学問の神様 湯島天神 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

東京都文京区の湯島天神は、境内はフラットな地形ですが傾斜地に鎮座する社です。車椅子参拝の最大のポイントはアクセスルートの選択です。

湯島駅から徒歩2分、上野広小路駅と上野御徒町駅から徒歩5分、JR御徒町駅から徒歩8分の案内です。これらの駅からアクセスする最短ルートは、階段路である「夫婦坂」を通ります。

湯島天神

次に近いルートも階段路の「女坂」「男坂」を通ります。

湯島天神

「夫婦坂」の階段路を避けて春日通りを直進すると、車椅子では苦しい急坂を上がります。

本郷三丁目駅から徒歩10分の案内ですが、ルートにアップダウンはあまりありません。ただし直線ルートである春日通りの歩道は幅に余裕がないので、並行する裏道の通行をお薦めします。本郷三丁目駅からは、距離はありますが車椅子でアクセス可能です。

車で参拝する場合は、湯島天神の周囲に3か所コインパーキングがあります。最も近いのは唐門の横にある「タイムズ湯島天神第1屋上」です。その地階「タイムズ湯島天神第1地階」からは、春日通りの急坂を上がり境内へアクセスします。

湯島天神

銅鳥居の前にある「タイムズ湯島天神第2」からは、フラットに参道へアクセスできます。

湯島天神

したがってコインパーキングは「タイムズ湯島天神第1屋上」または「タイムズ湯島天神第2」の利用をお薦めしますが、どちらも駐車区画のスペースに余裕がない一般的なコインパーキングです。車椅子での乗降には向いていません。また収容台数が少ないので、満車確率が高いコインパーキングです。車椅子での湯島天神へのアクセスルートは、決め手を欠きます。

湯島天神

なんらかの手段でアクセスできれば、境内は段差なく移動できます。唐門または銅鳥居から境内へ入ります。

湯島天神

境内の参道や通路は、段差のない舗装路面です。

湯島天神

手水舎や撫で牛は、車椅子で近づけます。

湯島天神

宝物殿は内部が階段構造なので車椅子での観覧はできません。

湯島天神

社務所と本殿を渡る橋の下は車椅子で通行できます。

湯島天神

本殿の裏側のお末社エリアもフラットな舗装路面です。

湯島天神

お正月、梅まつり、菊祭りなどの期間は混雑し、また参道は屋台が出店して狭くなり、車椅子での移動に苦戦することがありますが、通常期の境内は車椅子で移動できます。

本殿の拝殿は、賽銭箱は一段の上ですが、段の手前から参拝しても違和感のない距離です。湯島天神は車椅子で参拝ができる神社です。

湯島天神

トイレは境内の外、道路を渡った先にあります。

湯島天神 バリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、洋式便器とオストメイト装置が備えられています。

湯島天神

文京区内には他に「牛天神」が鎮座しています。別稿で掲載していますので、ご参照ください。

(本稿は2022年9月に執筆しました)

群馬のパワースポット 玉村八幡宮 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

群馬県玉村町に鎮座する「玉村八幡宮」は、1195年に源頼朝公が創建した古社で、本殿は国指定重要文化財で、1865年に建造された随神門が建つ、ご神水が流れるお堀に囲まれた人気のパワースポットです。境内は参拝者が絶えません。

玉村八幡宮

アクセスは車が便利です。参拝者用無料駐車場が3か所用意されています。第1駐車場は随神門の内側にあります。

玉村八幡宮

最初のお参りは入母屋造りの楼門、随神門から。ここが江戸時代の「日光例幣使道玉村宿」の北側ほぼ中央に位置します。

玉村八幡宮

第1駐車場にトイレ棟があり、バリアフリートイレがあります。

玉村八幡宮

一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

玉村八幡宮

第1駐車場から舗装された参道がまっすぐに伸びています。

玉村八幡宮

参道を進む前に駐車場に面したパワースポットを紹介します。舗装路面の先に「猿田彦大神」の石碑が祀られています。石碑に触れて参拝します。

玉村八幡宮

精悍な顔の二宮金次郎像は珍しい屋根付きです。

玉村八幡宮

参道を進みます。参道の左手に「安全撫で犬」が鎮座しています。入口に一段の段差がありますが、前輪を持ち上げられれば車椅子で乗り越えられます。

玉村八幡宮

その隣が「猿田彦神社」と「淡島神社」です。淡島神社では毎月10日に人形、ぬいぐるみなどの供養を行っています。このイベントは人気で、県外からも大勢の人が訪れるそうです。

玉村八幡宮

参道の右側に社務所があり、祈祷や御朱印を受け付けます。窓口はフラットな舗装路に面してあるので、車椅子で利用できます。

玉村八幡宮

更に参道を進むと、玉砂利路面中に楠木の御神木があります。1本の幹から2本の木が生い茂る「夫婦楠木」で、家内安全・夫婦円満の御利益を授かります。

玉村八幡宮

御水舎は段差がありますが、前輪を持ち上げて無理をすれば車椅子で乗り越えられないこともありません。

玉村八幡宮

その先の参道は二の鳥居と神橋があり段差構造です。車椅子では右側の迂回路に進みます。

玉村八幡宮

段差箇所はご神水が流れるお堀に架かる神橋です。ここもパワースポットで、その様子は迂回路から観覧できます。

玉村八幡宮

迂回路から舗装参道に戻り、拝殿で参拝します。段の手前で参拝するので、車椅子で参拝できます。

玉村八幡宮

ただし迂回路から舗装参道に戻る箇所は、50㎝ほど石路面の上を通過します。ここは車椅子参拝の難所です。車椅子を後ろ向きにして、何とか通過できました。

玉村八幡宮

本殿の裏側まで舗装路面が続きます。国指定重要文化財の本殿を車椅子で一周することができます。

玉村八幡宮

神楽殿は玉砂利路面の中に建っています。車椅子で近づくのは困難です。

玉村八幡宮

お末社の状況を紹介します。戦没者を慰霊する国魂神社は玉砂利路面の先にあります。

玉村八幡宮

厳島神社は2段の上に鎮座しています。

玉村八幡宮

以上で境内を参拝しました。人気のパワースポット「昇龍・勝運の松」が、境内の外にある北駐車場の近くにあります。参道から随神門の横を通り、左折して境内に沿って本殿の裏側まで進みます。

玉村八幡宮

玉村八幡宮はパワースポットが複数ある古社です。バリアフリーへの配慮があるので、車椅子で参拝できます。

なお近隣に玉村八幡宮の歴史や祭祀などが紹介される「玉村町歴史資料館」があります。別稿で掲載しているので、ご参照ください。

(本稿は2022年8月に執筆しました)

花の天神様 亀戸天神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

東京都江東区の亀戸天神社は、藤まつり、菊まつりで名高い花の天神様です。境内はバリアフリーとはいえませんが、拝殿の階段の下からにはなりますが車椅子で参拝ができないことはありません。現在の社地は江戸幕府四代将軍家綱公が寄進され、1662年に太宰府の社にならい、社殿、回廊、心字池、太鼓橋が造営されました。

亀戸天神社

アクセスは亀戸駅または錦糸町駅から徒歩12分程度です。東門側に参拝者用の無料駐車場があります。藤まつり、菊まつり、お正月などは駐車場が大変混雑するので注意してください。バリアフリートイレはありません。藤まつりと菊まつりの期間は、仮設タイプのバリアフリートイレが設置されます。

車椅子での参拝ルートです。通常の参拝ルートである鳥居の下は階段で、その先の太鼓橋「男橋」は車椅子では通行できない傾斜があります。社殿に近い太鼓橋「女橋」も、車椅子での通行は困難な傾斜です。

亀戸天神社

車椅子では境内に沿って左右どちらかに迂回してください。左右どちらにも段差を回避して境内に入る箇所があります。境内は未舗装路面ですが、石畳風の舗装通路が敷かれています。

亀戸天神社

藤棚の近くの通路へも車椅子で行くことできます。ただし藤まつり期間は屋台が出店して通路が狭くなり、境内は混雑しています。車椅子ではピーク時間帯をずらした参拝をお薦めします。

亀戸天神社

菊まつりの期間は、藤まつりに比べれば境内は混みません。週末でも車椅子で菊まつりを楽しむことができるはずです。

亀戸天神社

近年は、スカイツリーをバックにしたスカイツリー菊人形が楽しめます。

亀戸天神社

拝殿と賽銭箱は階段の上です。車椅子では段の下からの参拝になります。撫で牛は未舗装路面を通りますが車椅子で近づけます。

亀戸天神社

亀戸天神社は東京十社です。別稿で「東京十社めぐり 車椅子参拝が出来るバリアフリー神社情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年8月に執筆しました)