代々木ポニー公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

明治神宮の隣接地、東京都渋谷区代々木にある、本物のポニーがいる小さな公園です。

代々木ポニー公園

現在はコロナ対策で中止になっているイベントがありますが、引馬、ブラッシング、餌あげなどが体験できる施設です。入場は無料で、各種イベント参加も原則無料です。

アクセスは参宮橋駅から徒歩2分の案内。来園者用の専用駐車場はありませんが、公園の前の道路は、パーキングメーターが設置されています。

代々木ポニー公園

公園への出入口は緩やかなスロープ路です。車椅子での移動に問題はありません。

代々木ポニー公園

園内の路面はほとんどが未舗装ですが、硬くてフラットな路面なので、車椅子での移動は可能です。

代々木ポニー公園

やや路面は荒れますが、中にポニーがいる柵にも近づけます。

代々木ポニー公園

管理事務所棟にバリアフリートイレが用意されています。

代々木ポニー公園

設備はシンプルなトイレですが、スペースは余裕があります。

代々木ポニー公園

公園のキャッチコピーは「大都会の中でポニーに会える」です。アニマルセラピーなど、障がいのある子供たちも利用できる公園です。ポニーが公開される日時を確認して、利用してください。

代々木ポニー公園

代々木ポニー公園は、車椅子で利用できます。

(本稿は2021年3月に執筆しました)

明治神宮ミュージアム 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

バリアフリーとはいえませんが、明治神宮は車椅子で参拝できます。2019年に開館した「明治神宮ミュージアム」を中心に、現地のバリアフリー状況を紹介します。

明治神宮ミュージアム

参道のバリアフリー状況です。明治神宮は原宿駅方面からの「南参道」、代々木駅方面からの「北参道」、参宮橋駅方面からの「西参道」の3つのルートがあります。

明治神宮

車利用で参拝する場合は、現時点では代々木口からだけが通行可能です。守衛所で入苑証の交付をうけて駐車場へ進みます。

明治神宮の主な参道は、中央部が車椅子で通行が難しい砂利路面で、道の両端が舗装路面になっています。

明治神宮の主な参

端の舗装路を通行出来れば、車椅子での移動は可能です。

明治神宮の主な参道

ところが端の舗装路は、樹木による中断、あるいはイベント設備の設置などにより、所々で途絶えます。

明治神宮の主な参道

部分的には、車椅子で砂利路面を乗り越える区間があります。

明治神宮の主な参

明治神宮ミュージアムのバリアフリー状況です。場所は原宿駅側です。

明治神宮ミュージアム

取材した時点では、参道からミュージアムの敷地に入る箇所に多少段差があります。

明治神宮ミュージアムのバリアフリー状況

段差解消が簡単にできる箇所なので、早期に改修されるかもしれません。

明治神宮ミュージアム

エントランスから館内にかけて、フラットでスペースに余裕があり、車椅子での利用に問題はありません。

明治神宮ミュージアム

明治神宮ミュージアムは、有料の施設ですが障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人の観覧料が無料に減免されます。バリアフリートイレは1Fにあります。一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置、折り畳み式のユニバーサルベッドが備えられています。

明治神宮ミュージアム

展示室は1Fと2Fでエレベーターがあります。展示室内も車椅子で見やすいフラット構造です。展示品は車椅子から鑑賞できます。

明治神宮ミュージアム

2Fの最後に、明治神宮の一年を映像で紹介するコーナーがあります。車椅子スペースが無い、独立椅子席が並べられているミニシアターで、車椅子では端か前か、空いているスペースから映像をみることになります。

明治神宮ミュージアム

旧「宝物展示室」があった施設は「フォレストテラス明治神宮」として営業しています。

フォレストテラス明治神宮

御社殿のバリアフリー状況です。社殿の周辺はバリアフリー改修が進みました。

明治神宮

段差箇所には必ずスロープがあります。

明治神宮

拝殿へもスロープルートを通り、車椅子で進むことができます。

明治神宮

ただしお正月など、大混雑するときは車椅子での参拝は苦戦します。

明治神宮

明治神宮の森の歴史を紹介します。明治神宮の森は、椎や樫などの常緑広葉樹が中心です。楓や銀杏などは多くありません。

明治神宮の森

なぜ明治神宮は常緑広葉樹の森なのか。それは明治神宮が創建された際に、意図的に椎や樫が植栽されたからです。

明治神宮の森

明治天皇、続いて皇后がご逝去され、国民的な機運で創建された明治神宮。当時この地はただの荒れ地で、木も生えていなかったそうです。

明治神宮の森

荒れ地にどうやって明治の森を創るか。ドイツ留学で林学を学び帰国した教授を中心に、3人の専門家による検討が行われ、伊勢や日光のような杉は東京では育たない、100年の森を創るには常緑広葉樹しかない、と結論づけました。

明治神宮の森

これを受けて全国から10万本の献木があり、運搬や植樹の労働力を提供する青年団が全国で発足し、約11万人が労役を提供しました。

明治神宮の森

創建当時に植樹された樹木は365種。現在まで生き続けている樹木が234種。明治神宮は2020年に創建100年を迎えます。

明治神宮の森

参道は十分なバリアフリー水準ではありませんが、明治神宮ミュージアムはバリアフリー施設です。明治神宮は車椅子で参拝ができます。

明治天皇と皇后の御事績を描いた80枚の壁画が展示されている「明治神宮外苑 聖徳記念絵画館」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年11月の取材に基づいています)

代々木VILLAGE 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

※代々木VILLAGEは、2020年12月に閉館しました。以下は営業していた2017年9月の状況です。

東京都渋谷区代々木の「代々木VILLAGE」は、車椅子での利用に注意すべき点があります。現地のバリアフリー状況を紹介します。

代ゼミ校舎の跡地に誕生した「代々木VILLAGE」。開業は2011年11月です。プラントハンター西畠清順氏が手掛けた世界の植栽は、代々木の地で根を広げています。

世界の植栽とお洒落なグルメ店が魅力の施設です。メインダイニング内は空間的な余裕がありますが、それ以外は基本的に狭く、通路も、お店も、少し混み合うと車椅子では苦戦します。車椅子では、なるべく混雑のピークずらした利用を心掛けたい人気施設です。

回廊のようにつながる2F部も素敵な施設。車椅子で散策をしたくなります。2F部へ向かうメイン階段の横はスロープになっていますが、傾斜がきつくて且つ幅が狭く、車椅子で2Fに上がるのは無理があります。仮に車椅子で2Fへ上がっても、回廊通路は幅が狭く、車椅子でそのまま楽に入れるお店はほぼありません。車椅子での2F利用はお薦めしません。

1F部施設裏側にトイレがあります。仕様は仮設タイプのバリアフリートイレがあります。今回(2017年9月)状態を点検しましたが、開業から6年近い歳月が流れ、バリアフリートイレはやや老朽化しています。もちろん実用には耐える状態です。

お店やトイレの利用ではなく、車椅子での一番のお薦めはガーデン散策です。ガーデンとはいっても広いお庭はあるのではなく、通路の脇に珍しい植物があり、面白く読ませる解説版がついているガーデンです。植物園の温室でみかける「ボトルツリー」は、すぐに枯れるかと心配しましたが、元気です。代々木の地に根付いた世界のプラントを車椅子で楽めます。

この通路の散策だけでも、混雑時は車椅子では苦戦します。「代々木VILLAGE」は、なるべく空いている時を狙って車椅子で利用してください。