三田の魚籃坂にある魚籃寺 車椅子お参りガイド バリアフリー情報

東京都港区三田。魚籃坂の中ほどにある寺院です。創建は1630年。この地に移転したのは1652年と伝えられる浄土宗のお寺です。

魚籃坂にある魚籃寺 車椅子でお参り

白金高輪駅から徒歩7分の案内。一般参拝者用の駐車場はありません。坂の途中にあるので、お参りには必ず傾斜路を通ります。魚籃坂は元気な介助者いれば、通行できるレベルの傾斜です。

趣のある山門をくぐり境内へ入ります。多少傾斜がある路面を通過すると、境内はほぼフラットな路面です。

魚籃坂にある魚籃寺 車椅子でお参り

境内は舗装通路と未舗装ですが固い路面なので、ほぼ全域を車椅子で移動できます。

魚籃坂にある魚籃寺 車椅子でお参り

ご本堂は一段の上。車椅子では段の手前からのお参りになります。ご本尊は「魚籃観世音菩薩」です。

魚籃坂にある魚籃寺 車椅子でお参り

塩地蔵の手前は少し路面が荒れていますが、車椅子でかなり近づいてお参りができます。高輪が海だったころ、海中から出土したお地蔵様と伝えられます。

魚籃坂にある魚籃寺 車椅子でお参り

歴史を感じる山門、本堂など、境内は魚籃坂周辺の環境とは全く違う空気が流れています。三田の魚籃寺は、坂道を通りますが車椅子でお参りができるお寺です。

近隣に五重塔がある寺院「慈眼寺」があります。別稿で紹介していますのでご参照ください。

(本稿は2020年5月に執筆しました)

五重塔がある三田の寺院 慈眼寺 車椅子お参りガイド バリアフリー情報

東京都港区、白金高輪駅から徒歩10分、慈眼寺は国道1号線に面しています。このような都心に五重塔があります。創建は1593年。この地には1635年に移転したと伝承されています。

一般参拝者の駐車場はありませんが、墓参者用の駐車場はあります。

国道の歩道から山門をくぐります。石畳風の舗装路ですが、デコボコは小さく車椅子で移動できます。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

広くはない境内ですが、多種多彩な石像があり目を奪われます。山門の前には子象。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

その横には帽子をかぶったお坊様。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

お掃除をする小僧がいます。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

托鉢僧の姿も。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

そして仏の立像と小さな鐘楼。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

菩薩像とその後ろに五重塔。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

五重塔は2014年に建てられたそうです。サイズはミニですが、しっかりとした造形で、装飾は見事。中には仏様が安置され、拝むことができます。

三田の寺院 慈眼寺 車椅子でお参り

境内は多少路面が荒れて車椅子での移動に気を遣う箇所がありますが、ほぼすべての仏様や地蔵様にお参りすることができます。

都心に建つ最新の五重塔、そして数々の仏像がある寺院。慈眼寺は車椅子でお参りができるお寺です。

三田の魚籃坂には「魚籃観世音菩薩」をご本尊とする「魚籃寺」があります。別稿で紹介していますのでご参照ください。

(本稿は2020年5月に執筆しました)