川口SKIPシティ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県川口市の「SKIPシティ」は、車椅子で利用できる施設です。施設の概要と現地のバリアフリー状況を紹介します。

一般利用できる公開施設が4つあります。

「彩の国くらしプラザ」は消費者への情報サービスなどを目的にした無料施設です。買い物ゲームや、商品の値段当てゲーム、悪質な訪問販売の手口を勉強するコーナーなど、子供向けの企画が多い施設です。

「川口市立科学館サイエンスワールド」は宇宙や天体をテーマの核にした子供向けの科学館です。有料施設ですが障がい者減免制度があり、障害者手帳の等級により、本人のみか介助者1名まで半額に減免されます。

「映像ミュージアム」は映像の原理や歴史の展示、撮影体験コーナーなどがあるミュージアムです。有料施設ですが障がい者減免制度があり、障害者手帳の等級により本人のみ又は介助者1名まで無料に減免されます。

「映像ミュージアム」

「NHK公開ライブラリー」はNHKの所蔵映像を鑑賞できる視聴ブースと、「キャラクターライブラリー」や「どーもくんシアター」がある2つに施設が分かれます。どちらも無料で利用できます。

NHK公開ライブラリー

以上の4つの施設が「産業技術総合センター」と「彩の国ビジュアルプラザ」の2棟に入ります。「産業技術総合センター」には「彩の国くらしプラザ」と「川口市立科学館サイエンスワールド」。「彩の国ビジュアルプラザ」には「映像ミュージアム」と「NHK公開ライブラリー」が入ります。

「産業技術総合センター」と「彩の国ビジュアルプラザ」の2棟間は、地下ではつながりません。地上屋外で移動します。

2棟それぞれに地下駐車場があるので、利用したい施設がある棟の駐車場を利用してください。どちらの駐車場も24時間まで駐車料金が無料になる障がい者減免制度があります。駐車場管理事務所で減免手続きをおこなって下さい。隣接する屋外の臨時駐車場は未舗装の砂利路面です。

産業技術総合センターと彩の国ビジュアルプラザ

2棟ともエレベーターがあり車椅子での上下階移動は可能です。バリアフリートイレは2棟の各フロアに用意されています。ただし取材時の状況では、トイレ設備の更新は進んでいません。各施設内も概ねバリアフリーで、車椅子で決定的に利用できない施設はありません。

施設のバリアフリー状況

SKIPシティの4つの施設は、全体的には子供向けです。地下駐車場が利用できれば、その棟の施設には雨に濡れずに行くことができます。障がいのある子どもの、雨の日のお出かけ先に利用できます。

(本稿は2018年2月の取材に基づいています)

国立極地研究所  南極北極科学館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

東京都立川市の「南極北極科学館」は、国立極地研究所内にある極地の自然と研究を学ぶ、車椅子で利用できる科学館です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「国立極地研究所」は広くて大きい施設です。その中に平屋構造の独立棟「南極北極科学館」があります。入館は無料。施設全般バリアフリー仕様で、車椅子での利用に大きな問題はありません。実際に極地で研究をしている機関の科学館です。本物の極地研究に触れることができます。

アクセスは車が便利です。「国立極地研究所」の正面入口から敷地内へ入ります。正面にあるのは研究所棟で、科学館はその裏側にあります。科学館に近い研究所の駐車場は、正面から左へ進みます。途中に研究所来場者向けの身障者用駐車区画があるのでそこに停めるか、科学館に近い場所がよければ、研究所東側駐車場奥の駐車スペースが便利です。駐車場は無料で、収容台数は50台以上あります。

車を停めて科学館へ向かいます。歩道はフラットで、エントランスはスロープ構造です。車椅子での移動に問題はありません。

館内に入ります。記帳などの受付事務はありません。出入口右手がミュージアムショップ、その先にトイレがあり、広くて綺麗なバリアフリートイレがあります。

展示テーマは「オーロラ」「生物」「岩石隕石」「大気・氷」など。「歴史」コーナーでは機械遺産に認定された大型雪上車が展示されています。

2017年にリニューアルした「オーロラシアター」は、出入口の幕は開けられ、プログラム途中での出入りが自由になっていました。狭いシアターですが、空いていれば車椅子でオーロラ鑑賞ができます。

「こちら昭和基地」コーナーにはライブ映像あり。冬場であれば白夜の南極の今を見ることができます。

「体験コーナー」では、南極観測隊が使用する防寒具などを実際に着用でき、タロジロのパネル写真と記念撮影ができます。

面白い雑学系展示があります。食用として豚を南極に連れて行ったら凍死してしまったこと。愛玩ペットとして猫を連れていったこと。南極越冬隊のエピソードです。

科学館周辺には屋外展示があります。カラフト犬の像、蜂の巣岩、しらせのスクリューブレードなどです。

また科学館の横に建つ別棟は休憩所で、飲食ができます。出入口は手動ドアですが、床面はフラット構造で、可動式のテーブルと椅子が配置されています。

面白くてバリアフリーで無料の「南極北極科学館」は、車椅子で利用できる施設です。日曜日は休館、臨時休館もあります。開館スケジュールを確認して利用してください。

東京にあるユニークな博物館を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年1月の取材に基づいています)

川﨑 生田緑地の障がい者に優しいサービスをまとめてご紹介

神奈川県川崎市の「生田緑地」は、広大な敷地に多くの施設が点在しています。緑地自体はアップダウンがあり、車椅子での利用はつらいところがありますが、ご自分やご家族の体力の範囲で上手に利用すれば、身体障がいのある方も楽しめます。

そして障がい者に優しいサービスが数多く用意されています。障がい者減免制度などをまとめて紹介します。

なお本稿は2019年8月に執筆しました。その後に制度変更される可能性があります。各施設の最新情報を確認して利用してください。

○駐車料金の減免制度

生田緑地には東口と西口にそれぞれ駐車場があります。両駐車場とも、障害者手帳の提示で駐車料金が無料に減免されます。

「東口ビジターセンター」または「西口サテライト」に、駐車券と障害者手帳を提示して減免処理を受けます。受付時間は17時までです。

駐車料金の減免制度

○日本民家園

古民家が移築されている有料施設です。障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入園料が無料に減免されます。

園内にはバリアフリートイレがあります。ただし、アップダウンは強烈です。ご自身と介助者の体力に応じて利用してください。

日本民家園

○かわさき宙と緑の科学館

川崎の自然を学ぶ常設展とプラネタリウム、科学実験室などがある施設です。バリアフリーな施設でバリアフリートイレがあります。

常設展は無料。そしてプラネタリウムは有料ですが、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。

かわさき宙と緑の科学館

○岡本太郎美術館

東西どちらの駐車場からでも岡本太郎美術館までは、アップダウンを通るアクセスになります。身障者の利用を事前に連絡しておけば、美術館まで車で送迎できるように手配していただけます。ただし送迎だけで、駐車は東西駐車場の利用になります。

岡本太郎美術館の入館料は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

美術館内はバリアフリー仕様です。屋外にある「母の塔」は高さ30mのシンボルタワー。太郎の母親、岡本かの子さんがこの地に生まれ育ち、太郎も母の里帰り出産でこの地で誕生したということです。

美術館には「カフェテリアTARO」があり「TAROブレンド」や「太陽のパフェ」があります。

岡本太郎美術館

○藤子・F・不二雄ミュージアム

入館料が無料になる障がい者減免制度があります。介護が必要な障がい者は、介助者1名まで無料になります。

チケットは日時指定制で、ローソンで事前購入する制度。障がい者の場合も同様です。最初にミュージアムに希望日時を連絡し、チケットの予約をして、ローソンに行き無料券を発行します。当日は無料券と障害者手帳を窓口に提示して入館します。有料の同行者がいる場合は、有料分のチケットもミュージアムで事前予約をします。

藤子・F・不二雄ミュージアムも、岡本太郎美術館と同様に身障者に限る駐車場の特別運用があります。細かい利用ルールがあるので、来館日時が決まったら、ミュージアムに電話で連絡して利用要領を確認して下さい。館内はバリアフリー仕様です。

藤子・F・不二雄ミュージアム

○生田緑地ばら苑

ばら苑は開花の季節だけ開園します。元は向ケ丘遊園地で、現在は生田緑地の一部になりました。入苑は無料で「ばら苑募金」への協力がお願いされます。

ばら苑専用の独立した有料駐車場があり、更に身障者専用の無料駐車場があります。

一般駐車場は山の下にあり、そこから坂登りと階段登りをしてばら苑に向かいます。身障者用駐車場は、身体障害者手帳をもっている障がい者だけの専用駐車場で、ばら苑のすぐ横にあります。正面入口の誘導スタッフに相談して誘導を受けてください。ばら苑内に、バリアフリートイレがあります。

生田緑地ばら苑

生田緑地内の施設には、障がい者向けの様々なサービスがあります。

※本稿の一部の写真は、生田緑地HPのフォトギャラリーにある、自由な利用が許諾されている写真を使用しています。