ソニーパークは2021年に閉館しました。再開発計画については、別稿をご参照ください。
映画「ゴーストバスターズ」35周年記念プログラムです。会期は2019年10月14日から12月8日まで。銀座ソニーパーク全館で開催されます。フロア別プログラム別のバリアフリー状況を紹介します。
車椅子で銀座ソニーパークに行くには、地上階からは昇降機の利用になるので、地下ルートが便利です。
銀座四丁目方面からの地下道にある段差箇所に、スロープが設置されました。まだ改良工事は完了していませんが、銀座線銀座駅方面から銀座ソニーパークB2へ、地下道を利用して車椅子でアクセスできるようになりました。
車椅子からみたフロア別プログラム別のバリアフリー状況です。
B2のメインプログラムは「ソニー・ピクチャーズ映画相関図」。ゴーストバスターズを起点に、ソニー映画95作をキーワードでつなぎ、配置されたモニターに映画が放映されます。
フロアはフラット構造ですが、床にはモニターにつなぐケーブルが敷設されています。車椅子での通行に困るほどの段差ではありませんが、車椅子で相関図を巡ると、ケーブルを越えるたびにコツコツした衝撃があります。
モニターの高さは健常者が立って見るポジションですが、車椅子目線でも見上げて鑑賞することができます。
会場内はゴーストバスターズのテーマ曲が、エンドレスで流れています。
B1は撮影で使用された小道具や衣装が展示されます。この企画のために米国から移送したということです。フラットで余裕のあるスペースなので、車椅子で問題なく見学できます。
メインイベントであるゴーストバスターズAR疑似体験イベントの会場はB3です。モニターは公募事前予約制です。
実際に参加していませんが、現地のスタッフに確認したところ、車椅子で参加可能ということです。ただし会場への入口は、10cmほどの段差はありました。
この他に、ゴーストと写真が撮れるフォトブースがあります。車椅子で参加できるプログラムです。
B4はフロアの奥にネオンサインがあります。よほどの混雑でない限り、車椅子で近付いて見学することが出来ます。
B1と地上フロアの車椅子での移動は昇降機になります。B2から近隣の商業施設に移動して、エレベーターを利用することは出来ます。
地上フロア周辺には特別なプログラムはありませんが、各所にゴーストバスターズ関連の装飾がほどこされています。
銀座ソニーパーク「ゴーストバスターズ」イベントは、車椅子で参加できるプログラムです。