東京都杉並区の高円寺には、その名称のお寺があります。創建は1555年という古寺です。
場所は高円寺駅南口から徒歩5分ほど、多少の坂道はありますが大きなアップダウンはなく車椅子で移動できます。高円寺には参拝者用の駐車場はありません。
「高円寺前」という交差点がある道から、参道が始まります。参道はフラットな舗装路です。
そして細い生活道路に出ます。道を渡ると山門があります。山門は通行止めで、その横から境内に進みます。
山門から先の参道は、見事な楓が覆う樹木の道です。距離は短いですが趣のある参道で、紅葉の名所です。
参道から境内にかけて、路面はフラットな舗装路で、車椅子での移動に問題はありません。
境内は写真撮影禁止です。見どころは2つ。本堂外側を飾る鬼瓦や彫り物装飾は見事です。そして本堂の横に並ぶ稲荷社の鳥居は、龍が彫られた「双龍鳥居」です。
境内はほぼ舗装路で、本堂、稲荷社の鳥居ともに、車椅子でお参りができます。
御朱印の受付はなく、観光化されていない寺院ですが、楓並木の参道から境内にかけて、独特な風情のある古寺です。
高円寺にはお天気の神様「気象神社」が鎮座してます。別稿で詳しく紹介しているのでご参照ください。
(本稿は2020年5月に執筆しました)