大手町「OOTEMORI」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都千代田区大手町。大手町タワーの地下フロアは商業施設「OOTEMORI」。2014年に誕生した車椅子で利用できる施設です。車椅子での動線を中心に現地のバリアフリー状況を紹介します。

おいしい森オーテモリ、大手町

施設の全体概要です。大手町タワーのB2とB1フロアが「OOTEMORI」です。B2にはグルメ店、物販店、サービス店など、合計で29テナントが入ります。またB2は、東西線の大手町駅と丸の内線および半蔵門線の大手町駅への乗り換え連絡通路でもあります。

施設の全体概要

B1にはクリニック、薬局、CVS、ネイルサロンがあります。また巨木が植栽された「大手町の森」に通じます。施設全般バリアフリーで、各フロア内はフラットな構造です。施設のコピーは「木々と光に包まれて。おいしい森オーテモリ、大手町」です。

施設の全体概要

バリアフリートイレと授乳室の状況です。バリアフリートイレはB2とB1に各1つ用意されます。またB2には授乳室があります。

アクセスの状況です。大手町駅と直結、東西線の大手町駅の改札がある「永代通り」地下の通路と、2か所の出入口で連絡します。

大手町駅と直結

2か所とも地下鉄連絡通路と「OOTEMORI」B2間は段差があり、メインルートはエスカレーターですが、エスカレーターの横にエレベーターがあり、車椅子で問題なく移動できます。

エスカレーターの横にエレベーター

エスカレーターの横にエレベーター

三田線および千代田線の大手町駅からのアクセスも、同様に「永代通り」地下の通路からになります。

丸ノ内線大手町駅からの地下連絡通路は、「OOTEMORI」B2へ下りる箇所がエスカレーターだけでエレベーターがありません。車椅子で移動できない動線です。

エスカレーターだけでエレベーターがありません

丸ノ内線および半蔵門線の大手町駅からは、地上からアクセスするか、地下通路の場合は千代田線大手町駅方面から迂回して、「永代通り」地下の通路にまわってください。

大手町タワーには有料地下駐車場があります。ただしショップの利用による駐車料金の減免サービスは現在のところありません。

B2フロアのバリアフリー状況です。フロア内は広くてフラットな通路があり、車椅子での移動に問題はありません。前出の通り、丸の内線大手町駅方面への連絡通路だけは、車椅子で利用できません。中央部は1Fまでの吹き抜け空間で、広々とした印象を受けます。クリスマスツリーの展示など、イベントスペースも兼ねる空間です。

B2フロアのバリアフリー状況

テナント店舗のバリアフリー状況はそれぞれで、一部のグルメ店は足の長い椅子席が中心で車椅子に不向きな内装です。利用したい店舗がある場合は、事前に照会して店内状況を確認することをお薦めします。

B2フロアのバリアフリー状況

また土日の営業は各店舗によります。HPに各店舗別の営業情報案内があります。

B2フロアのバリアフリー状況

B1フロアのバリアフリー状況です。B2フロアから2系統のエレベーターでB1へ移動できます。

B1フロアのバリアフリー状況

「大手町の森」はB1から1Fへかけて崖のような斜面を造作しています。

B1フロアのバリアフリー状況

B1フロアから森にでると、崖の下から森を見上げることになります。

B1フロアのバリアフリー状況

このフロアの動線もフラットで出入口は自動ドアです。車椅子での移動に問題はありません。

B1フロアから隣接する「大手町ファーストスクエア」の地下に直結します。

隣接する「大手町ファーストスクエア

このルートも段差はなく車椅子での移動は可能です。

隣接する「大手町ファーストスクエア

大手町「OOTEMORI」は、丸ノ内線大手町駅からの地下連絡通路だけは段差があります。また一部グルメ店は車椅子向きではない内装です。施設全体は車椅子で利用できるバリアフリー施設で、「大手町の森」の植栽は車椅子で鑑賞できます。

「OOTEMORI」から地下通路を通り、丸の内に車椅子で移動できます。詳しくは別稿「車椅子で行く丸の内~雨の日OK地下通路バリアフリー情報」をご参照ください。

(本稿は2019年9月の取材に基づいています)

大手町よいまち 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都千代田区大手町1-1にある「大手町よいまち」は、車椅子でアクセスできる地下グルメタウンです。アクセス方法を中心に現地のバリアフリー状況を紹介します。

大手町よいまち

2017年2月に開業した施設です。大手門タワー・JXビルと大手町パークビルが地下で連結しています。

施設の全体概要

大手門タワー・JXビル側に3軒のグルメ店とCVS。大手町パークビル側に14軒のグルメ店が入ります。店舗の枠を超えて利用できる立ち飲みゾーン「たまり場」があるのが特徴です。

施設の全体概要

皇居を臨む1Fには「ホトリア広場」があり、バリアフリーな公開空地とグルメ店1軒があります。

バリアフリートイレは、大手門タワー・JXビルと大手町パークビルのB1それぞれに1つ用意されています。

施設の全体概要

大手町駅はバリアフリー改良が進んでいます。「大手町よいまち」と大手町駅は、大手町パークビルの地下で直結します。

大手町駅直結

駅通路と「大手町よいまち」がある大手町パークビルB1とは高低差があり、一般通路はエスカレーターを利用しますが、別にエレベーターがあるので車椅子でも問題なく駅から直結できます。このエレベーターは、大手町パークビルの地下駐車場から1Fまでをつなぎます。

大手町駅直結

大手門タワー・JXビルと大手町パークビルには、丸の内パークインの地下駐車場があります。

どちらも一般利用は機械式ですが、平置きの身障者用駐車区画の用意もあります。また土日祝日は機械式駐車場の運用を中止して、全車平置き駐車場に誘導されることがあります。駐車場スタッフに車椅子利用を相談して誘導を受けて下さい。どちらのビルの地下駐車場からでも、車椅子で問題なく「大手町よいまち」にアクセスできます。

地下駐車場からの連絡

「たまり場」のバリアフリー状況です。平日の夕方から、「たまり場」が利用できます。「たまり場」は大手町パークビル側に用意されています。

たまり場は大手町パークビル側

基本的に立ち飲みのための施設なので、テーブルも立ち飲み用です。車椅子では高さが合いません。

たまり場のバリアフリー状況

ただし一部のお店で独自に用意しているテーブルの中には、車椅子で利用できそうなテーブルもあります。

たまり場のバリアフリー状況

グルメ店内のバリアフリー状況です。合計で17店舗あるグルメ店の店内は、必ずしも車椅子向きの内装ばかりではありません。

店内も立ち飲みの店、足の長い高い椅子席の店、店内通路が狭いお店などがあります。利用したい店舗がある場合は、事前に店内状況を照会することをお薦めします。

グルメ店内のバリアフリー状況

土日は休業する店舗が多いので、利用の際には事前に各店舗に営業状況を確認してください。HPなどでの一括した営業情報の提供は、現時点ではありません。

土日の営業状況

「大手町よいまち」は、車椅子でのアクセスは抜群です。「たまり場」や各店舗の利用の可否は、その人の障がいの状況によります。

「大手町の森」と「OOTEMORI」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年9月の取材に基づいています)

読売新聞本社ギャラリー「ユーミン パネル展」バリアフリー情報

デビュー45周年を記念した「読売新聞・報知新聞が報じたユーミンの45年」展が、東京都千代田区大手町の読売新聞本社で2017年11月10日から12月20日まで開催されました。

会場には来場した際のユーミン本人のコメントが掲示されています。「歴史上の人物になったみたい」とのことです。

会場の読売新聞本社3Fギャラリーは車椅子での利用が可能です。1F正面玄関から入館。健常者は3F直通エスカレーターの利用。1F奥にエレベーターがあります。

3Fフリーエリアにはバリアフリートイレがあります。2013年竣工のビルなので、バリアフリー面での大きな問題はありません。

3Fギャラリーは吹き抜け回廊を利用した空間。その壁面と吹き抜け側に40点のパネル展示。紹介された記事の本数は70本。デビュー、結婚、豪華ステージなど、その時代のユーミンを象徴する記事が選ばれ、パネル展示されています。客層の中心は中高年。活字文化に慣れている世代です。違和感なくアナログな展示を見学しています。

昨今、スポーツ新聞の見出しを見る機会も、滅多になくなりました。紙媒体としての新聞が、メディアとして輝いていた時代を振り返る企画でもあります。こんなに多くの新聞見出しに触れたのは実に久しぶり。3Fには新聞の歴史などを紹介する常設コーナーもあります。

新聞社内ですが出入り自由なギャラリーです。本展は入場無料。読売新聞本社ギャラリーは、日曜祝日は原則休館です。

隣接する商業施設「大手町 OTEMACHI ONE」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。