東京都港区、白金高輪駅から徒歩10分、慈眼寺は国道1号線に面しています。このような都心に五重塔があります。創建は1593年。この地には1635年に移転したと伝承されています。
一般参拝者の駐車場はありませんが、墓参者用の駐車場はあります。
国道の歩道から山門をくぐります。石畳風の舗装路ですが、デコボコは小さく車椅子で移動できます。
広くはない境内ですが、多種多彩な石像があり目を奪われます。山門の前には子象。
その横には帽子をかぶったお坊様。
お掃除をする小僧がいます。
托鉢僧の姿も。
そして仏の立像と小さな鐘楼。
菩薩像とその後ろに五重塔。
五重塔は2014年に建てられたそうです。サイズはミニですが、しっかりとした造形で、装飾は見事。中には仏様が安置され、拝むことができます。
境内は多少路面が荒れて車椅子での移動に気を遣う箇所がありますが、ほぼすべての仏様や地蔵様にお参りすることができます。
都心に建つ最新の五重塔、そして数々の仏像がある寺院。慈眼寺は車椅子でお参りができるお寺です。
三田の魚籃坂には「魚籃観世音菩薩」をご本尊とする「魚籃寺」があります。別稿で紹介していますのでご参照ください。
(本稿は2020年5月に執筆しました)