秩父 両神国民休養地福寿草園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

両神国民休養地福寿草園 車椅子バリアフリー情報

埼玉県小鹿野町の「両神国民休養地」には、車でアクセスできる「福寿草園」があります。現地のバリアフリー状況を紹介します。

両神国民休養地福寿草園

場所は「両神国民休養地」という自然公園内です。シーズンになると、周囲の道にノボリが数多く立てられます。大変な山奥ですが、その気になれば車椅子で行くことが出来ます。「福寿草園」となっていますが、「ロウバイ園」でもあり、黄色いお花の競演を楽しむことが出来ます。

アクセスは車です。道案内標識があるので、県道から国民休養地内の公園管理道路に入って下さい。山の中をかなり走ります。3kmほども進むと、道路は終点になります。そこに無料駐車場があり、週末は公園係員が常駐します。

駐車場からアップダウンのある舗装路を600mほど歩くと、「福寿草園」に到着します。「福寿草園」は舗装路の両側、山の斜面に広がっています。「福寿草園」内を廻る散策ルートは段差あり急坂ありの未舗装路で、車椅子での通行は出来ませんが、舗装路からでも十分に鑑賞することが出来ます。車椅子利用者は、舗装路から福寿草とロウバイを鑑賞してください。

「秩父紅」という、秩父特産の赤みがかかった珍しい福寿草が植栽されています。今回取材時は残念ながら「秩父紅」らしき福寿草は見つけることが出来ませんでした。一般的な黄色いお花の福寿草が、園内に咲いています。

駐車場から「福寿草園」までの、600mほどのアップダウンがある舗装路の通行は体力が必要です。足が悪いレベルの障がいのある方でも辛いと思います。往復で1.2kmの坂道を走破できる自信のある方だけにお薦めする、アップダウン舗装路です。

今回訪問時、高齢者通所施設のお出かけと出会いました。ワンボックスワゴン1台と軽自動車1台で、駐車場スタッフの誘導により、車止めを動かしてアップダウン舗装路を進み、車で「福寿草園」まで進みます。そこで車を降りて、しばらく舗装路から福寿草とロウバイを鑑賞されていました。確認すると、公園管理事務所に電話で事前に予約をするそうです。アップダウン舗装路は細く、車がすれ違える箇所はほとんどありません。駐車場のスタッフによると、何台も車を入れると、どうにもならなくなるそうで、車椅子利用者のマイカー乗り入れは、なるべく遠慮していただきたい、とおっしゃていました。アップダウンを頑張ることが出来る人は、車椅子で「福寿草園」に向かいましょう。

県道に戻るとすぐの場所に「道の駅両神」があります。「福寿草園」帰りの休憩に利用できます。施設としては、農産物直売所と休憩所、そして日帰り温泉施設「薬師の湯」があります。詳しくは別稿「埼玉県 道の駅両神温泉薬師の湯 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

両神国民休養地の「福寿草園」は山奥にあります。そこに気合を入れれば車椅子で行くことが出来る。公園管理事務所と話が付けば、通所施設のお出かけ先にもなります。おそらく、車椅子で最も山奥まで行くことが出来る場所の一つです。

ロウバイ

福寿草やロウバイの開花シーズンは寒い時期です。防寒対策をしっかりして、山中深くに咲く福寿草を愛でに、車椅子でお出かけ下さい。

(本稿は2017年2月の取材に基づいています)