八ヶ岳高原のスーパー ひまわり市場 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

八ヶ岳山麓の山梨県北杜市大泉町にあるスーパーマーケットです。美味しい開発商品、こだわりの仕入商品、ユニークなPOP、店長のマイクパフォーマンスなどが話題で、TVや雑誌で紹介されています。週末には他県ナンバーの車で駐車場が埋まる人気店です。

アクセスは車です。店舗前の駐車場に身障者用駐車スペースが2台分設けられています。

ひまわり市場

店舗の下、地下部分も駐車場です。

ひまわり市場

地下駐車所からは階段で店舗へ上がります。階段を通行できる人は、地下駐車場からなら雨天でもほぼ濡れずに入店できます。

ひまわり市場

地上平面駐車場の脇に巨石があり、小さな赤い鳥居が奉納されています。鳥居には「ひまわり神社」と表記があります。

ひまわり市場

店舗エントランス前はフラットなウッドデッキです。平面駐車場から車椅子で問題なく移動できます。

ひまわり市場

店舗の出入口はフラットな構造の自動ドアです。入口付近は地元の野菜コーナーで、店内に入ると一般的なスーパーマーケットと大きく変わらない店内レイアウトです。店内の通路は車椅子で通行できる幅は確保されています。

ひまわり市場

トイレは店内にあります。男女別一般トイレだけでバリアフリートイレはありません。

ひまわり市場

マーチャンダイジングに凝ったお店です。またPOPなどセールスプロモーションに力が入っています。各売り場を担当するスタッフ「アベンジャーズ」さんたちが精力的にお客さんに商品の説明をしています。ワイン売場には甲州ワインが並び、ひまわり市場オリジナルワインが販売されていました。「歴史的メンチカツ」は土日限定販売です。

ひまわり市場

常識的にみれば恵まれた立地ではありませんが、地元の人と観光客に支持されているお店です。このスーパーに来ることを目的に、八ヶ岳高原南麓を訪れるお客さんがいるそうです。ひまわり市場は車椅子で買い物ができるお店です。

ひまわり市場から約3㎞、甲斐小泉駅前にある「平山郁夫シルクロード美術館」の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年9月に執筆しました)

仏系スーパー日本一号店 ビオセボン麻布十番店 バリアフリー情報

東京都港区麻布十番に、2016年12月9日に開店した、欧州で100店舗展開しているスーパーの日本一号店です。バリアフリートイレはありませんが、店内はフラットで通路幅は余裕があります。車椅子での買い物は可能です。

「Bio c’ Bon 」で「ビオセボン」と読みます。「Bio」が仏語で「オーガニック=有機」のこと。「Bon」が「おいしい」。

「ビオセボン」は、2008年にパリで創業された新しいスーパーだということ。そして短期間に100店舗を達成。高品質な商品を低価格で提供する、普段使いのスーパーだという案内です。

店舗は麻布十番の元「ピーコック」です。改装されてイオン系ショップが入店。1Fの70%ほどが「ビオセボン麻布十番店」で、1Fには他に仏系冷凍食品専門店「ピカール(Picard)」の2号店が入店します。2Fはイオン系のドラッグストアです。

エレベーターが1基あり車椅子で2Fへ移動できます。トイレは2Fですがバリアフリートイレはありません。

「ビオセボン麻布十番店」の扱い品目は、オーガニック系の食材及び加工品、輸入雑貨や化粧品・ベビー用品などです。

売り方として特徴的なことは3つ。一つは量り売り。野菜やドライフルーツなどは、セルフの量り売り方式です。

店内の中央部に開放的な円形カウンターを設置。カウンター内で、チーズをカットして盛り合わせパックを作り、各種のデリ食品を販売トレーに盛っています。そしてそのままカウンターで対面販売。試食も用意されています。カウンターの高さはそれほど高くもないので、車椅子での利用は可能です。

そして円形カウンターの隣に、スペース的に余裕のあるイートインスペースを配置。電子レンジも用意されています。麻布十番でこのスペースは貴重です。お弁当やサンドイッチも売っているので、ここで食事が出来ます。以上、量り売り、円形カウンター、イートインの3つが、印象に残りました。

仏系冷凍食品専門店「ピカール」は、店は別でレジも別ですが、実態的には「ビオセボン」と「ピカール」で、非日本的な一つのショップを構成している印象です。

売り場面積に比例して、扱い商品数が多いのが特徴で、冷凍のエスカルゴなども販売されます。また、高額商品ばかりではなく、千円未満の商品が多数あります。通路幅は広く、冷凍ケースの高さも低いので、車椅子でのお買い物は可能です。

ちょっと変わった冷凍食品を楽しく探せる売り場。「ピカール」専門店は、ここが日本2店舗目です。

東京都港区東麻布のスーパーマーケット「日進ワールドデリカテッセン」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2016年12月の取材に基づいています)

東麻布 日進ワールドデリカテッセン 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

東京都港区東麻布のスーパーマーケット「日進ワールドデリカテッセン」は、2018年8月に道の反対側の新店舗に移転しました。

日進ワールドデリカテッセン バリアフリー情報

2019年12月には隣接地に新棟を建設して連結し、新店舗が約2倍の規模になりました。

そして2020年2月に店内売り場の改装が完了し、拡大グランドオープン。売り場面積、売り場構成とも、新店舗は旧店舗とほぼ同様のお店に変りました。

日進ワールドデリカテッセン バリアフリー情報

店舗1F部が駐車場です。最初からある新店舗の1Fと増築した新店舗の1Fのそれぞれに駐車場があり、両方に身障者用駐車区画があります。ただし増床した駐車区画のスペースは、あまり余裕はありません。

日進ワールドデリカテッセン バリアフリー情報

両駐車場は壁に仕切られて、いったん外部の道に出て移動します。混雑時は駐車場スタッフがいることが多いので、誘導を受けて下さい。

日進ワールドデリカテッセン バリアフリー情報

店舗のバリアフリー状況です。新棟の連結によりエレベーターは2系統計3基になりました。

日進ワールドデリカテッセン バリアフリー情報

バリアフリートイレは2Fに1つ用意されています。

日進ワールドデリカテッセン バリアフリー情報

2Fの種類売場、3Fの食品売り場とも、新棟連結により売り場面積は約2倍になり、通路幅に余裕が出来ました。またレジ周辺のスペースも余裕ができました。車椅子で買い物ができる売場です。

日進ワールドデリカテッセン バリアフリー情報

拡大グランドオープンの2020年2月に営業再開となったのは、旧店舗で人気だった「ハム売場オーダースライスコーナー」です。

旧店舗のリカー売場で愛された「幸運の子豚像」は、増床と同時に、新店舗2Fに引っ越してきました。車椅子で鼻をなぜることができます。

そして2021年、1Fの路面にホットドッグのテイクアウトショップが開業しました。横の駐車場入口付近にテーブル席があり、イートインコーナーとして利用できます。

日進ワールドデリカテッセン

麻布の日進ワールドデリカテッセンの新店舗は、車椅子で買い物ができるお店です。

港区麻布十番のスーパー「ビオセボン」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2021年11月に加筆しました)