七ヶ宿(しちかしゅく)町にある道の駅です。2014年にリニューアルオープンしたので、施設全体が新しく、段差のないバリアフリー設計です。ダム湖と公園に隣接した立地で、山間ですが広々とした空間が広がります。
道の駅の駐車場は、施設の横に85台を収容。身障者用駐車スペースが屋根なしで2台分用意されています。今回は隣接する自然休養公園の駐車場を利用しました。
とても広い駐車場で、道の駅の近くに屋根なしで身障者用駐車区画が5台分用意されています。
道の駅から一段低い場所になりますが、緩やかなスロープ通路があり、一般的な車椅子利用者なら問題なく移動できます。道の駅駐車場よりも空いているので、混雑時は公園駐車場の利用が快適かもしれません。
施設の構成はメイン棟とトイレ棟です。隣接して有料の郷土資料館があります。
メイン棟には直売所と食事処が入ります。フラットな構造でスペースに余裕があるので、車椅子で買い物や食事ができます。
トイレ棟にバリアフリートイレは1つ用意されています。広さ、設備とも一般的なトイレで、ユニバーサルベッドはありません。トイレ棟内に観光情報と道路情報のコーナーがあります。
道の駅七ヶ宿の横を走る国道113号線は、山とダム湖の景観を楽しめる快適なドライブルートです。道の駅七ヶ宿は、車椅子ドライブの休憩に利用できるバリアフリー施設です。
近隣の観光名所「宮城七ヶ宿やまびこ吊橋」の詳しいバリアフリー情報は、別稿を参照してください。
(本稿は2020年9月に執筆しました)