地名発祥の社 伊勢原大神宮 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

伊勢原大神宮

神奈川県伊勢原市の大神宮です。1620年頃、この地を開拓した伊勢出身者が伊勢神宮の神を勧請し創建された神宮です。伊勢の御祭神に由来して、新しい開拓地が伊勢原と呼ばれるようになったと伝えられています。

アクセスは伊勢原駅から徒歩8分の案内、市街地に建つ大神宮です。参拝者用の駐車場が3か所にあります。境内に隣接するのが第一駐車場です。

伊勢原大神宮

はっきりとした駐車区画は6台分です。身障者用駐車スペースの設定はありません。

伊勢原大神宮

第一駐車場の手前にある2台分の駐車区画は、車両の祈祷をするスペースです。一般参拝者は駐車できません。

伊勢原大神宮

車両の祈祷をするスペースから境内に入ると、お休み処「常若」が営業しています。段差の無い構造で可動式テーブル席があるお店です。

伊勢原大神宮

お休み処の横は、神楽殿神宮遥拝所です。ステージ機能があります。

伊勢原大神宮

境内は砂利路面ですが、主な施設へ舗装通路が整備されています。社務所へはフラットな舗装路を通り車椅子で移動できます。

伊勢原大神宮

社務所の横にトイレ棟があり、バリアフリートイレ「みんなのトイレ」があります。車椅子で利用できる一般的なサイズの個室トイレです。

伊勢原大神宮

拝殿の下に伊勢原大神宮のシンボルが置かれています。伊勢原市出身の画家がデザインした作品で、「ひとりよりふたり」「ひとつよりふたつ」がテーマのシンボルです。

伊勢原大神宮

境内は、けやきの大樹が見守っています。

伊勢原大神宮

伊勢原大神宮の社殿は外宮と内宮が並ぶ珍しい構造です。どちらも階段の上にあり、段差回避スロープなどはありません。残念ながら車椅子では段の手前からの参拝になります。

伊勢原大神宮

ただし外宮、内宮ともに、段の手前にも賽銭箱が設置されています。

伊勢原大神宮

階段の上では、外宮と内宮は横に並んで鎮座しています。段の上はフラットな構造です。

伊勢原大神宮

外宮の横には「春日神社」が祀られています。

伊勢原大神宮

境内は舗装通路があり車椅子で移動できますが、伊勢原大神宮は車椅子では段の下からの参拝になります。

伊勢原産農産物ブランド「阿夫利の恵」を販売する直売所「JA湘南あふりーな伊勢原店」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年5月に執筆しました)