車椅子で行く秩父 西武秩父祭りの湯 バリアフリー情報

埼玉県秩父市。西武秩父駅直結の「西武秩父駅前温泉祭りの湯」は、2017年に誕生した日帰り温泉施設で、土産コーナーとフードコートは車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年11月の取材に基づいています。

西武秩父祭りの湯

○駅直結の日帰り温泉

西武秩父駅直結ですが、駐車場があるので車での利用も便利です。専用駐車場が満車で提携駐車場を利用しても、ややラフな路面や緩やかな傾斜路はありますが、車椅子での移動はそれほど辛くはありません。施設利用による駐車料金の減免サービスがあります。

西武秩父祭りの湯

○温泉内は車椅子不可

2017年の施設ですからバリアフリー設計です。温泉棟は2フロア構造で温泉は2F。エレベーターがあります。

館内は土禁で靴を脱いで利用します。車椅子利用者は、館内専用の車椅子に乗り換えての利用。杖は消毒をして館内で利用できます。

1Fの食事処は、広くてフラットなレストラン。2Fお風呂内の車椅子利用は不可。無駄な段差は少なく手摺があるなど、今どきの一般的なバリアフリー対応はあるので、介助歩行が可能な人なら入浴できます。

西武秩父祭りの湯

○プレミアムラウンジで宿泊可

有料の半個室タイプの「プレミアムラウンジ」があり、座席指定のリクライナーでゆっくりくつろげます。週末はここで宿泊することも可能。ただし車椅子利用者への特別な配慮はない設計です。

西武秩父祭りの湯

○物販エリアはバリアフリー

温泉施設以外に、入場無料の物販施設とフードコートがあります。

物販施設は「ちちぶみやげ市」。駅前から繋がる屋内施設です。施設内はフラットで、店内通路幅は余裕のある設定。車椅子での買い物は可能です。綺麗な障害者用トイレの用意があります。

電車利用のお客さんが多いので、レッドアロー出発時刻前は、レジが集中的に混雑する傾向があるようです。

西武秩父祭りの湯

○フードコートは混雑次第

物販エリアの先はフードコート「呑食処祭の宴」。「わらじかつ」のお店など7店舗と、専用テーブル席がある焼肉屋が入ります。

フードコートの設計はフラットでバリアフリーですが、一般的な通路幅なので、混雑時は奥のテーブルには車椅子では行くことが出来ません。またお店から買った商品を車椅子で運ぶ、特別なツールの用意はありません。空いていれば、車椅子での利用は可能なフードコートです。

西武秩父祭りの湯

日帰り温泉の入浴は、車椅子のための特別な設備はありません。物販施設はバリアフリーで、フードコートは空いていれば車椅子で利用できます。新しい施設なので「西武秩父駅前温泉祭りの湯」は、とても綺麗です。

車椅子で行く深谷 道の駅はなぞの バリアフリー情報

埼玉県深谷市。花園インター近くにある「道の駅はなぞの」は、とても人気のある施設ですが、設備は古さと新しさが同居します。車椅子から見た現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年11月の取材に基づいています。

○週末はすぐに満車に

周辺の国道140号沿いはロードサイドショップが立ち並ぶ商業エリア。隣接する「JA花園」の産直ショップと併せると駐車場は600台以上の収容がありますが、週末はすぐに満車になり駐車スペースの確保に苦戦します。

障害者用駐車スペースは、「道の駅はなぞの本館」前ではなく、24時間利用可の外トイレの先に9台分用意されます。

道の駅はなぞの

○2017年グランドリニューアル

「道の駅はなぞの」は1998年に開業しました。そして2017年に大規模な改装を実施してグランドリニューアルオープン。「道の駅はなぞの本館」の内部は大幅に変わりました。

隣にJA産直ショップがあるので、農産物の扱いはありません。深谷の名品が並び、地元人気パン屋が出店、深谷市のキャラクター「ふっかちゃん」のミュージアムなどがあります。

道の駅はなぞの

○本館のバリアフリー状況

「道の駅はなぞの本館」は2F構造で、エレベーターあり。障害者用トイレは1Fに用意。フロア内はフラット構造で、ショップの通路幅は広くはありませんが車椅子通行は可能。ただし混雑すると、車椅子での移動は苦戦します。

道の駅はなぞの

○屋台の展示は健在

館内には「深谷小前田屋台まつり」で使用される屋台が展示されています。1F2F両フロアから見学出来ます。

道の駅はなぞの

○休憩所はメイン施設

2017年にグランドリニューアルしましたが、元々は1998年の施設なので、最近の道の駅とは施設の設計が違います。「道の駅はなぞの本館」の横にある独立棟の「休憩所」と「外トイレ」は開業当初のメイン施設です。施設内の動線は「休憩所」を中心に設計されています。

道の駅はなぞの

○主な段差箇所

障害者用駐車区画や第一駐車場からは、「休憩所」を目指して移動してください。車道と施設内歩道は段差があるので、直線的に「道の駅はなぞの本館」を目指すと段差があります。

また第二駐車場から、あるいは隣のJA産直ショップからのルートは、道を選ばないと車道と歩道を区分けする段差にあたります。

施設敷地内の「花時計公園」への移動も同様。段差回避箇所を選んで通行してください。

また「道の駅はなぞの本館」1Fの「休憩所」側の出入口は、車椅子では乗り越えることが難しい段差があります。

道の駅はなぞの

○本館内部以外は昔のまま

2017年の大規模な改装は、「道の駅はなぞの本館」のショップ内のリニューアルが中心で、施設敷地内の段差構造は、1998年の開業当初からほとんど変わっていません。「道の駅はなぞの」は、設備的に古さと新しさが同居する道の駅です。

隣接する「JA花園」の産直ショップが地元の人に大人気で、集客力があります。周辺は地域一番のロードサイド商業集積エリア。「道の駅はなぞの」の駐車場は混みます。車椅子利用者は、なるべく混雑のピークをずらした利用をお薦めします。

車椅子で行く長瀞 埼玉県立自然の博物館 バリアフリー情報

埼玉県長瀞町にある「埼玉県立自然の博物館」は、車椅子で利用できる博物館で、カエデの森は車椅子で紅葉狩りが楽しめます。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年11月の取材に基づいています。

○無料駐車場あり

場所は観光地長瀞。電車利用の場合「上長瀞駅」から約300m。距離は短いのですが、アップダウンや路面にデコボコがあるので、車椅子利用者は車の利用が便利です。

無料駐車場があり、障害者用駐車区画が2台分用意されています。名勝長瀞の岩畳や「月の石もみじ公園」に近く、付近には民間有料駐車場が複数あります。博物館の無料駐車場は、博物館見学時間だけの利用がマナーです。

埼玉県立自然の博物館

○障害者減免有り

無料駐車場からフラットな舗装通路で博物館入口まで行くことができます。入館料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。入口にある受付で入館手続きをおこなってください。

埼玉県立自然の博物館

○障害者用トイレあり、エレベーターあり

館内は2F構造で、フロア内はフラットです。障害者用トイレは1Fにあります。

1Fが常設展示フロアで、2Fが企画展示フロア。エレベーターがあるので、車椅子での上下階移動は可能です。

埼玉県立自然の博物館

○ホールには巨大なサメ

エントランスホールの上空には巨大なサメの復元模型を展示。埼玉県が海だった時代に生息していた「カルカロドンメガロドン」です。全長12m、世界最大級の復元模型ということです。

埼玉県立自然の博物館

○恐竜「ガリミムス」の骨格

常設展示は「地学展示ホール」「古秩父の地層と化石」「「生物展示ホール」と続きます。いずれもバリアフリーで車椅子での見学に大きな問題はありません。

かつて埼玉の地で活動した、恐竜「ガリミムス」や「アケボノゾウ」の骨格展示などがあります。

埼玉県立自然の博物館

○屋外はカエデの森

博物館には無料で入場できる野外展示観察園「カエデの森」があります。20種類ほどのカエデやメタセコイアの巨木があります。

埼玉県立自然の博物館

埼玉県立自然の博物館

ここは紅葉の名所。観察園内はバリアフリー散策路があり、車椅子で紅葉狩りが楽しめます。紅葉は隣接する「月の石もみじ公園」へと続きますが、ここは未舗装で段差がある公園です。

埼玉県立自然の博物館

埼玉県立自然の博物館

埼玉県立自然の博物館

「埼玉県立自然の博物館」は1981年に開館。外観は古い印象の施設ですが、車椅子での利用は可能です。野外展示観察園「カエデの森」は、車椅子で長瀞の紅葉を楽しめる施設です。