山梨県北杜市清里の清泉寮は、レストラン、ショップ、ミュージアムなど、複数の施設がある観光スポットです。しかし1938年からの歴史がある施設なので、必ずしもバリアフリーではありません。車椅子での無理のない利用方法を紹介します。

車椅子利用でお薦めできるのは「清泉寮ジャージーハット」と「八ヶ岳自然ふれあいセンター」です。この2施設のバリアフリー状況は詳しく後述します。
「清泉寮ファームショップ」「やまねミュージアム」「清泉寮本館ギフトショップ」「ポール・ラッシュ記念館」は、段差解消スロープなどがあり、車椅子で利用出来ないことはありません。ただし、そこに行くまでの通路が悪路であったり、施設の出入口が手動ドアであったり、内部のスペースに余裕がないなど、古い施設なので必ずしも車椅子向きではありません。
宿泊施設は、コテージは段差構造ですが、本館内にはバリアフリートイレがあります。ただし、いわゆるバリアフリールームはありません。
本館レストランは2Fで、メインエントランスは階段を上がります。

清泉寮ジャージーハットのバリアフリー状況です。
ここは新しい施設なので施設内はバリアフリー仕様です。綺麗なバリアフリートイレが1つ用意されています。ユニバーサルベッドはありません。
ただし駐車場の選び方は悩ましい問題があります。本館横の駐車場からアクセスすると、舗装通路ですが部分的に傾斜がつよい下り坂を通行します。

牧場側の駐車場からは、逆に上り坂です。

道の反対側にある、高さがほぼ等しい八ヶ岳自然ふれあいセンターの駐車場は、路面が未舗装で小石がゴロゴロしています。
ジャージーハットでは、ソフトクリームを販売しています。その他に、物産品、パン、テイクアウト総菜などがあります。
清里の雄大な風景を楽しめるテラスは、バリアフリー仕様です。テラスには足湯がありますが、一般的な構造で車椅子のままでの利用は困難です。

八ヶ岳自然ふれあいセンターのバリアフリー状況です。古い施設ですが車椅子で利用できます。ポイントは駐車場です。一般駐車場とは別に、センターと同じ高さに身障者用の駐車場があります。一般駐車場入口よりも少し高い場所にある専用の入口から、標識に従がい進んでください。センター建物の横に、身障者用駐車場があります。

エントランスは階段ですが、段差回避スロープが用意されています。

傾斜角度は緩やかなスロープです。

センター内にバリアフリートイレが1つあります。センター内の展示は、車椅子で見学可能です。八ヶ岳、清里の動物が紹介されています。

八ヶ岳自然ふれあいセンターには、2種類のオフロード用車椅子があり、無料で借りることができます。車椅子で周辺のハイキングに挑戦できます。

清里の人気施設「清泉寮」は、「ジャージーハット」はバリアフリー仕様です。そして「八ヶ岳自然ふれあいセンター」はバリアフリーで、車椅子で利用できます。
清里高原の入口、小淵沢ICの近くにある「道の駅こぶちさわ」はお洒落な施設です。別稿で紹介していますので、ご覧ください。
(本稿は2020年8月に執筆しました)