銀座資生堂ギャラリー 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

現存する最古の画廊 銀座資生堂ギャラリー バリアフリー情報

東京都中央区銀座八丁目。中央通りに面する銀座資生堂ビルの地階にある「銀座資生堂ギャラリー」は、車椅子で観覧できるギャラリーです。

「銀座資生堂ギャラリー」の展覧会は入館無料です。原則として月曜日は休館で、展示替え期間も休館になります。スケジュールはHPなどで公開されています。地階フロア内はフラットで車椅子での観覧に問題はありません。

入館無料、休館日あり

「銀座資生堂ギャラリー」の魅力の一つは5ⅿの高い天井です。大型のアート作品の展示が可能で、空間を利用した表現も出来ます。

現ギャラリーは2001年にリニューアルオープンしました。資生堂ギャラリーは1919年のオープン。現存する日本で最古の画廊ということです。

ギャラリーへの階段入口は、花椿通りに面したドアの先にあります。このドアは手動ドアなので、車椅子では中央通りに面した正面入口の利用が便利です。

正面入口が自動ドア

ビル内に入ると2基のエレベーターがあるので、地階へ下ります。

正面入口が自動ドア

正面入口が自動ドア

ギャラリーへの階段を利用すると、途中に踊り場があり、その周辺に作品が展示されていることがあります。車椅子では階段途中にある踊り場周辺の作品は鑑賞できません。

エレベーターを下りるとすぐに受付があり、展覧会にもよりますが、ここで簡単な来場者アンケートを行います。そして展覧会の資料をいただき、簡単な鑑賞ルールの説明をうけます。

5名以上の団体の場合は事前申込制で、展覧会担当者に解説をしていただくことができます。

今回取材時は「第13回資生堂アートエッグ」が開催中。新進アーティストの公募プログラムです。ギャラリーの高い空間を活かした独創的なプランが多数提案されたということです。

取材時の展覧会

銀座資生堂ギャラリーは、階段途中の踊り場に展示があると車椅子では鑑賞できませんが、それ以外はすべて車椅子で観覧できるバリアフリーなギャラリーです。

(本稿は2019年7月の取材に基づいています)