仏殿」と「籠大仏」は、バリアフリーではありません。岐阜公園から徒歩でアクセス可能な距離で、境内に参拝者用駐車場があります。駐車場には身障者用駐車区画はありません。

いずれのアクセス手段でも、大仏殿の入口は裏側です。駐車場を通り裏側へ廻ります。この間のルート約30mは、砂利路面や未舗装路、小さなデコボコがあります。しかし慎重に移動すれば車椅子でも何とか通行可能です。

大仏殿への入口手前に3段、そして大仏殿への入口は木枠の段差をまたぎます。ここは車椅子では通行できません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

介助歩行など、何らかの手段で3段と木枠を突破できれば大仏殿内へ入ることができます。拝観料は障害者手帳の提示で本人と介助者が減免されます。入口段差の横が受付です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

大仏殿内はフラット構造で車椅子での参拝は可能です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

同行者が大仏殿内に車椅子を運べれば、大仏の周囲を車椅子で一周できます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

大仏の他にも「五百羅漢」などが拝める大仏殿です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

(4)みんなの森 ぎふメディアコスモス

館内の建築デザインが有名な、図書館を核にした公共施設です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜市民のための施設ですが、誰でも図書館内に自由に出入りが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

いまや岐阜市の観光スポットの一つになりました。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

岐阜駅から2kmほどの場所です。施設の横に駐車場棟があります。身障者用駐車区画は2Fです。入口に身障者用の空満のサイン表示があるので「空」を確認して2Fへ上がってください。

2Fのもっともメディアコスモス寄りに身障者用駐車区画があります。その近くにあるエレベーターで1Fへ下り、隣接するメディアコスモスの1F入口から入館してください。

駐車券を館内の「認証機」に通すと2時間まで駐車料金は無料になります。2時間を超える利用の場合、障害者手帳等の提示で有料料金が半額に減免されます。この減免サービスを受けたい場合は、「認証機」に駐車券を通さずに、1F総合案内で駐車券と障害者手帳等を提示して減免処理を受けて下さい。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

メディアコスモスは2015年に開業した施設です。全館バリアフリーで車椅子での利用に大きな問題はありません。バリアフリートイレは複数箇所に用意されます。

館内にはCVSやカフェがあります。CVSにアルコール類はありません。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

(5)岐阜シティタワー43展望台

岐阜駅前にある「岐阜シティタワー43」には、バリアフリーな無料展望室があります。眺望はおおよそ180度角で、駅から北方面を臨みます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

駅から「黄金の信長像」を見ながら、タワー2Fにつながるデッキを通り車椅子でアクセス可能。地下駐車場もあります。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

シティタワーの2Fから43F展望室への直行エレベーターを利用します。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

無料展望室はフラット構造です。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

低い位置からある窓なので、車椅子目線で景観を楽しむことが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

南側を眺望するフロア半分は、スカイレストランです。予約制でパーティが出来ます。

車椅子で行く岐阜公園・岐阜大仏・みんなの森・岐阜タワーのバリアフリー情報

「岐阜シティタワー43」展望室は、通常営業は23時まで。エレベーターの利用は22時まで。22時を過ぎるとエレベーターは下りしか利用できません。

岐阜シティタワーの駐車場を利用する場合の注意点です。駐車場の入口はシティタワーの1Fではなく、線路側に隣接する独立した駐車場棟「駅西駐車場」の入口です。シティタワーの地下駐車場は「駅西駐車場」と地下で連絡します。

シティタワー地下駐車場と駅西駐車場は、利用料金の減免サービスは共通です。つまり一体となった駐車場です。駅西駐車場の上層階に駐車しても、バリアフリーにシティタワーへ移動することができます。

駅西駐車場の1Fは身障者用駐車区画のフロア。その1Fの管理事務所に精算前に駐車券と障害者手帳等を提示すると、駐車料金が半額に減免されます。

岐阜市中心部には、車椅子で楽しめる観光スポットがあります。短距離の介助歩行が可能な方なら、岐阜大仏の参拝もお薦めします。

(本稿は2019年4月の取材に基づいています)