アウトレットパーク横浜ベイサイド 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

アウトレットパーク横浜ベイサイド

2018年にいったん閉店。そして全面的に建て替えられて2020年にリニューアルオープン。横浜ベイサイドは、車椅子で買い物や食事を楽しめる、バリアフリー施設に生まれ変わっています。

大きな問題はないバリアフリー設計ですが、知っていると更に便利に車椅子で利用できるポイントを紹介します。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

アクセスの状況です。シーサイドラインの鳥浜駅から徒歩5分の案内です。

車利用の場合は駐車場が5ヵ所あり、いずれの駐車場にも身障者用駐車スペースが用意されています。また全ての駐車場は自走式の立体駐車場で、エレベーターがあります。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

人気の駐車場は施設に近いP1とPBの2ヵ所です。ここの屋上階以外に駐車できれば、雨天でも濡れずに施設内に移動できます。ただし週末などは満車になる時間帯が多い駐車場です。

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満車の場合は、施設から遠い順にP4、P3、P2へ誘導されます。この中でP2の身障者用駐車区画は、駐車場入口近くの地上屋外平面スペースに設けられています。P4、P3よりも、はるかに施設に近い場所です。したがって駐車場のお薦め順は、空いていればP1かPB、次にP2、その次がP3、最後がP4です。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

施設はAブロック、Bブロック、Cブロック、そしてユニクロパークの4棟構成です。

車椅子で地上を移動できない箇所があります。Bブロックとユニクロパークがあるエリアと、AブロックとCブロックがあるエリアの間は車道で、横断禁止です。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

面倒なので皆さん横断していますが、横断禁止箇所なので、一部を除き歩道と車道に小さな段差があります。Bブロックの2FとAブロックの2Fがブリッジでつながっています。エレベーターで2Fに上がり、連絡ブリッジで移動して下さい。

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ユニクロパークの利用方法です。建物が大きな滑り台になっている、子どもたちが元気に遊ぶ人気施設です。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

エントランスに段差はありません。裏側の出入口はスロープになっています。

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館内は3フロア構造で、エレベーターは1基です。トイレは1Fの屋外から利用する構造です。バリアフリートイレが1つ用意されています。3Fに上がると、ユニクロパークの屋上部へ車椅子で出ることができます。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

次に車椅子で快適に利用できる、施設のバリアフリー状況をピックアップして紹介します。

ABCブロックの施設内に、数えられた限り10のバリアフリートイレがあり、ユニバーサルベッドが配備されているトイレもあります。それ以外にベビー休憩室やオムツ交換室が配置されています。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

上下階移動のメインの動線は、エスカレーターや階段なので、エレベーターはあまり混みません。

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Aブロック1Fには、ハイハイやつかまり立ちなどができる赤ちゃん用施設「うみのもり」があります。発達に遅れがあるお子様でも利用可能かもしれません。

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横浜ベイサイドには、車椅子で利用できる広場があります。Bブロックとユニクロパークの間は「ハーバーゲート広場」。

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Aブロックの中庭は「セントラルコート」。

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Cブロックの中庭は屋根付きの「くじらの大屋根広場」です。

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そしてCブロックの海側は広いウッドデッキ。

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1Fの飲食店のテラス席があります。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

もちろん商業フロア内は全域が、フラットなバリアフリー仕様です。

アウトレットパーク横浜ベイサイド

2020年、アウトレットパーク横浜ベイサイドは、最新のバリアフリー施設に生まれ変わりました。

横浜市金沢区にある「ブランチ横浜南部市場」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年1月に執筆しました)