国会議事堂前庭 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

車椅子で行く永田町の公園 国会前庭 バリアフリー情報

東京都千代田区永田町の国会議事堂前庭は、南北両園とも車椅子で散策できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

衆議院が管理する庭園「国会前庭」は入園無料の公園です。国会前庭までのルートは、どの方面からも舗装路で広い歩道がありますが、坂道を通ります。地下鉄駅などから車椅子でのアクセスは可能ですが、国会議事堂周辺は思いのほかアップダウンがあります。

和式庭園の南庭は、園内はほぼフラットな地形ですが、ところどころに日本庭園らしい段差箇所があります。池を眺めるデッキなど、一部スロープ対応がない箇所もありますが、概ね段差箇所にはスロープがあるので、車椅子での園内散策は可能です。庭園内を巡るメインの歩道は舗装路で段差はありません。

南庭は春の桜から秋の紅葉まで、美しい植栽を楽しめる庭園です。そして日本の政治の中心地ながら、通常はとても静かな空間です。団体客が来ていることはありますが、ワイワイガヤガヤすることは、ほとんどありません。

北庭は洋式庭園。構造的な段差はありませんが、「時計塔」や「憲政記念館」が高地で、アクセス路や園入口からのルートは傾斜があります。一部角度のある傾斜路があるので、車椅子での散策には少し力が必要です。

北庭内の憲政記念館へはスロープ利用。車椅子での休憩所やレストランの利用は可能です。憲政記念館は入館無料の施設。バリアフリートイレがあります。

※憲政記念館は2022年6月に代替施設に移転しました。現在の建物は取り壊されます。

北庭には数多くの、そして品種も多彩な桜が植栽されています。そのため、例年長期間にわたり桜見物が楽しめます。桜の季節が終わると、ハナミズキが咲き誇ります。

原則として閉園は年末年始だけ。毎日9:00から17:30まで開園されています。

皇居周辺にあるバリアフリーな施設を別稿でまとめて掲載しています。ご参照ください。

(本稿は2018年11月の取材に基づいています)