群馬県富岡市妙義町にある道の駅です。荒々しい岩肌の妙義山の麓、創建が537年の国重要文化財「妙義神社」参拝の拠点です。ただし妙義神社は妙義山中腹に建つ山岳神社。車椅子では参拝できない段差構造です。

道の駅登録は2000年ですが、それ以前から営業しています。施設全般、新しくはありませんが、食事処は2021年4月にリニューアルしました。
駐車場は約90台を収容。施設は、直売所と食事処「大の字」がある「みょうぎ物産センター」と観光情報コーナー、独立トイレ棟で構成されます。

身障者用駐車スペースはトイレ棟前に屋根なしで2台分用意されています。

そして一般駐車場内に一区画、身障者用駐車スペースが設定されています。

トイレは24時間トイレ棟だけです。施設棟内にはありません。駐車場からみると、トイレ棟方面に妙義山がそびえます。

バリアフリートイレはトイレ棟に1つあります。スペースに余裕がある個室で、設備はシンプルなトイレです。

周囲は山間の傾斜地ですが、道の駅の敷地はほぼフラットに整備されています。建物の外観はいくつもの三角屋根が並ぶ凝った設計。妙義山の奇観に映える建築デザインです。

直売所と食事処がある施設棟への出入口は2か所あります。駐車場側がメインエントランスです。

もう一つは妙義山側。こちらのドアも自動ドアです。

バリアフリーに直売所に入ることができます。

直売所と食事処の自慢は、美味しい旬の地のもの。新鮮野菜、キノコ、蕎麦などが名産です。テイクアウトのソフトクリームも人気です。
直売所は広くはありませんが、車椅子で通行できる通路幅は確保されています。
食事処は座敷席中心からテーブル席にリニューアルされました。以前よりも車椅子で利用しやすいお店に進化しています。キノコご飯や蕎麦が人気です。

古来多くの人を魅了してきた日本三大奇勝。妙義山は幾つもの峰々の総称で、標高は白雲山相馬岳が最高峰で1,104m、金洞山東岳が1,094m。道の駅から仰ぎ見る四季折々の景観は見事です。

「道の駅みょうぎ」は、奇勝妙義山の麓、地元の美味しいものがある道の駅です。
群馬県にある道の駅32か所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2022年2月に加筆修正しました)