茨城県つくば市小田にある国指定史跡「小田城跡」は、遺構復元施設と案内所がある「歴史ひろば」として整備されています。見学順は、案内所で小田氏と小田城を学び、小田城跡を見学するのが一般的です。

アクセスは車が便利です。案内所横に駐車場があり、身障者用駐車スペースが2台分用意されています。

身障者用駐車スペースの後ろ側から、段差を回避して施設の外壁に沿って移動します。

身障者用駐車スペースから段差なく、案内所のエントランスに向かうことができます。

案内所の出入口は自動ドアで段差はありません。今回取材時は、入口で簡単な記帳を行うルールでした。

案内所の中にバリアフリートイレがあります。奥行に余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

案内所内には、企画展が開催される「学習展示室」と「常設展示室」があります。どちらもフラットな構造で、車椅子で問題なく観覧できます。

常設展示室で小田氏と小田城を学ぶことができます。鎌倉時代から戦国時代まで約400年間、この地で勢力があった小田氏の居城が小田城です。

小田城の復元ジオラマを見て、城をイメージし、遺構復元施設へ移動します。

案内所から小田城跡まで100ⅿほどの距離があります。移動ルートはフラットな舗装路です。

そのルート沿いに、本丸内にあった塔や句碑などが展示されています。

五輪塔は死者を供養する石塔です。

横の道は「つくばりんりんロード」。その先にある城跡への入口は階段です。ここに土層の断面をみることができる「遺構展示室」があります。

車椅子に推奨されている城跡への入口は「北堀・北橋」。舗装路を通行して車椅子で進みます。

「北堀・北橋」までのルートは、舗装歩道が整備されています。

そしてこのルートの途中に、城跡遺構見学者用の身障者用駐車スペースが2台分用意されています。予約不要で自由に利用できます。

「北堀・北橋」から城跡に入ります。

小田城跡は遺構が復元されている施設で、建物の復元はありません。公園のように開放されている城跡で、家族連れが自由に遊んでいました。

現地にも詳しい解説版があります。

本丸跡の地図をみながら、遺構を見学できます。

休憩施設として四阿があります。これが城跡にある唯一の建物です。

城跡からは筑波山が綺麗に観えます。

城跡内の車椅子で移動可能な舗装路面は限定的です。

車椅子では限界がありますが、城跡内はほぼ全域に足を踏み入れることができます。

この芝生が本丸の建物があった場所です。

「小田城跡歴史ひろば」は、案内所はバリアフリー施設、城跡遺構復元施設は舗装路面からだけでも、車椅子でほぼ全体が見学できます。
つくば市にある奈良時代の役所跡「平沢官衙遺跡歴史ひろば」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2021年12月に執筆しました)