東京ドームシティの隣に建つ、東京都文京区「文京シビックセンター」は、無料展望室があり車椅子から眺めを楽しむことができます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「文京シビックセンター」は文京区役所で、他に東京都など公的な機関の事務所が多数入る26階建ての高層ビルです。

1Fにはコンサートやイベントが開催される「文京シビックホール」があります。

外観上の特徴にもなっている「展望室」は25Fです。1Fのエレベーターホールから、高層階行きエレベーターに乗ります。

エレベーターは大きなかごで、車椅子で問題なく利用できます。

25Fにはレストラン入ります。無料展望室からの眺望は360°ではなく、レストランエリアを除く200°程度の範囲です。

文京シビックセンターへのアクセスの状況です。「文京シビックセンター」は、地下鉄4路線2駅が至近です。
大江戸線と三田線の春日駅と南北線の後楽園駅からは、地上行きエレベーターを利用すると、シビックセンター1F入口の横に出ます。

丸ノ内線後楽園駅からは、メトロエム後楽園の1FまたはB1から地上に出て、道を渡りアクセスします。

文京シビックセンターには有料の地下駐車場があり、身障者用駐車区画が6台分設けられています。駐車料金は障がい者減免制度があり、半額に減免されます。手続きはB1駐車場管理事務所で行います。
文京シビックセンターはバリアフリートイレがすべてのフロアに用意されています。25F展望室のバリアフリートイレは、赤ちゃん用のおむつ替えシートが備えられています。

展望室の状況です。展望室の窓は、真下を覗くのはさすがに難しい角度になりますが、車椅子からの目線でも眺望楽しむことができる高さです。

展望室内はフラット構造で、車椅子での移動に大きな問題はありません。

展望室には誰でも自由に弾くことができるピアノが設置されています。

「文京シビックセンター」の無料展望室は、車椅子で利用できるバリアフリー施設です。
すぐ近くに「こんにゃくえんま源覚寺」があります。詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しているので、ご参照ください。
(本稿は2019年7月の取材に基づいています)