1991年に開館した山梨県南アルプス市の市立美術館は、車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。
アクセスは車が便利で来館者用の駐車場が用意されています。一般駐車場は県道42号線から入ります。
身障者用駐車スペースは一本裏の道から利用します。初めての方はわかりにくいので、事前に美術館に連絡をして利用方法を確認することをお薦めします。
駐車場から美術館のエントランスまではフラットな舗装路面です。
出入口はフラットな構造の自動ドアです。
南アルプス市立美術館は展覧会のよって観覧料が変わりますが、ほとんどの展覧会は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。
展示室は2Fと1Fにあり、いずれもフラットな構造の展示室です。今回は「シャガール展」が開催されていました。会期は2022年10月1日か11月27日まで。すべての展示作品を車椅子から観覧できました。
館内には普通サイズのエレベーターが1基あります。
バリアフリートイレは1Fにあります。変形個室でウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。
南アルプス市の歴史と文化を学べる「ふるさと文化伝承館」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2022年10月に執筆しました)