東京都墨田区の東京都横綱町公園には、関東大震災と東京大空襲の被害者のための「東京都慰霊堂」、資料館「東京都復興記念館」、そして日本庭園などがあり、いずれも改修されて車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

来園者用の専用駐車場はありません。JR両国駅からは徒歩10分の案内。大江戸線両国駅からも、エレベーター出口を利用すると同じくらいの距離になります。

正門は清澄橋通りに面しています。公園入口は他にもあり、いずれも車椅子で通行できます。

「東京都慰霊堂」の周囲は深い砂利路面です。

そのなかに舗装通路があり、主要な施設にはすべて車椅子で移動することが出来ます。

東京都慰霊堂の状況です。正面入口は階段ですが、段差回避スロープがあります。車椅子で利用しやすい緩い傾斜のスロープです。

慰霊堂内はフラット構造で車椅子のお参りは可能です。

巨大な祈りの空間が広がるお堂です。

東京都復興記念館のバリアフリー状況です。昭和6年に開設された施設で、入館無料です。

正面入口は階段ですが段差回避スロープがあります。

このスロープも車椅子で利用しやすい緩い傾斜です。

入口のドアは車椅子で通過しにくいタイプの手動ドアです。今回取材時は、車椅子をみたスタッフがドアを開けてくださいました。

館内は改修されてバリアフリーです。2フロア構造でエレベーターが1基あります。1Fにバリアフリートイレが用意されています。

展示室内の床はフラットで、すべての展示を車椅子で見学できます。1Fは関東大震災の資料が展示されています。

2Fは東京大空襲の資料と震災の資料の展示があります。見ごたえのある貴重な資料が展示されています。

日本庭園のバリアフリー状況です。段差の無い舗装された通路があり、段差箇所を避ければ庭園内を車椅子で散策できます。

隣接する「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」まで、舗装路を通り車椅子で行くことが出来ます。

この碑は上部が花壇です。花壇のデザインは、毎年都内の小・中・高校生から公募し、優秀作品4点が春夏秋冬の花壇デザインに採用されています。

「東京都慰霊堂」、「東京都復興記念館」、そして日本庭園は、車椅子で利用できます。横綱町公園は、歴史の長い公園ですが、バリアフリーに改修されています。
別稿で「東京両国 車椅子お散歩コース バリアフリー施設情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2019年10月の取材に基づいています)