東京都千代田区丸の内の明治生命館に、静嘉堂文庫美術館は2022年10月に移転開館しました。東京駅と有楽町駅から徒歩5分の案内、丸の内パークインの地下駐車場もあります。地下駐車場からエレベーターで明治生命館がある1Fへ直行できます。
明治安田生命ビル及び商業施設「丸の内MYPLAZA」はバリアフリー施設なので、車椅子でのアクセスに大きな問題はありません。丸の内仲通り、または皇居前日比谷通りからアクセスできます。少し分かりにくいルートですが、東京駅からKITEEなどのビルを経由して地下ルートでも直結します。詳しくは別稿をご参照ください。
明治安田生命ビル内に保存される重要文化財「明治生命館」の1Fが静嘉堂文庫美術館です。現在のところ観覧は事前予約制です。また美術館内に一般用も含めてトイレはありません。入館前に明治生命館や丸の内MYPLAZAのバリアフリートイレを借りてください。
静嘉堂文庫美術館は観覧料の障がい者減免制度があり、本人は半額以下、介助者1名は無料に減免されます。貸出用の車椅子は入館手続き時に受付に申告して借ります。
展示室はワンフロアで「ホワイエ」を中心に展示室が4室あります。いずれもフラットな構造で車椅子での観覧に大きな問題はありません。事前予約制ですが今回館内はそれなりの混雑、国宝「曜変天目」の車椅子での観覧は、少し苦戦しました。
6点の国宝を所蔵する美術館です。無料エリアにあるミュージアムショップでは、所蔵品に由来するユニークなグッズが販売されています。ミュージアムショップはあまりスペースに余裕がないお店で、今回は店内が混雑していたため、車椅子での入店は諦めました。開館直後ということもあり混雑していましたが、静嘉堂文庫美術館は車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。
美術館のホワイエから、明治生命館2Fが部分的に見えます。現時点では明治生命館自体は休館が続いています。明治生命館の情報は別稿をご参照ください。
(本稿は2022年10月に執筆しました)