ふかや花園プレミアム・アウトレット 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県深谷市に2022年開業した「ふかや花園プレミアム・アウトレット」。新しい施設なので車椅子で利用できるバリアフリーなアウトレットです。

他のプレミアム・アウトレットと同じく店舗の出入口は手動ドアで、ドアの下に小さな段差がある構造ですが、多くの店舗はドアを開放して、段差解消スロープを設置しています。また横断歩道と歩道の段差が解消されているなど、車椅子での利用に大きな問題はありません。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

車椅子での利用上、知っていると役立つ情報を2つ紹介します。身障者用駐車スペースが集中的に設置されているのは「P2」です。車でアクセスした場合は、P2駐車場に進んでください。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

P2駐車場から道路を横断してアウトレットに向かいます。移動ルート上に気になる段差はありません。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

アウトレット内にトイレは7か所あり、すべてにバリアフリートイレが用意されています。これらのトイレ使用状況をリアルタイムで案内する掲示板が設置されています。トイレ掲示板を参照して、利用するトイレを選択してください。

ふかや花園プレミアム・アウトレット

ふかや花園プレミアム・アウトレットはバリアフリー施設。身障者用駐車スペースは、P2に設けられています。

(本稿は2025年10月に執筆しました)

隣接する「深谷テラスパーク」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

深谷市 渋沢栄一記念館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

渋沢栄一氏は現在の深谷市の出身。生家のすぐ近くに平成7年に開館した無料公開されている記念館です。記念館の北側テラスにある巨大な渋沢栄一像は、論語を手に赤城山を望んでいます。

約180台を収容する広い来館者用無料駐車場があります。身障者用駐車スペースは、一般駐車場内とエントランスの横に設けられています。

渋沢栄一記念館

エントランスへは段差回避スロープを通ります。緩やかな角度のスロープです。

渋沢栄一記念館

入口は自動ドアです。検温、手指消毒をして受付に進み、簡単な記帳をして入館します。

渋沢栄一記念館

体育館であったスペースで、渋沢栄一氏の仕事と生涯を紹介するDVDがリピート放映されています。先に映像を見てから展示室を見学したほうが、理解が深まると思います。

渋沢栄一記念館

展示室には様々な資料が展示されています。解説スタッフがいらっしゃるので、展示内容に関する質問ができます。通常の見学コースは1F展示室中央部の螺旋階段を上がり2Fへ進み、別の階段で1Fに戻ります。

渋沢栄一記念館

車椅子利用者は1F展示室の入口からいったん出て、エレベーターで2Fへ上がります。

渋沢栄一記念館

2Fは小さな展示室と渋沢栄一氏の肉声が聞ける展示マシン、別室ではアンドロイドによる渋沢栄一氏の講義の再現が楽しめます。

渋沢栄一記念館

バリアフリートイレは1Fと2Fにあります。下の写真は2Fのトイレです。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器が備えられています。深谷市の渋沢栄一記念館は、車椅子で見学ができる施設です。

渋沢栄一記念館

渋沢栄一氏にゆかりのある深谷市の「誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設」のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年12月に執筆しました)

埼玉県農林公園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

1988年に開園した埼玉県深谷市にある公園です。面積は約15.9ha、広い芝生広場と遊歩道、農業体験ができる野菜園や果樹園、体験型の木工教室などがあり、ミニSLが走り、ガーデニングショップ、農産物直売所、飲食店が営業しています。

アクセスは車が便利で、複数箇所に分かれて合計380台を収容する無料駐車場があります。身障者用駐車スペースも複数か所に設けられています。農産物直売所の近くの駐車場には2台分あります。

埼玉県農林公園

農林センター側の駐車場には4台分の身障者用駐車スペースが設けられています。

埼玉県農林公園

主要な施設のバリアフリー状況です。農産物直売所はフラットな構造でスペースに余裕があるお店です。店内の通路は車椅子で移動できる幅が確保されています。車椅子で買い物ができるお店です。HPでは「埼玉県産農産物のPRと消費拡大を推進するため設置」したと案内されています。

埼玉県農林公園

ガーデニング専門店「大扇」はフラットな構造で、車椅子で買い物ができるお店です。出入口は段差解消されています。

埼玉県農林公園

販売だけではなくガーデン教室が定期的に開催されているそうです。

埼玉県農林公園

飲食店は「手打ちうどん咲楽屋」、「石窯焼きピザ金太郎」、「ジェラート工房四葉のクローバー」が営業しています。「手打ちうどん咲楽屋」は店内にも席がありますが、いずれの店舗も広場のフリーテーブル席などでテイクアウトメニューをいただくことが出来ます。3店舗とも良い席を選べれば車椅子で利用できるお店です。

埼玉県農林公園

広場に隣接する「情報館のぴあ」内にも、フリーテーブル席が配置されています。

埼玉県農林公園

木工教室が開催される「木工文化館」は段差解消された建物です。館内のトイレは一般用だけでバリアフリートイレはありません。

埼玉県農林公園

館内に靴を脱いで遊ぶ屋内型広場があります。木製遊具がある子供向けの施設です。

埼玉県農林公園

農林センターは大きな建物で、館内にエレベーターがあります。

埼玉県農林公園

段差迂回スロープがある出入口は自動ドアです。

埼玉県農林公園

館内にバリアフリートイレがあります。スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

埼玉県農林公園

バリアフリートイレは「情報館のぴあ」近くの公衆トイレにもあります。

埼玉県農林公園

外観は古い印象を受けるトイレですが、スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

埼玉県農林公園

農業体験はバリアフリーではありませんが、埼玉県農林公園は車椅子で散策、買い物、食事ができる施設です。

深谷市に2022年に誕生した「深谷テラスパーク」の農業体験施設「ヤサイな仲間たちファーム」のバリアフリー状況を別稿で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年10月に執筆しました)