昭和記念公園日本庭園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

昭和記念公園日本庭園 車椅子バリアフリー情報

東京都立川市の「昭和記念公園」の中にある「日本庭園」は、園路が整備され車椅子で一周することができます。

「日本庭園」は1997年の開園。植栽は育ち、趣のある紅葉が楽しめる庭に成長しています。「昭和記念公園」の「日本庭園」は、秋に訪れたい紅葉の名所です。

昭和記念公園は利用料の障がい者減免制度があり、駐車料金が無料に減免、入園料は本人と介助者1名が無料に減免されます。

「日本庭園」の主園路は車椅子での通行が快適です。土の混じった歩きやすい舗装路という案内です。

「日本庭園」の入口は2つあります。「南の門」からはバリアフリーに入園できます。

「東の門」は段差がありますが、段差にロングスロープが架かりました。車椅子での「東の門」利用は可能です。ただし段差路をつぶしての一人通行サイズのロングスロープなので、車椅子で通ると、反対から通る人との対面通行はできません。

人気の公園です。紅葉の時期、好天の週末は混雑します。「日本庭園」内で、混雑でやや車椅子で苦戦する可能性があるのは「盆栽苑」です。絶対的なスペースが狭いので、状況によっては窮屈な思いをします。また出入口の傾斜もややきつい角度です。

池のほとりに四阿(あずまや)が二軒あります。窓からの風景が計算された設計の素敵な施設です。内部はベンチタイプのシートで、車椅子から窓の外を眺めるスペースの設定はありません。それでも空いている時は問題ありません。混雑時は、車椅子の居場所に困る室内です。

「日本庭園」内の園路は快適ですが、公園の入口かここまでが距離があります。昭和記念公園は広大です。体調を整え、元気な介助者とともに車椅子でお出かけすることをお薦めします。パークトレインを上手に利用するのも作戦です。

「昭和記念公園」の中にある「日本庭園」は、車椅子で散策ができる庭園です。

国営昭和記念公園内「昭和天皇記念館 」の情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2017年11月の取材に基づいています)