東京都中央区の東京スクエアガーデンは、車椅子で利用しやすい施設です。一般商業フロアを中心に、現地のバリアフリー状況を紹介します。
片倉工業旧本社ビルなどを中心に再開発されたビルで、2013年の竣工です。B1から3Fまでが一般商業フロアで、4Fから6Fまでがコンベンションホール、医療機関があります。数多くのグルメ店、物販店があるのはB1から2Fです。
3Fはテラス型の植樹スペース「京橋の丘」があり、「都市のオアシス」に認定されています。「都市のオアシス」3Fの「京橋の丘」は、車椅子で利用出来るバリアフリー仕様です。

京橋駅とB1で直結します。全く段差のない、フラットな連絡路があります。また機械式の地下駐車場があります。一部のショップでは利用金額に応じた駐車料金サービスがあります。

B1から3Fまでの各フロア内は段差の無いフラット構造で、バリアフリートイレは各階にあります。
エレベーターは1Fから3Fは2系統、B1から3Fが1系統あります。館内のメイン動線がエスカレーターなので、ほとんどの場合、混まずにエレベーターを利用できます。

物販店は車椅子で利用できます。グルメ店は、一部のお店で店内通路が狭い箇所がありますが、多くのお店は一般的な車椅子なら利用可能な構造です。入口はフラットで広く、お座敷席がない、通常の高さのテーブルと椅子席のお店がほとんどです。ただし個々のお店の状況は、個別に確認してください。またグルメ店の多くは、日曜祝日は休業です。

東京スクエアガーデンの一般商業フロアは、スペースに余裕があり、小さな段差もなく、車椅子で移動しやすい構造です。
別稿で「京橋エドグラン 明治屋京橋ストアー 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2019年10月に加筆修正しました)