立川昭和記念公園内 昭和天皇記念館 バリアフリー情報

東京都立川市の「昭和天皇記念館 」は、陛下のお人柄と昭和の時代を偲ぶ、車椅子で利用できるワンフロアでフラットな記念館です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2018年1月の取材に基づいています。

 

昭和記念公園内の施設

2005年に開館した「昭和天皇記念館」は、国営昭和記念公園内「花みどり文化センター」の中にあります。

有料の施設ですが、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免。記念館はワンフロアで館内はフラット。車椅子での利用に大きな問題はありません。

ただし記念館内にはトイレがないので、「花みどり文化センター」の障害者用トイレを利用してください。

昭和天皇記念館

御椅子に御料車、お召列車

「昭和天皇記念館」の展示は、陛下のお人柄や研究成果などの紹介と、昭和の皇族および昭和の時代そのものを紹介しています。

大物の展示物としては、昭和28年から使用された「御椅子」や、昭和42年から使用された「御料車」など。陛下と陛下が生きた時代そのものを感じる展示物です。昭和21年から使用されたお召列車の模型の展示もありました。

マッカサーと並んだあの有名な写真の展示もあります。

昭和天皇記念館

館内にはガイドスタッフ

規模はそれほど大きくもない記念館です。今回取材時は、館内にお一人、とても上品な印象の紳士がガイドスタッフとして佇んでいました。

陛下の幼少時、皇太子時代、そして戦前戦中の展示も。歴史的な知識により理解が深まる展示も数多くあります。不明な点は、ガイドに解説をお願いできます。

昭和天皇記念館

ミュージアムショップはオリジナル商品の宝庫

入口にある受付がミュージアムショップも兼ねています。とても小さなショップですが、カレンダー、メモ帳などなど、数多くのオリジナル商品が並びます。ここでしか出会えないオリジナル商品があります。素通りせずに商品をチェックすることをお薦めします。

昭和天皇記念館

屋上は「浮遊の庭」

「昭和天皇記念館」がある「花みどり文化センター」は無料のバリアフリー施設。その時々のイベント展示などもあるのでご覧ください。

センターの屋上は緑化された「浮遊の庭」。エレベーターが2系統あり車椅子で行くことができます。

「浮遊の庭」からは昭和記念公園立川口方面に、スロープでバリアフリーに移動可能。車椅子で広域に散策できます。

昭和天皇記念館

公園駐車場は障害者減免あり

車利用の場合「昭和天皇記念館」専用駐車場はなく、昭和記念公園立川口駐車場の利用になります。公園駐車場は障害者手帳の提示で駐車料金が無料に減免されます。

立川口駐車場の障害者用駐車区画から「昭和天皇記念館」までは、300mほどの距離です。横断歩道を渡る地上ルートと、前出の「浮遊の庭」経由で向かうブリッジルートがあります。どちらも距離はほとんど変わりません。

昭和天皇に関わる資料公開され、関連する書籍も数多く刊行されました。ある程度の知識をもって見学をすると面白い施設です。「昭和天皇記念館」は車椅子で利用できる施設です。

長野エムウェーブ オリンピック記念展示コーナー

長野県長野市の「長野エムウェーブ」は、1998年の長野オリンピック、パラリンピックでスピードスケート競技の会場となった施設です。現在、冬場はスケートリンク、夏場はイベント会場などに使用されています。

この施設のなかにバリアフリーな「オリンピック記念展示コーナー」があります。この展示コーナーを中心に現地の状況を紹介します。

なお本稿は2014年の取材に基づいています。

アクセスは車です。施設の周囲がとても広い無料駐車場。「オリンピック記念展示コーナー」の入口近くに障害者用駐車スペースがあります。

ただ、そこからでも入口までは100m位あり、その間屋根はないので、雪や雨の日は濡れます。入口まで車で進み、屋根の下で乗降して、ドライバーだけ駐車場に行くことはできます。

「オリンピック記念展示コーナー」は無料の施設です。入場口に金メダルをかけた清水選手の等身大の写真があります。

展示コーナーには、長野オリンピックの写真、選手が使った道具やユニホームの展示、各競技のことがわかる資料などが並んでいます。

Tシャツ、タオル、ピンバッジなど、各種のオリジナル商品が販売されています。長野オリンピック以後の大会の写真なども展示されています。。

エレベータで上がると、競技場全体を見渡せる観客席コーナーに行きます。スケート場を上から見渡す位置で、車椅子用の観覧コーナーもあります。実際に見ることで大きな競技場であることを体感できます。冬季は一般開放のスケート場として営業しています。

障害者用トイレはあります。また、エムウェーブの建物自体も、環境への配慮や独特のデザイン設計など、見る価値のある構造物です。

現在は長野県などが出資する、株式会社エムウェーブが運営しています。

終戦に導いた総理 野田市鈴木貫太郎記念館 バリアフリー情報

千葉県野田市にある「鈴木貫太郎記念館」は、1963年に開館した施設ですが車椅子での見学が可能です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年7月の取材に基づいています。

 

○晩年を過ごした旧宅の隣

終戦時の内閣総理大臣であった鈴木貫太郎氏は、6歳から10歳を現在の野田市関宿で過ごし、引退後の晩年2年間をまた関宿に住まいました。

「鈴木貫太郎記念館」は終の棲家となった旧宅の隣に建てられ、現在は野田市が管理しています。

入館は無料。平屋構造の記念館です。

晩年を過ごした旧宅の隣

○無料駐車場からスロープでアクセス

アクセスは車が便利です。無料駐車場があります。未舗装で駐車区画のない空き地のような駐車場です。そこから記念館まで、舗装された緩い傾斜のアプローチが整備されています。車椅子で移動可能なルートです。

無料駐車場からスロープでアクセス

○屋外に障害者用トイレあり

記念館前に来ます。そこからエントランスまで、舗装されたルートです。

記念館前に来ます。そこからエントランスまで、舗装されたルート

駐車場の反対側の敷地内も駐車できるスペースがありますが、ここも未舗装路面です。

駐車場の反対側の敷地内も駐車できるスペース

記念館入口に向かう途中の左手に障害者用トイレがあります。大型のベッドの用意はありません。一般トイレは館内に用意されています。

屋外に障害者用トイレあり

○ドアは手動ドア

館内に入るドアは手動ドアです。展示室の手前にビデオ鑑賞コーナーがあり、鈴木貫太郎氏の奥様が夫を語るプログラムが放映されます。所要時間は約12分です。

その先の展示室に入るドアも手動ドアです。

館内の床面はフラットなので、手動ドア以外は車椅子での移動に問題はありません。

 

○貴重な絵画が並ぶ展示

展示室には、氏の愛用の品や書簡、そして歴史に残るシーンを描いた絵画が多数展示されます。

「2.26事件鈴木侍従長遭難」、「8月9日御前会議」、「最後の御前会議」など、鈴木氏の生きた戦中の歴史を記録する絵画を鑑賞できます。

 

○ボランティアスタッフや市の職員が解説

希望をすれば、スタッフによる詳しい解説を聞くことができます。車椅子での展示資料の見学はすべて可能です。

施設としては古い記念館

施設としては古い記念館ですが、「野田市鈴木貫太郎記念館」は車椅子で見学ができる施設です。