群馬県 道の駅しもにた 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県 道の駅しもにた

群馬県下仁田町の道の駅です。開業は2003年ですが、2018年に大規模なリニューアルを実施しました。特産品販売所、フードコート、観光案内所などで構成される施設で、町の防災ステーションと高速バスの停留所が併設されています。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

リニューアルで駐車場が拡張され、普通車100台を収容します。身障者用駐車区画はリニューアル前からある屋根付きが2台分、その横に新たらしく屋根なしで2台分増設されました。場所は観光案内所と24時間トイレ棟の横です。

群馬県 道の駅しもにた

バリアフリートイレは24時間トイレに1つあり、リニューアルで設備更新されました。広くて綺麗なトイレです。ユニバーサルベッドはありません。

群馬県 道の駅しもにた

下仁田といえばネギ。そしてコンニャクが特産です。広い芝生広場の前には、記念撮影用の下仁田ネギとコンニャクの像が用意されています。広場の周囲はリニューアルでフラットに整備され、車椅子で移動しやすいバリアフリー路面になりました。

群馬県 道の駅しもにた

特産品販売所の正面入口は自動ドアです。幅広く開き、ドア下に段差のない構造です。

ショップ内はフラットで、店内通路幅は余裕があります。車椅子で買い物がしやすいお店です。

新鮮野菜に加え、特産品、名産品の物産が充実しています。下仁田ネギは冬季の販売です。

群馬県 道の駅しもにた

ショップとフードコートは屋内で直結しています。フードコートはフラットでスペースに余裕があり、可動式のフリーテーブルが配置されています。車椅子で利用できる構造です。フードコート側の出入口は手動ドアです。片開きでも一般的な車椅子が通行できる幅があります。フードコートには、ラーメンや蕎麦の店、ミルクバー、コロッケなどの惣菜店が出店しています。

群馬県 道の駅しもにた

リニューアルでバリアフリーレベルが上がりました。「道の駅しもにた」は、車椅子で利用しやすい施設です。

群馬県はこんにゃく生産量が日本一。甘楽町にある「こんにゃくパーク」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年9月に執筆しました)