静かな環境で、車椅子から楽しめる一本桜を紹介します。
茨城県常陸大宮市の西方寺は、法然上人の道場と伝えられる古刹。その境内に見事な一本桜があります。境内はフラットなので、車椅子で鑑賞できます。
アクセスは車が便利です。境内への入口に続く参道の、一本横の道の奥に、墓参者用の駐車場があります。また境内には駐車場はありませんが、フラットで広いスペースがあるので、空いている状況であれば、短時間車を停めても迷惑ではない環境です。
本堂の前に見事な枝垂れ桜があります。樹齢は不明ですが、おそらくは100年を超える古木と思われます。
一本桜の周囲は未舗装ですが、フラットで固い路面なので、車椅子での移動は可能です。様々なポジションから、枝垂れ桜の美を楽しめます。
一本桜ファンの間では人気の高い銘木です。開花中の好天の日には、それなりの数の観桜客があるようです。それでも人混みが気になるほどの混雑になることは、滅多にありません。
境内全般地形はフラットなので、段差箇所を避ければ、車椅子で移動にできます。由緒ある古刹です。本堂をはじめ、境内にはお参りする価値のある地蔵、彫像などが多々あります。
常陸大宮市の美和地区にある「道の駅みわ」を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2020年4月に執筆しました)