豊洲市場「おいしい土曜マルシェ」 車椅子バリアフリー情報

豊洲市場「おいしい土曜マルシェ」 車椅子バリアフリー情報

※このイベントは2020年に終了しました。以下は2019年のイベント開催時の記録です。

東京都による豊洲市場の「賑わい創出事業」としてスタートしたイベントです。本稿は2019年3月に5街区で開催された「豊洲市場おいしい土曜マルシェ」の取材に基づいています。2019年6月時点では、月に2回、6街区の屋外スペースで開催されています。

期間限定で土曜日に開催されるイベントです。2019年1月から3月の会場は豊洲市場の青果棟屋外スペース。開催時間は8時から15時。屋台が並び、飲食できるテントコーナーが設けられます。会場はフラットな舗装路面なので車椅子で利用できます。

車椅子利用者が便利なアクセス方法は「ゆりかもめ市場前駅」の利用。改札を出て左側に進み、エレベーターで下りると会場です。

豊洲市場には身障者用も含めて一般用の駐車場はありません。近くにある民間有料駐車場は未舗装で車椅子向きではありません。

2月23日から3月30日までの開催日には「ららぽーと豊洲」から会場まで無料バスが運行されます。バスは一般的な低床バスで、スタッフや乗客の支援と理解があれば、車椅子での乗車ができないことはありません。

このバスを利用すると「青果棟」敷地内に入ってから、通常は見学できないエリアを通り、市場をほぼ一周して会場に到着します。車窓から「青果棟」市場関係者専用エリアを見学できます。

イベントの内容は、一般的なマルシェのイメージです。豊洲市場内のお店、近隣の有名店、キッチンカーなどが出店します。

その場でいただくお料理の販売も多く、飲食スペースとして風よけ付きの大きなテントの中にテーブルと椅子が用意されます。テント内はスペースの余裕がなく、混雑していると車椅子での利用は苦戦します。

「おいしい土曜マルシェ」会場の青果棟屋外スペースは豊洲市場の「5街区」。隣接地は「6街区」。このエリアは「千客万来施設」の予定地です。同事業がスタートするまでの期間、このようなイベントを「賑わい創出事業」として連続して行うことが公表されています。

現時点では2023年3月まで、「5街区」または「6街区」で何らかのイベントが開催される予定です。公式HPなどで開催要項を確認して利用してください。